ラッコとムーミン谷 - B-REVIEW
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ラッコとムーミン谷    

裏に刻まれたエムの文字は ラッコを呼び寄せて ラッコの集団がエムの文字を形作る カラフルなムーミン谷は黙殺された ハハキギが紅葉してラッコを魅了する ラッコは上陸せずに 海から眺めるだけ ビーチに卓球台を設置して ラリーを始めるやからが続出した 用心棒は現代でははやらない ラッコに用心棒は要らない ムーミン谷は黙殺された補償金を 要求し始めようとして居た 「その時役に立つラッコ」の意味を 説明せよとの課題がフレドニア政府から 出されてビーチの卓球台は錆びれた


ラッコとムーミン谷 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 13
P V 数 : 1002.5
お気に入り数: 0
投票数   : 4
ポイント数 : 0

作成日時 2023-06-05
コメント日時 2023-07-01
#現代詩
項目全期間(2024/04/29現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:1002.5
2024/04/29 10時55分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ラッコとムーミン谷 コメントセクション

コメント数(13)
Thukiniko
Thukiniko
作品へ
(2023-06-05)

シニカルな絵本として想像しました。おもしろいです。 私の記憶的にはムーミン谷はどちらかどういうとモノクロのイメージですが、黙殺されたためそうなったかもしれなくて、ワンチャン、ラッコが陸に上がってきたらムーミン谷に彩りが戻ってくるかも? ビーチで卓球するやからが去ったらラッコは上がってくるかな?いや、上がってこないだろうな… みたいな返詩を作るのもおもしろそうです。

1
こひもともひこ
こひもともひこ
作品へ
(2023-06-06)

難解だなあ。単語を調べてもそれらしい関連イメージができず。 ニューヨークにラッコはいるのやろか?

1
渡辺八畳
作品へ
(2023-06-09)

やっぱなあ、エイクピアさんの詩の中にある飛躍ってとても魅力的なんだよね。語のセンスがいいというか。ムーミン谷や卓球台、詩にあまり出てこないけれど、突拍子すぎもなくて、そしてそれらがちゃんと存在意義をもって詩の中に立っている。

1
きょこち(久遠恭子)
作品へ
(2023-06-13)

読んだ感覚は、ショッキングピンクな感じでした。 難解ですが、単語がひとつひとつキャッチーでPOPな感じがアメリカ文学を思わせる感じがしました。単語のことを調べるのも面白いですし、単語の持つイメージのコラージュを楽しむのも良いのかなと思いました。面白い作品ですね。

1
光英生
光英生
作品へ
(2023-06-21)

役に立つラッコ、と、その時、が「」にくくられているのが、とても情操的で美しいと思います。

1
エイクピア
作品へ
(2023-06-30)

Thukinikoさんコメントを有難う御座います。絵本ですか。シニカルな絵本。ラッコとムーミン谷と言うのは、異化効果も考えたのですが、海の存在感を羨んだ結果でもあり、フィンランドの海に囲まれた地政学的条件を考えました。なのでフィンランド周囲にラッコが居るかどうかは考慮しなかったので、詩的にはともかく、現実的にはポンチ画のような印象を与えたのかもしれません。ラッコではなくて亀の上陸を考えていました。公園の池の亀は竹の柵などで囲われて、上陸できない様に、脱走できない様に?されて居て、当然と言えば当然の措置なのですが、亀が陸地に上陸して、蒲公英などを食べる姿を夢想したことは有るので、極めて散文的で、現実的な夢想なのですが、ラッコに当てはめたのかもしれません。ビーチで卓球をやる行為は迷惑行為なのかもしれませんが、そうですね、ラッコの上陸阻止とか、別の観点からの夢想が可能なのかもしれません。そして並行して提示した以上、ラッコとムーミン谷の相関関係についても踏み込んだ言及が詩で出来ればよかったのかもしれません。

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エイクピア
さんへ
(2023-07-01)

たけだたもつさんコメントを有難う御座います。フィンランドにラッコが生息して居ると言うのは結構心強い事実ですね。安堵できたような。詩的異化、詩的効果の方を優先させ過ぎて、客観的な事実に目をつむるのはあまるよくないのかもしれませんが、最低限の知識で臨みました。なのでハハキギはもはやフィンランドやスウェーデンやラッコとの相関関係を考えられる余裕が有りませんでした。フレドニア政府は、私的には小説で冗談めかして言及されて居た様な記憶、あやふやな知識で盛り込みました。テキサス州政府は、ありましたね、独立問題と言うのか連邦政府との角逐が。用心棒は流行らないと言う意味で言及しました。平仮名続きで読みづらかったのかもしれません。でも意味的にはほぼ同じ意味になると思うのが興味深いです。現代では流行らない、やらないはニュアンス的にはほぼ同義になると思うからです。補償金は強烈だったのかもしれませんが、フレドニア政府を出す以上、補償金の方が先に出て来るのですが、対等なものとして考えていたのだと思います。箱庭の世界ですか。箱庭的な世界の脱却よりは、箱庭的な世界の構築を考えたのかもしれません。卓球台はまさか象徴的な意味は持つまいと思ったのですが、錆びれるなら、その錆びれ方がもう少し深められ、ラッコたちとの相関関係が描ければ良かったのかもしれません。エムは普通にエムの文字の意味で登場させたのですが、あまり、意味的な言及は避けて、提示するにとどめました。

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エイクピア
こひもともひこさんへ
(2023-07-01)

こひもともひこさんコメントを有難う御座います。あまり考えなかったですね、ラッコの生息域とか。フレドニア政府は、フィクション、小説の中の、架空の地名だと私は思って居ました。どうも、実在する地名だそうで、歴史的にもテキサス州の歴史に根差した、フレドニア政府計画があったみたいで、衝撃的でした。フレドニア大学もあるそうなので、矢張り私の場合は詩的異化、詩的効果を考えての、表層的な使用なので、ちょっと軽率だったのかもしれません。難解さは詩の目的ではないと思うのですが、方法的な難解さは有効なのかもしれません。矢張り詩的異化、詩的効果ですね、あまり有効な説明になって居ないのかもしれませんが、詩だけにある真実、詩でのみ語られ得るまことは有ると思うので、ひたすら信じて詩作するしかないと思っています。

0
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2023-07-01)

ラッコはかわいいですね。

1
エイクピア
渡辺八畳さんへ
(2023-07-01)

渡辺八畳さんコメントを有難う御座います。詩に出て来るアイテムは、自分の知って居るものをいかに生かすかにかかって居ると思うのですが、ラッコやムーミン谷はよく知られて居るだけに、自分の方であまり知り過ぎてもよくないだろうと思いました。最低限の知識で詩を席巻する、席巻するほどではないにしても、存在感を出すと言う事を心掛けました。ラッコとムーミン谷は知名度が高く、くみしやすい印象、取り込みやすい風貌なのかもしれませんが、それに反比例するかのように厳然として有る、世界的な知名度は、やはり詩で使う場合にも、ある程度は緊張感に包まれ、底知れぬ恐ろしさが無かったわけではないので、ちょっと勇気が必要と言った感じで取り込んで見ました。

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エイクピア
きょこち(久遠恭子)さんへ
(2023-07-01)

きょこち(久遠恭子)さんコメントを有難う御座います。単語の知名度と言うのか、固有名詞の知名度の高さは難しいと思いました。ムーミン谷とか、取り込みやすいのですが、底知れぬ巌と言う感じで、決して上部では判断できない。海底に突き刺さって居るのかもしれないと言う根底を意識させられるからです。ラッコだって固有性、特に動物園で飼われて居たりすると固有性はあるのでしょうが、これは一般名詞の類とあまり変わらないのかもしれないと思うのかもしれない。だがしかし、より容易に取り込めると思うと怖さがあると思いました。旅のお土産や、マスコットイメージから来る、揺るぎない、マスイメージ。矢張りラッコだってよっぽど環境破壊から守るとか、絶滅危惧種保護キャンペーンなどの、外皮が無いと取り上げる難しさがあると思いました。詩で取り上げた以上、深く知って行きたいと言う思いが生じました。そうですね、アメリカ文学的な感じは結構意識して居たのかもしれません。直接的な言及はないですが、意識して居たと思います。

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エイクピア
光英生さんへ
(2023-07-01)

光英生さんコメントを有難う御座います。カギ括弧は受験問題的なイメージがあったのかもしれませんが、政府の提言なので、より厳格に、揺るぎない問題提起と言うニュアンスでした。だから特に解答が用意されているわけではなくて、ただ誠実に対処してほしいと言うポイントだけでしょうか。役に立つラッコと言う内容は政府の提言としては奇異なものなのかもしれませんが、詩の中の真実を追求する手立てとして考えられた内容でした。生きて居る生身のラッコの魂の救済を考えていたのかもしれません。とにかく詩の中でラッコが存在感を増す事を考えての表現で、この場合はフレドニア政府よりもラッコの方が主であると考えていたのだと思います。

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エイクピア
田中宏輔さんへ
(2023-07-01)

田中宏輔さんコメントを有難う御座います。ラッコの可愛さ、アザラシの可愛さを思います。ムーミン谷の提示も、可愛さ繋がりてきな流れだったのかもしれません。よく作品に可愛いだけじゃないなどの表現が有りますが、当然可愛さを絶対の基準、前提としているので、そこからの離脱は意外と難しいのかもしれません。今回はラッコでしたが、ラッコの可愛さは顔だけではなくて、あの独特の手や足、そして絶滅危惧種的な事実と相俟って、空前絶後の可愛さなのかもしれません。詩では言及できなかったのですが、当然の前提として、根底に据えて詩作したと思います。

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