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雑音
チャンネルを 切り替えていると やけに肌の白い男たちが これまた白い歯を見せウインクするのが 目に止まった。 髪は眉を隠すほど長く 平気で耳に掛かっている。 昨今の あいどるとかいうものらしい。 ニダだか英語だか 入り交じり入り交じり まるでよく分からない ひどく変わったものだ。 サビにも差し掛からないままに 僕は番組表に逃げた。 とある日の5時間目。 黒板前の中年教師が そんな話をしつつまたチョークを折った。 アジア製であろうスーツが 白い粉に汚れていく。 生徒は教壇の前の席で 飛んでくる唾を耐えている。 雑談に被さるビッグ・ベンの鐘もどき 45ページの「世界平和」は 読まれないまま。
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雑音 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 268.2
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-01
コメント日時 2026-01-02
| 項目 | 全期間(2026/01/07現在) |
|---|---|
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


前半の文章がすごい五十代に差し掛かっているくらいの世の中への不満ばかり言って中華とビールを飲んでる加齢臭のキツいオジサン感が表現されていて、それが後半への皮肉に綺麗に繋がって感情を動かされました 面白いというか嫌になるのが楽しかったです 読ませていただきありがとうございます
2さすがに幾らなんでも中年教師が韓国語を揶揄する 「ニダ」なんて言葉を使って若いアイドルを揶揄する だろうか? あるいは眉を隠す程度の髪の長さを 戦後のアイドル時代を生きてきた中年教師が不快に思うだろうか? おそらくこれは書き手がつくりあげた「イヤな中年教師」の イメージだろうと思われる。つまりここのあらわれた差別的あるいは 侮蔑的なイメージは書き手本人の裏側の表出であると思える。 そして表側がニ連目の作文になっている。わたしの私見ですが、 「世界平和」はそんなところには読まれる以前に、そこにないと思いますね。
2後半がなかったら作者がマジでそういう人間かと勘違いするところだった……危ない危ない。 だいたいの感想は283さんと一致するけど……すごく些細なことを断言させてもらう。 こういう「中年教師」、あるいは「五十代に差し掛かっているくらいの世の中への不満ばかり言って中華とビールを飲んでる加齢臭のキツいオジサン」ほど、近代抒情詩や村上春樹を嫌う気がするのはどうしてなんだろうか?
2口角泡を飛ばすとは違うニュアンスの詩なのかもしれませんが、ふとこんな成句が思い浮かびます。この詩では「あいどる」と言う言い方に批評精神が現れているのかもしれません。
1雑音 自分が必要と感じない音 それは時として意味を持った言葉だったり する時が有るのではないかと感じられました。
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