宵々の道行 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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宵々の道行    

たとえばビルの7階の一室に、まだ灯りがあって、 それを反対車線から眺めていると沈んでいるように思える 水面が上にある感覚 沈んだ古代都市の中を歩いているよう 否、石灰となった珊瑚の隙間 そしてぽっかり空いたそこに見やる何かの道行 …時期にして珍しく、少し心地いい むしろ滲んだ汗が助長しているよう 響く天の川が息吹のよう うおは巣に帰り ぬるったい泡に包まれる ちのみは明かりに抱かれて 腕に揺れる そういういっときの夢想を慎ましく密やかに、 三次元に落とし込んで晩夏となる



宵々の道行 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 734.0
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2023-08-19
コメント日時 2023-08-26
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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技巧00
音韻00
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閲覧指数:734.0
2024/04/28 16時14分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

宵々の道行 コメントセクション

コメント数(6)
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-08-19)

おはようございます。 抑えられた筆致で、短い作風で好みではありますが 短い品ですから、その、センテンス としてそれが正しいのか いいえ、僕のフェチとして向いているのかどうかいうと ちょっと齟齬のようなものがありまして  それを反対車線から眺めていると沈んでいるように思える も  それを反対車線から眺めていると私が沈んでいるように思える だと思うのですね。  そしてぽっかり空いたそこに見やる何かの道行 これが 見える、じゃいけないのか、とか  響く天の川が息吹のよう の、響く、を ひびく とひらいてないんですよね。 そういう細かいところなのですけれど そこが僕の趣味性と合わなかったのかなと思いますけれど それって作品が駄目だという話じゃないと思うのですね 作者様がそのように構成された、 まあその、好意的に読ませていただきました。 ありがとうございました。

0
m.tasaki
作品へ
(2023-08-19)

はじめまして。 幻想的な詩ですね。 「水面が上にある感覚」は何となくわかる気がします。夜の街に建ち並ぶビルを見上げたとき、そんな錯覚に陥ることがあります。 「何かの道行」がどのような感覚なのか、あまりよくイメージできないのですが、それでも全体的に表現がとても幻想的で美しいです。 そして最後の、 「そういういっときの夢想を慎ましく密やかに、  三次元に落とし込んで晩夏となる」 という2行が、とても締めとして上手く書かれていると感じました。 秀逸な作品だと思います。

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五木 國重
田中恭平 newさんへ
(2023-08-19)

コメントありがとうございます。行間を読むか否か、明示するか否か、は趣味の範囲なんでしょかね。 あと星々は響きます。水滴が水面に落ちるように。

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あたらちいちへい
あたらちいちへい
作品へ
(2023-08-19)

沈んだ古代都市というアングルがいいですね。

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五木 國重
m.tasaki さんへ
(2023-08-26)

返信遅くなりました。コメントありがとうございます。 あんまり詩の解説?というかイメージやモデルを明示するのは好きではないんですが、「何かの道行」というのは、パッと横を見た時にぽっかり開いている路地が多くて、その中には遠くの方に灯りがついているものもある…状況を書きました。まぁそこから先は受け手が言葉の意味を汲み取るか、それ以上の解釈を得るかは自由かなと思います。 久しぶりの詩が褒められて嬉しいです。

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エイクピア
作品へ
(2023-08-26)

雰囲気がありますね。それは古代都市だったり、サンゴの隙間だったり、感覚を表現しているのかもしれませんが、それら、視覚を刺激するアイテムたち。いっときの夢想。夢想は映像を作るのかもしれないと思いました。

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投稿作品数: 2