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あかとんぼに感じる
揺れた茶髪がいつもより赤らんで見えたのは夕陽の橙のせいで 踏みしめたアスフアルトは砂粒と擦れて密やかな音をたてる 夕飯は私が作るとつぶやくと頬をほころばせるあなた 口角を引っ張るぎこちない笑みに光が滲み不揃いな二人が揺れる 儚くて愛おしいあなた たちきえてしまわぬように火をたいておかなければ
あかとんぼに感じる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 585.5
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 26
作成日時 2025-11-26
コメント日時 2025-12-17
| 項目 | 全期間(2026/01/25現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 5 | 5 |
| 前衛性 | 3 | 3 |
| 可読性 | 4 | 4 |
| エンタメ | 3 | 3 |
| 技巧 | 3 | 3 |
| 音韻 | 4 | 4 |
| 構成 | 4 | 4 |
| 総合ポイント | 26 | 26 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 5 | 5 |
| 前衛性 | 3 | 3 |
| 可読性 | 4 | 4 |
| エンタメ | 3 | 3 |
| 技巧 | 3 | 3 |
| 音韻 | 4 | 4 |
| 構成 | 4 | 4 |
| 総合 | 26 | 26 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


あかとんぼ=儚さの象徴であると同時に、幼い頃から見 てきた「別れの虫」でもあるのですがその重ね合わせがあ る意味つらく、しかもすごく優しい。 ラストの行 「たちきえてしまわぬように火をたいておかなければ」 ということばが、とむねをつきました。
0追記 なかなかのものだなと思って、 投稿作品、『撫子』から順に読ませていただきました。 こういう雰囲気の詩を書けるひとはあまりいないのじゃ ないかと思いました。茶室で向かい合って静かに点てられた 抹茶を頂くような静謐さがあります。わたしにはコメント欄 にあったような気の効いたアドバイスなどひとつも出来ませんが また次も読ませて頂きたいと思った次第です。
0最終行が、ひらがなで「火」だけ漢字なのが素敵です。 これが漢字を多用すると、キツいヒステリックな印象になってしまう。 敢えて、ひらがなにすることで、柔らかな印象にすると同時に、「火」だけ浮き上がっている。 と、書いていて、ふと思ったのですが、 この「火」が、タイトルの「赤とんぼ」みたいだな、と。 余韻が心地よいです。
0おはようございます。 読後に胸の奥にあかりがぽとり流れて行くようなタイトルから終わりまで、あたたかみのある詩ですね。 >>夕飯は私が作るとつぶやくと頬をほころばせるあなた 近頃はあまりこのようなひと時すら、せわしなくスマートフォンの中へ消えていく ように感じていました。 ふっと窮屈な現代に射し込む夕陽、読者もまた、 「あかとんぼに感じる
0先のコメント失礼しました。 入力途中で送信してしまいました。 読者もまた「あかとんぼに感じる」 そのような手触りで読み終えました。
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