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荘川
今はただ水面に浮かぶ船の上 夜の果てはこんなにも寂しかった 今はただ水底に沈む あの日々の情景の星々 故郷とはきっと記憶 家、畑、寺、神社、学校の あるいは青春と暮したちの 時間と経験が織り成すもの だから寂しいのだろう 全ては湖のはるか遠く その澄んだ記憶をいとおしむように手を浸す 誰のかもわからぬ故郷だけれど その誰かの想いの星々をすくいあげた ”祖国の大地がそれを吸い取り、再び生きていけるように” だから僕は記憶のために死ぬだろう ”再び生きていけるように” 朧月はただ朦朧のために息をする その靄の明るさが世界を照らすとき 水面にそっと桜の花びらが降ってきた 今はただ咲き続ける老桜 誰かの記憶のための記念碑 ”ふるさとは 湖底となりつ うつし来し この老桜 咲けとこしへに”
荘川 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1071.0
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-07-09
コメント日時 2025-08-23
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


おはようございます。 良い感じだなぁと没頭して読んでたら、 誤字…。 いや、うん、うーん。 流れが途切れてしまいました。 詩、全体を通しての印象は、 色つきの景色が、 徐々に徐々にゆっくりセピア色になって行き、 ラストは古びた写真を手に取っているような印象です。 老桜としたのは、女をイメージさせない為でしょうか。 細かい所ですが、姥桜より良いと思いました。 ありがとうございます。
1コメントありがとうございます! ……えっ、誤字? そりゃ申し訳ないことをしてしまった……すまない。 とりあえず探している途中だから、教えてもらえると助かります! 古びた写真になっていく……というのはそうだと思う。 僕もそこでそういった写真を見たから。 老桜としたのは……もともとの短歌でそう言われていたのが大きいからかも。
1暮し、が、暮らしなのではないかな?と。 他に読み方があるなら申し訳ないです。
1あっ、それわざとです……。 とある曲名で暮しという表記が使われていたので、実験的に使用してみようかなと……
1そうだったんですね。 てっきり誤字だと思いました。 私の知らない読み方があるのかも、と思い、色々調べたのですが。 申し訳ありませんでした。
1いえいえ、こちらこそ……
0岐阜県とか、三重県とか、暑いんだろうな。もちろん中国地方も今日は最高に燃えてるよ。川に飛び込みたい。でも車に乗り込むまでがいやです。笑 日本の中央部にあたる岐阜県とか三重県とか、まだ直接訪ねたことがないんだけど、松坂市にある陶芸空間『虹の泉』に一度行ってみたいんだよね。 ここに挙げられた『荘川』これも飛騨市の荘川のことだよね。桜の名所でもあるらしいね。 いきなりでゴメンだけど、ティムくんは天才肌ではないだろう。 天才とはどんな分野でも才能を開花させる時期もはやく、たいていは十代から二十代のはじめまでなんだ。 ティムくんはおそらく三十代前後くらいだろう。若く見立ててもね。 それがどうしたって? 僕なんか二十代のはじめからだよ。文学とか音楽とか、関連して本格的に美術や芸術に興味を持つようになったのは。 詩なんか、それからずっと後で、いやあ、もう軟派過ぎて付いていけなかったね。心を蝕み病んだ人間が惹かれて書くものだと思ってた。 だから僕なんかに比べればずっとはやくからティムくんは詩に接している。 しかもちょっと画面を開けば、いまでは数も多く充実もしてるネット詩サイトなのだ。 後何十年続くのだろうか。まだまだこれからの詩経験は続く。けっして遅くはないよね。 天才肌の人たちは若くして認められてしまう。 得てして、そのことで才能を停滞させてしまう人も多いのは確かだ。 その分野で、いつのまにか名前の消えてしまった人たちを大勢知っている。 遅れてやってきた趣味人が才能発揮するには根気で地道に頑張るしかない。 それは大器晩成で勝負を挑むしかないのだ。 ? だからなんだって 『荘川』 この地域が故郷にあたるのかそうでないのか知れない。 でも描き出したいのはそれら情景にまつわる心象だろう? 言葉の選語や駆使する表現がまだまだ緩くて洗練されてない、 ~のように読めるんだよね。 なのでさ、『荘川』 こういうモチーフこそ、ぶった切る行間に逃げないで、散文風な文章表現で挑んでみては如何だろうか? 文学的表現を考えれば、後々絶対向上にも繋がるし、 表現を磨く為にも避けては通れない道程になる。と思いますよ。 長々と稚拙に傲慢な意見を述べて申し訳ないです。が、 、もちろん貴方にはのびしろを感じているので、爺は本音で書き込みしています。 失礼いたしました。
1※ なんでこんなことを縁も由香里もいない君子に意見しているのか、 これまで多くの詩や関連するコメント読んできて、感じていること。 それは、コメントでは整えられた見事な表現で文章に起こされるのに、 自身の詩作品となるとその事がまったくイカされていない。 このことは多くの詩書きたちに当てはめられて感じることなのです。※モチロンワタシオフクメテネ その理由は、詩の特徴でもあり、美的空間に誘導される改行にも原因は有るような気もするんだな。 改行という魔の空間に囚われ過ぎてはいませんか? もちろん唯一無二の個性は推奨するよ。 でもね、文章表現に味のある小説家って、きっと詩も上手いんだよね。すらすら書けるはずなんだ。 徐々に伸びてほしいんだな。焦らずにね。 少しの努力と経験で、 、技術的には誰しもが上手くは成れるはずだからサ。
1コメントありがとうございます! なるほど、散文的な表現か……やってみよう、いや、やるか……。 伸びるなら遠慮なくやってやろうじゃないか。 一か月後また来てください、本物の荘川を見せてあげますよ(突然の山岡) まあ、コメントとかは気を遣うから、より整えられた表現になるんだろうね。 詩自体に改行という誘惑が結構あるのに加えて。 ……徐々に、ゆっくりとやっていくか。 ……最後に抗議を一つだけ。 僕はまだ22歳だあ!!!! (『早朝列車で』のコメ欄を参照) https://www.breview.org/keijiban/?id=12996
0時間の経過とともに、ふるさとも変わって行く。記憶のめんようさ。記憶で死ぬと言う予想。再生の予感と共に、詩を読む楽しみがあると思いました。
0あなた、自称精神年齢が22才なんでしょ? だってあの頃のダーザインの存在を知ってるじゃないですか。笑 20才前後の人たちが書き込む詩って、読めばわかりますよ。 その若者が天才ならば別ですけどね。ハハハ
0いや、本当に体の年齢が22歳なんだよ ダーザインの存在に関しても文極の名を普通にここで何度も見かけて、それで調べたら辿り着いたって感じだったし。 というか、メルモさんも僕が20代前半だということを普通に察して読んでいたものかとばかり……。 (さすがにこれに関しては本当に僕の年齢が22歳だからこれ以外に答えようがない)
0コメントありがとうございます! 詩を読む楽しさを見出してくれて、すごく嬉しいです……!
0記憶の底を探るようなことばの数々が煌めきながら頭の中を駆け巡る素敵な詩だと思いました。
1コメントありがとうございます!(返信遅れて申し訳ない) 僕はその「煌めき」を重視している節がある。 「詩はきらめく言葉である程度は構成されるべきだ」 ……という感じの心情があるからだろうか。
1「詩はきらめく言葉である程度は構成されるべきだ」、素敵な格言だと思います。 だからこそ言葉は心のうちで常に輝き続けるのですね。
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