黄昏時(32bit) - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

わたしがいのることは

とても重い

みんな経験したことがあるであろう、とても重い"ちょっと"が詰まっている。

錠9

生きる

声なき声を拾いたいと思ったことはあるか

わたしは、ある。 あなたの胸を叩き 何故なのかと問いただしたい そう呼び止められた時 わたしは何と答えられるだろうか。 静かにだが確かにこの詩からは 張りつめた足音が聴こえる

ぼんじゅーる

天皇陛下万歳

知的破産者及び愚昧界の金字塔

平成天皇と存命中に呼び不敬を極め、大正・令和を外す選別賛美。明治から平成まで乱暴に万歳する時代錯誤と挑発精神が光る奇作。

大人用おむつの中で

好きです。

切れのいい、知性あふれる現代詩だと思いました。

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)



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黄昏時(32bit)    

行き交う人の足取りはどこか浮ついている この日だけは、何をやってもゆるされるかのような 解放感は、網目状に広がってゆく 木霊のように、地面を伝って、ときには、空にも こちらをギョロっとした目つきでにらみをきかせながら 踊る獅子舞は、一人では成り立たない 僕は、空腹に負け、鉄板で素早くかき混ぜられた 焼きそばのパックを片手に演舞を観る かまれた人の厄は払われるのだろうか 就職面接に落ちた僕を かじって 証明写真の顔を丸々なくしてほしい そんな鬱々とした思考を巡らせている人は この場にはいないようだ 誰もが、祭りに、祀りに、浮ついている 取り込まれ、そして、戻される、器へと アーイェ、イエ……アーイャ、イャ…ャ アーイェ、イエ……アーイャ、イャ…ャ…… いつの間にか、パックに入った焼きそばは空っぽに なり、僕は、家のリビングの椅子に腰かけていた 一緒にいたはずの君さえも残像のままで



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黄昏時(32bit) ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 700.6
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2025-11-26
コメント日時 2025-11-30
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/12/05現在)
叙情性0
前衛性0
可読性0
エンタメ0
技巧0
音韻0
構成0
総合ポイント0
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:700.6
2025/12/05 20時29分05秒現在
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    作品に書かれた推薦文

黄昏時(32bit) コメントセクション

コメント数(7)
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2025-11-26)

動きが描写的にも置かれてあるので、~木霊のように、地面を伝って~では表現的に弱い(緩い)ですね。 僕ならばですが、~雷のように、地面を伝って~とするかな。 即興のように置かれた短い詩ですが、 流れとしての文脈が有るのならば一語も外すことはできない。 やはり推敲も必要にはなるのでしょう。 僕の解釈ですが。

1
我楽太
我楽太
作品へ
(2025-11-27)

(全て個人的な感想です。わかったような事を書いているかもしれませんが意見ではありませんので気に入らないところは読み飛ばしてください) 自分自身の境遇、不遇さ、過去の想い、そして突き付けられた現実… それらすべてが祭りの喧騒の中、どこか忘れることが出来 それらずべてが祭りの「囃子詞」の中で癒され 独特の祈祷にも似た「囃子詞」の中、ただ時間だけが過ぎ去っていく 終わった後の虚無感、直面する現実、やるせなさ それらずべてがこの詩の中に詰め込まれていて、良い作品だなと思いました

1
我楽太
我楽太
作品へ
(2025-11-27)

(全て個人的な感想です。わかったような事を書いているかもしれませんが意見ではありませんので気に入らないところは読み飛ばしてください) 書き忘れ… タイトルが独特でこだわりがあったら申し訳ないのですが、もう少し詩に込められている思いに気づかせるような(ストレートではないけど含むもの)モノであれば、もっとコノ詩の表現と相まって良かったかもしれません。 とはいえ、書き手様の想いがどこにあるのかが私にはわかりかねますので、代案は控えさせていただきます

1
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
我楽太さんへ
(2025-11-27)

(全て個人的な~読み飛ばしてください)。 ↑ こういう気づかいは好きだな。ちょっと苛つくけど好感は持てるタイプのお人。 自信の無さから相手を怒らせてはいけない、という心遣い。 大切にしてください。 わざとらしい威圧的な態度で、文言で虚勢を張るネット詩人は多いのです。(わたしもその一人です) 他人の感想批評を読んで、遠慮なく批評感想を書き上げてください。 上達する近道です。 胸の中に閉じ込めておいては書く能力は上達しません。 この先反論もされるでしょうが、 挫けずに頑張っていただきたい。その熱意を感じるのです。

1
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2025-11-27)

タイトルに(32bit) とあるので、プレイステーションやセガサターン、とくにその初期のころの虚無なダンジョンを彷徨うタイプのゲームとかのことだろうか?。 まだポリゴンがカクカクしてて、長時間プレイすると頭がおかしくなりそうなやつ。獅子舞ってちょっとCGっぽいですし、 >就職面接に落ちた僕を >かじって >証明写真の顔を丸々なくしてほしい なんとなく良い感じ。 言葉の端々に自責思考が滲み出ている。就職という大人になる儀式に失敗しての、この凹みかたが繊細です。世の中、他責思考ばかりな気がするので、このダウナーさがむしろ貴重に感じられる。そしてやや唐突に、 >一緒にいたはずの君さえも残像のままで 現実感消失症めいてくる。この”病み”の提示の仕方がどうなのかは、意見の分かれるところかもしれませんね。 キチガイじみた感じ、やけくそな感じはしないが、コンプレックスが凄い気がします。そういうのをあけすけに語るところが素晴らしいですね。

1
二藤
二藤
メルモsアラガイsさんへ
(2025-11-30)

メルモsアラガイsさん、コメントありがとうございます! おっしゃる通り、即興的に書いた詩のため、もう少しフレーズについては推敲が必要だと感じました。 詩の内容を書いた後に、タイトルを付けたため、ポリゴン数の少ない昔のレトロゲーム=なつかしさを感じる…みたいな結びつきを安直ながらに考えていたのですが、もう少し、捻りのあるタイトルを思案します。 私の中では、祭というのは、華やかでありながら、畏れもあり(儀式的で)そうした雰囲気をこの詩から出せないか…と思いながら書きました。中々、言葉選びや世界観を凝縮するのは難しいところです…。

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二藤
二藤
我楽太さんへ
(2025-11-30)

我楽太さん、コメントありがとうございます。 >それらすべてが祭りの喧騒の中、どこか忘れることが出来 >それらずべてが祭りの「囃子詞」の中で癒され >独特の祈祷にも似た「囃子詞」の中、ただ時間だけが過ぎ去っていく 我楽太さんの、このコメントが私の表現したかったことをうまく表しているように思います。 祭の幻想的な雰囲気と、そして、終わったあとの虚脱感や、現実に戻されるという状態を表現できたらなと思い書きました。

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