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天使たちのなぞり絵
目にも止まらない速さで私の頭上を横切った憂鬱は、綺麗な打ち上げ花火となって頭上に咲くのでした 開戦のお知らせはチャットでやってきた チャート式化された質問の答え合わせを田中先生に聞くよりは、私のスマホのAIの方が賢い 魑魅魍魎○曖昧模糊○有耶無耶○ 正答率は、93%でした 残りの7%に私らしさがあることを願って 先生、これからの生き方を教えてください そんなこと私に聞かれてもねぇ、火星人辺りなら教えてくれるかもね 言語が通じないのにどのようにして会話をすると言うのか 仕方がないからちぃちゃんに聞いてみることにした 私はねぇ、就活失敗したらVTuberになろうと思うの! え?そんな生き方でいいの?おばあちゃんになっても、よしのんとか言われて生きていくの? ちぃちゃんは顔を真っ赤にして、私を叱りとばした エンジェルを取り囲むように 足並みを揃えて いちにのせーので私たちは空に唾を吐いた
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天使たちのなぞり絵 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1129.8
お気に入り数: 1
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2024-11-12
コメント日時 2024-12-04
項目 | 全期間(2024/12/10現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
楽しかったです!キレと勢いがあって。 AIに聞いたのに93%なのが少し気になりました。93%の中に私がいてもおもいろしなと思いました、ふふ。
0個人的にこういうの、だい好きなんですよ(Bだと西山さんが同じ系統だろうか、、) 根拠のない自信に充ち充ちてるというか、 「なにピキってんの?」って聞きたくなるアッパー系ポエム、 元気もらえます。 >私はねぇ、就活失敗したらVTuberになろうと思うの! >え?そんな生き方でいいの?おばあちゃんになっても、よしのんとか言われて生きていくの? >ちぃちゃんは顔を真っ赤にして、私を叱りとばした この、ちぃちゃん、というのも、わからせ甲斐がありそうで、いいっすよねえ。笑
0佐々木春さん、コメントありがとうございます! AIに書籍を聞くと、架空の本のタイトルが挙げられるらしいので、そんな感じで、答案用紙の答えを聞いても、架空の四字熟語を挙げられたりするのかな……と思い、100%とは書きませんでした。確かに、93%の中に、「私」がいたりするのかもしれませんね。 コメント嬉しいです
0おまるたろうさん、コメントありがとうございます!西山さんの詩も拝読したいと思います……!( ´ ` *) アッパー系ポエム笑 確かに、こういう詩って書けるときじゃないと筆が進まないかもしれないです 私は、どちらかと言うと、ちぃちゃん寄りな考えで学生時代は過ごしましたので(就職できましたが)今は、世の中って厳しいな……と思いながらな感じですね笑
0良い。ただ、解釈は難しい。やりがいのある作品。 「天使たちのなぞり絵」とは何か、とまず考えた。本文では「エンジェル」となっている。響きがいいので、エンジェルになっている感はあるが、「天」にいた所から落ちてきてしまい「エンジェル」になったのではないかと考えてみる。 中盤、「これからの生き方」を人に聞いていく展開。おそらく、地上に落ちてきていたエンジェルにも同じように聞いたのではないか(連の空きの間に)。エンジェルにも答えが分からなかったため、一緒になって空に唾を吐く終わり方だろうと思う。 これは冒頭3行の綺麗さと対比的になっているが、なぜ最初の憂鬱は、打ち上げ花火になっているのだろう。 ここが色々と解釈が別れそうである(直後の「開戦」という言葉遣いも気になってくる)。 私は、「憂鬱を打ち上げ花火のように吹き飛ばせてしまう他者がいた」から、その人のようになりたいと主体が思ったのではないか、と解釈する。 そういえば、最後の唾吐きはどうなったのか描かれてませんね。もしかしたら、遠目からみたら、唾でできた綺麗な花火になったのかもしれません。 良い詩でした。
1……感覚で感想を書くから不正確かもしれないけど、なんかちぐはぐというか支離滅裂というか……一連二連三連の展開がどうにも繋がってるように見えない。 これはあえてそうしてるんだろうか。
0熊倉ミハイさん、コメントありがとうございます。 ここでいう、「天使」と「エンジェル」は似て非なるものだという認識でした。 そのため、熊倉さんの捉え方は私に近いです。 最初の打ち上げ花火というのは、戦闘機などの闘いに使用されるものを示唆していました。(空が騒がしくなり、天使はエンジェルにということですね) 熊倉さんの、「憂鬱を打ち上げ花火のように吹き飛ばせてしまう他者がいた」という解釈が私は好きですね。 若者が唾を吐くという描写で終わっているのも、鬱憤を指していましたが、それもまた綺麗な打ち上げ花火なのかもしれません。
1テイムラー隆一さん、コメントありがとうございます。 なるほど、今、読み返していましたが、2連目と3連目の繋がりがあまり見えないかもしれません。私の認識の中では、繋がりがあったのですが、2連目のやり取りから生まれた二人の感情の揺れ動きを飛ばして、3連目の方を書いてしまっている感じです。 確かに、この間の部分をさらに詳しく書くと、合理性と言いますか、流れが生まれると思いました!リライトのような形にするときは、参考にします。
0後半はどこか松本大洋の漫画っぽいなーと感じましたよー(僕が努めているのは「憂鬱」というWordを使わないで、どう「憂鬱」を表そうか、なんですねーなかなか僕も徹底出来てないけど)
0最後の一行が印象的です。空に唾を吐くと言う行為な何を意味するのか、深い意味が隠れていると思うのです。
0三明十種さん、コメントありがとうございます! 松本大洋さん! 私も漫画を読んでいました。(青い春は、映画も印象的で強烈です) 確かに、後半の疾走感は、青い春的なアイロニがあるような感じですね。
0エイクピアさん、コメントありがとうございます! そうですね。実際、「空に唾を吐く」というのを社会に対する鬱憤かつ、自分に対する怒りであったり、地団駄を踏むような感情を含めていたのですが、最初の連の出だしに帰着するようでもあるなと考えました。三明十種から憂鬱を憂鬱と言わずに表現を、というコメントもありましたが、私の詩は感情を既にある単語で片づけようとする癖があるので、気を付けます。
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