作品投稿掲示板 - B-REVIEW
お知らせ

十一月分フル選評   

作成日時 2018-12-01
コメント日時 2018-12-16

前述ビーレビさんで活動されていらっしゃる、筆者様各位へ。 全体の感想として今しか書け無い作品を書いていらっしゃる方が多数でした。人から見れば拙いと思われても、自分が書きたい事を書くんです。何事も経験です。旬(年齢に伴う作品)表現は自由です。ですが、作品には習作もあり習作も自由です。自分だけの表現を見つける事も自由です。書きたい事を捉えて、イメージを構築して、書きだす。構築した時点で不自由です。不自由な中で自由を、自分を表現するんです。 作品の中に、ひらがな表記の作品がありました。ひらがなを使うと起こる幾つかの一例をあげます。漢字の中には複数の同じ読み方ができる言葉が有ります。重複する意味を込めて扱う事もできます。詩全体の中で漢字で表せる言葉を、一つだけひらがなにすると。強調されて見えたり、よわよわしく見えたりします。ひらがなだけで文章構成をする場合には、句読点を付けるか付けないかで。作品の印象が変わります。とがった言葉を使う時に、柔らかく見えるひらがなだけで作品を書いたりもします。子供らしく書く時もひらがなだけでかいたりします。ひらがな表記を嫌う人がいらっしゃいます。ですが、その方を納得させる。惚れさせる作品を書けば良いのです。 擬音語、擬態語について書きます。自身で作った言葉でも伝わる場合も有ります。私は記号で擬音語、擬態語を表したり、半角スペースや全角スペース、濁点、半濁点を付ける事もありました。記号で円を作り、その中に言葉を書いた作品もありました。 「リフレイン、同じ言葉の重複」と「接続詞」と「括弧」と「言葉の順番による強調」と「半角全角スペース、区切る。連」については、ちゃんとした意味、作法が有ります。間違って使われていらっしゃる方を多数お見掛けしました。表現だからあえて使っていても、読み手の方で、作法に厳しい方だと、作品をどう捉えると思いますか?作法について、申し訳ございませんが、ご自身でお調べください。したい表現が行えない場合、私は無視で構わないと思いますし。私自身もあえて、間違いや、統制した言葉の連立、順番を変えて、強調や、違和感を残すことがあります。 作品は、命、心ですね。私は作品を、再誕させたり、推敲したり、眠らせています。私自身が未熟であり、筆力が伴わないから、書けない作品ばかりです。ですが、今回ビーレビさんの所へ二編、大事な作品を投稿させて頂きました。貴重なお言葉の数々、ありがとうございます。私自身の生活もありますので、これからビーレビさんでは、作品を投稿せず、感想もせず、フル選評のみになります(できないときはできないです)が、絶対に目を通していますから、作品への感想を載せる可能性もあります。皆様の詩作を見守るだけになること、悔しいですし、できることなら、皆様と御一緒に発展して、成長していきたかったです。 ビーレビ筆者様各位へは以上です。 選評へ移ります。 大賞候補作ですが、迷い迷って四作の中から選びました。白犬さんの作品「知らねーよ、ぼけ」渡辺八畳@祝儀敷さんの作品「たったひとりで伸びていったクレーンへと捧げる詩」まりもさんの作品「あなまどい」ふじりゅうさんの作品「体温」からです。 大賞候補作、ふじりゅうさんの「体温」投稿日2018年11月16日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2642 扱いやすいと思われがちな恋愛詩ですが、恋愛詩ははっきり言って共感を得にくいです。ですが大賞候補作に選出させていただいた作品ですが、全体に相手をおもう心と言葉で思い出の事を書かれています。恋愛詩は大体、自分語りに成る作品が多いです。自分語りに成るかどうかという点を考慮しましたし。恋愛ではなく、愛という広義で捉えると違います。母、友人等に置き換えた時の作用が一部分でも当たると見てみると、広く受け止められる作品です。普遍的な部分があります。作品を丁寧に仕上げていらっしゃいます。大事にされています。私自身の思い出の見方とは違う部分が最後まで興味深く拝読させて頂けました。空白や区切る、言葉の扱いに無駄がありません。男と女では脳の作りが違います。女性は感じた事全て記憶してしまう厄介な生き物です。男性でも女性と同じ脳を持つ方もいらっしゃいます。男性は大抵の辛い事、ストレスを忘れる事に長けています。社会で生きる上で必要な事ですが、仇となった脳の作り、思い出を見ているようです。男性的な作品ですね。男性からの支持、女性からの支持が得られる作品だと言えます。恋愛した子供には支持されるでしょうか?子供が読んで作品が反面教師に成れるでしょうね。 優良作、渡辺八畳@祝儀敷さんの「たったひとりで伸びていったクレーンへと捧げる詩」投稿日2018年11月27日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2694 私自身「白痴」について、ほかの作品を読んでいる。見ている為、読めました。ですが、現代では感想で書いた作品を知らない方ばかりです「白痴」を差別ではなく、新しい見方を与えられたクレーンです「白痴」を差別してはいけない差別用語だと、差別してしまっている方には、読めないでしょうし、認めもしないでしょう。作品が良くても、現代では認められない。とても残念な事です。芸術家の方の中には、世間からの評価がバッシングから始まり、世間から認められて褒められる評価に変わった方も多いです。皮肉な事に作りたい作品だけでは評価を得られないんですね。必要なことは、認められる作品でありながら、嘘偽り無く作りたい作品を提供するしかありません。結果、しっかりと作品の良い所、悪い所を書けない。事実だけが残っています。悪い点に移ります。前述した通り現代では認められない事ですね。受け入れる窓口を持たない人には、どうしようもないです。差別=差別になっているのが現代ですので、大賞候補作から外した理由の一つです。差別用語を扱っていても、魅力がそこまで無かったです。口語口調での語り口調は弱点があります。主観だけでしょうと自分には関係無いと見られる所です。今回の作品は、惚れさせる位、力がある渡辺さんだけの言葉が少ないです。どうしても読み手が選んでしまう作品に成っている点です。クレーンを知って好きに成る子供が白痴を褒め言葉だと捉えたら、問題に成ります。問題の説明と作品がどういうモノか説明する大人がいないといけません。前回の大賞候補作にあった遺影に投票した際の言葉です「前衛的で、挑戦されてある作品です」裏返してみると。読み手を無視した作品に成り得る事ですが。遺影では、死についての新しい視点の付与が素晴らしかったですし、現代から未来に向かう作品でした。今回の作品は新しい視点は良かったけれど、客観的に共感を得られない、得られ難い部分が多い点、口語口調の弱点が出ている点を含めて、優良作に選出させて頂きました。 優良作、白犬さんの「知らねーよ、ぼけ」投稿日2018年11月25日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2685 作品の中身である詩はとてもなだらかで美しいですし奥深く奥行きも有ります。詩を読み直して題名に戻ると、尖ってた言葉が文句では無い事に気付かされました。区切る、空白の使い方がお上手ですね。視点が自分本位である私もなんですが、客観的なイメージがあれば、良いです。 優良作、まりもさんの「あなまどい」投稿日2018年11月6日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2580 作品としての張り詰め方がほぐされている点、読みやすい点、読後感が優れていた作品。悪い点としては、事実から考察すべき点が、疎かになってしまっている事が、書ける人だろうにと、何故なのと思わされます。一連目が秀逸です。二連目から最後までの間に密度が足らないですね。ぼやけている点が鮮明化するとより良い作品です(張りつめず、ほぐれている言葉を殺さずにです)ひらがなを作品に扱う場合は、特に注意が必要です。私自身もひらがな表記の作品を書きますので。余計思うところがありました。眠っていく、支度の所で眠る時のぼやけかたを与えられている事は良いんです。ひらがな表記で、全体がぼやけてしまった点が、悪い点ですね。ひらがな表記で統一してよりぼやけている方が良かったです。漢字表記の所、印象を立ち上がらせる、残す力が弱いので、漢字表記でなくても構わないです。季節感の演出も微妙。なので、優良作にさせて頂きました。 優良作の皆様へ。散文ではないので、短い行に込められるモノを増やしてほしいです。短いほど求められるのは、らしさから、刺さって抉る位でも生ぬるいです。しんに迫る力です。柔らかくするならもっとやわらかくゆっるゆるにです。惚れさせて頂ける方々だと思っていますので。厳しい言葉ばかりですが、できないかたには書きません。本音だけです。 推薦作、ankoさんの「境界」投稿日2018年11月24日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2681 良かった点、薄味です。惜しい点。もっと薄味だと幻想的です。悪い点、環境に左右されない言葉が無かったです。言葉一文字の重みが軽いのでふわふわしている点(良い点でもあります)もしも、重みで壊れてしまう薄味だと、破たんしますね。 推薦作、IHクッキングヒーター(2.5kW)さんの「人生確率論」投稿日2018年11月24日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2683 良かった点。纏まりがありました。悪い点、論ずるならば新しい発見をください。纏まりが崩れる発見だと、いただけません。 推薦作、オオサカダニケさんの「十三月の眠り姫」投稿日2018年11月1日 https://www.breview.org/keijiban/?id=2536 発想の着地点が良いのと悪いです。飛躍できる部分が物足らないです。 推薦作四作目は、ありません。本当のことを書きます。私は目が肥えてるから厳しいのではありません。一個人の見解です。フル批評を受けるレベルに達していない作品が極わずかにしか、ありませんでした。その中で推薦作選出には、大賞と、優良作以外は無しでも良かったんです。むしろ、無理矢理推薦作をあげる事が失礼です。熟考に熟考を重ね、ギリギリ歯を食いしばって、推薦の選出に至りました。大賞と優良作以上に、時間がかかっています。推薦作の方には、言葉(厳しい言葉)をわざと少なくしてます。私の厳しい言葉を受け止められる方ではないと、勝手に判断しました。 推薦作の皆様へ。守りに入って挑戦しないと始まらない事もあります。人からどう見られるか意識し過ぎているのでは?そう考えさせられる作品でした。失敗するのは人間ですから、起こりえます。成功する納得するのは失敗の連続です。成功求めるモノを得るのは挑戦された作品では無いですか?人から見て失敗作でも良いんです。厳しい言葉を、指摘を得られる、成功へ繋がるチャンスを逃さないで頂きたいです。 最後に。まず、長文に当たる散文詩、物語詩について書きます。長くなれば長いほど、文章の一語一句に気を配らないと、文章が破綻します。読む人を引き込んで、しんに迫る力が失われます。作品に迫る力がないという事は、筆者が作品をどう扱っているか、読み手が分かります。百人読んで一人では無く、百人読んで百人のしんに迫る作品を目指してください。不可能だから書いてます。不可能は幾つもあります。私が上げたしんに迫る力は一例にしか、すぎません。目指すものが違うからです。不可能を見つけてください。不可能を可能にする気持ちがなければ、作品が独りよがりに成る可能性もあります。 次に短い詩について。一行の密度を大事にしてください。原石という例えは褒め言葉では無いです。研磨されカットされたダイヤモンドなんかより、よっぽど良いのよ。位でも物足りません。結局人に何も与えられない作品になりやすいのが、短詩の弱点です。なので、全行全連の密度を大事にしてください。 私は五行連詩四百文字縛りを五年間しました。習作です。十三年小説を書いています。連詩、散文詩、物語詩は、十年以上です(三年休みました)まだまだ未熟だなと何時も思っています。即興詩を書いて緩むのは一瞬だけです。肩に力が入るでは無く、感覚を研ぎ澄まして、張りつめてしか私は作品を書けません。結果、褒められた事はありがたいと思いますが、自分の肥やしにしかしません。励む力にしています。厳しい言葉も受け止めて作品にできるだけ、反映させます。人によっては褒められると緩む、慢心する方、厳しい言葉を跳ね除ける方、潰れる方がいます。心に手を当てて考えてください。どの言葉も時間を掛けて書かれているんです。その時間を詩に筆者に向けた事は、厳しいだけではないでしょう?褒めているだけでは、ないでしょう?心があるでしょう? 以上です。



コメント数(10)
るるりら (2018-12-03):

おきづきではないようですので、お知らせさせていただきます。まりもさんの該当作品の投稿欄に 「※ビーレビュー杯不参加作品 書き忘れました。」と書いておられます。つまり枠がおひとりぶん 空いたことになると おもわれます。それをどのように判断されるかは、つきみさん次第です。 失礼しました。

環希 帆乃未 (2018-12-03):

あらまー。るるりらさん、お知らせくださりありがとうございます。コメント・・・コメントみるようにします。るるりらさん、お知らせくださりありがとうございます。全然気付いてませんでした。びっくりしています。 ※まりもさんの作品はビーレビュー杯不参加作品ですので、優良作から外させて頂きます。選評自体に責任がありますので、推薦作を優良作に上げる事はありません。推薦作は推薦作です。優良作は優良作です。まりもさん、気付かず、優良作に選出してしまいまして、申し訳ありません。

蛾兆ボルカ (2018-12-03):

とても面白く鋭い論評、愉しく拝読しました。 個別の論評も面白かったのですが、総論として冒頭でおっしゃってることも、とても参考になりました。 引用ーー 「リフレイン、同じ言葉の重複」と「接続詞」と「括弧」と「言葉の順番による強調」と「半角全角スペース、区切る。連」については、ちゃんとした意味、作法が有ります。 引用終わりーーー この部分で、他のことはなんとなく思いあたったのですけど、リフレインについては、私は感覚的に使用していて、その効果は自明と思い込んで思考停止、その作法については読んだ記憶がありませんでした。 そういえばどうなんだろうと思って、とりあえずネット検索してみたところ、「やっすん」という人が管理している歌詞サイトに分かりやすい概説があり、参考になりました。 今後、図書館などで、調べてみようと思っています。 ヒントありがとうございました。

環希 帆乃未 (2018-12-04):

蛾兆ボルカさんへ。 ヒントを得られたみたいで良かったです。論評!?勿体ない御言葉ありがとうございます。選評から論評になってしまっていたのですね。一応選評です(きっと……たぶん)ですが、選評、論評では無く評論と講評までできるよう、できるだけします。 蛾兆ボルカさん、御言葉ありがとうございます。

ふじりゅう (2018-12-09):

大賞候補への選出、ありがとうございます。本作はあまり高評価を得られなかったと認識しておりましたので、恐縮と言いますか、嬉し恥ずかしと言いますか、そんな感じです。

環希 帆乃未 (2018-12-09):

大賞候補は四作品で、悩みましたね。あら探しをしましたよ。あら探しまくって、あらみつけまくって。白犬さんとふじりゅうさんの作品の二つまでにしぼったんです。あらがないわ。どうしましょう。位わたしには、あらがなかったです。ですが、優良作の順番が正しい順番です。渡辺さんの作品はあらは、あるけれど、あらの一定の部分を良い意味で越えていますから優良作一番目です。詩人だけが詩を読むわけでは無いですよね。白犬さんの作品は詩人向け。ふじりゅうさんの作品は万人向け。読み手という抽象的な言葉でも分かると判断したから詳しく書いてませんし男性女性子供からどう見られるかとかも書いた通りです。評価云々ですが、月に二回投稿しかできない中での恋愛詩を書かれた事、とてもとても素晴らしいです。性別年齢を問わず作品として恋愛ではなく、愛と捉えた時の事は書いた通りですし。高評価は結局自分では決めれないし、おおよその事しか分かりません。読者様が詩作品に何処まで潜れるか試されるビーレビさんだと、最近は思っています。なので、是非ふじりゅうさんの作品「体温」で得るモノがあれば。そう思いますです。

オオサカダニケ (2018-12-13):

13月はたいした物ではないけど、もう1つのやつが大賞とれないならゥチにゎ詩ゎむりってことだょね?(=_=) ルミナスライン思いついたとぉもったけどうぬぼれやったか。このサイトはぉとこの人ばっかでちょっとしんどぃなとゎぉもってたけど、女性からもゎかってもらぇないとかショック死だ。。。(-_-)

環希 帆乃未 (2018-12-13):

オオサカダニケさん、マジ卍

IHクッキングヒーター(2.5kW) (2018-12-15):

推薦に選んでいただき、ありがとうございます。新しい発見は僕も欲しいので、頑張って見つけたいです。

環希 帆乃未 (2018-12-16):

IHクッキングヒーター(2.5kW)さん応援しています。そうですね。今はネットで色々調べられるので、気に成る事を調べて、本も探してみるのをお勧めします。得た知識を書くんじゃなく、死ぬ気で考えまくってくださいませー。という激しめの応援(笑)

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