【2021年遅れた七夕企画】星霜日和 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

桃太郎の神殿

幻想的な具体、具体的な幻想

時刻、刻々、刻むということは生きるということである。生きる、生まれる、死を予感する全ての事象が望む新たな幻想、書かれるべき詩、読まれるべき詩がここにある。

狂詩人

優しい人が好き

淡くうかびあがる差異のせつなさ

自分にとって「優しい人」と他者にとって「優しい人」は同じ「優しい人」だろうか。同じ言葉を使っていながら思いうかべるものは同じだといえるだろうか——

沙一

死ね、ニュートン

こいつはいい

こいつはいいよ。文体とイメージは翻訳ランボーの剽窃だが詩の勢いはホンモノ。

豆大福の日

ひとつ私に くださいな。

仮に、お伽噺のような平和があるとしても 敵は、存在するする。人には 雉、猿、そして犬のようなタイプの人のように個性が色々であっても、共通する敵が いる。敵に勝つために、もっとも大事なことは、共通する喜びに きがつくこと

真清水るる

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

帆場 蔵人@⚰

薬売り

胡散臭さがたまらない

怪しいものや不思議なものが好きな方におすすめしたい、世にも奇妙な掌編——

沙一

書かざる言わざる、雄弁に水銀を

黙って笑ってろ、沈黙は金

これを見ているあなた、恥ずかしくはないんですか? 答えられないのですか。 なんでですか。 理由があるという訳でもないのですか? ああ、そうか。 全部、冗談だというのですね。

鳴海幸子

夏は夜。月のころはさらなり

田舎の夜道は暗くとも、恋は華やかで明るい——

沙一

あなたとどんぐりとハナミズ……

悪意のないホローポイント弾

ここには○○の残酷さが描かれている。 ○○が何なのかは、読めばわかる… …かもしれないし、わからないかもしれない。 感じ方は「人それぞれ」だから。

R

祖父の痕跡

黙想を貫いた彼が最後にみたものは…

祖父の遺物が並んだ「私」だけの世界… 彼の深層に踏み込むべく「私」は宝物箱に触れてしまうのか…祖父とは一体何なのか…

つつみ

直列つなぎ-うんこ!!(……

青春の現代詩

青春はいつも、エロくて汗臭い。そして切ないけど優しいところもあり、美しい瞬間もあるけど、昆虫たちも僕らも命を捨てて夫婦になることを受け入れる。それが生きるということだから。個人的には、僕は飯田華子さんの紙芝居を観に行きたい。

蛾兆ボルカ

ちがう星

ピッチャーとキャッチャーみたいだね

それから時々 おなじ星

三浦果実

いつまでもあいさつをしてゆ……

伝説の流行語はここから始まった

「かきかきたぶんしない」は伝説になった。わからない人には永遠にミューズは来ない。

三浦果実

粘土

こんにゃろっというやり場のない怒れる者よ

ほの暗い系男子がたどり着いた極北のモノローグがきみにはわかるまい

三浦果実

菊の花

2020年10月の裏番長/裏大賞

これの良さがわかるまで詩を書くんじゃない

三浦果実

死んだベテルギウス

地球は退屈な諦念に埋め尽くされてる

重力に支配された地球人にはわかるまい

三浦果実

風吹き抜ける青

残酷なロマンティズムがきみにはわかるまい

そのまま生き地獄で野垂れ死にするといいという孤高の美

三浦果実

ぢんせぃ

その喪失感は夢かうつつか

ネットとリアルがボーダーレスな、デジタルネイティブ世代の感性──

沙一

潮風

潮の香りにのまれるように

不思議な気配が手招きをしている

帆場 蔵人@⚰

空の下

大自然という舞台への出奔

二人が走り出す。広大な大自然という舞台へ。

羽田恭

明るい朝の歌

明るい朝のうらには、暗い夜があった

外をみつめることが、内をみつめることにつながっている──

沙一

震え 揺れ 回る

一気に詩情が注ぎ込まれていく。 それが 震え 揺れ 回る。 詩を詠み終えても、止まらない。

羽田恭

生きるためにパイを焼く

どうしようもなく生きていくということ

ただパイを焼く。それだけなのだけれど、衒いも奇抜さもなく心にぶつかってきて揺さぶられる。

帆場 蔵人@⚰

別れ

靴の哀しみ

歩くための存在でありながら、誰かが履いてくれないと歩き出せない存在が、絶望して待機してる

蛾兆ボルカ

パパの日曜日

しがない日常に飽きてしまったすべての人へ

ごく平凡な日曜日のパパが、壮大で絢爛豪華な世界へ旅立つ——

沙一

この作品は読んだことがありません。


作品を
別枠表示

【2021年遅れた七夕企画】星霜日和    

2021年の旧暦の七夕は、8月14日だってよ 機を織る人の たゆまぬ努力を 私は 知らない 牛を追う人の 1日もかかすことのない作業を 私は 知らない 七夕くらいは 幾星霜も続く 男女の間にある なにかに 触れようとしても 良いと思うの まるで 星の川のほとりで たったひとり 経糸と緯糸を織る姫のように まるで星の川のほとりで たったひとり 無我な獣のように佇む青年のように


作成日時 2021-07-14
コメント日時 2021-07-25
ログインしてコメントを書く
ログイン







新規ユーザー登録はこちら

パスワードを忘れた方はこちら

【2021年遅れた七夕企画】星霜日和 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 15
P V 数 : 1235.2
お気に入り数: 2
投票数   : 2
ポイント数 : 0
#現代詩
項目全期間(2021/07/26現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:1235.2
2021/07/26 06時57分59秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

【2021年遅れた七夕企画】星霜日和 コメントセクション

コメント数(15)
羽田恭
作品へ
(2021-07-14)

すばらしく綺麗な七夕の詩ですね。 乙姫と彦星を上手く落とし込めています。

1
名無しの右派アナーキスト
名無しの右派アナーキスト
作品へ
(2021-07-14)

ええね。音がなくても頭ん中でメロディーが出てくるわ。読む音楽やね。汚い言葉も、ギラギラした言葉もあらへんからじんわり頭に染み込んでくるわ。最初の一文がいい味出してるわ。企画参加作品やからしゃあないけど8月14日に見たい気持ちはあったわ。当日になったらもう一回見るで。

1
尾田 和彦
作品へ
(2021-07-15)

【牛を追う人の 1日もかかすことのない作業を 私は 知らない】 ぼくは牛飼いを生業としているのですが(笑)思うに何の職業でも構いません が、忍耐力は、どこでも大切な要素だと思うのです。 男女の間柄もそうでしょう。殆ど忍耐をおいて、大切なものはないと言い切 ってもよいほどに、それは大切な事柄だと思うのですが、学校でも会社でも そういうベースになることを教えないで、技術論や些末事に目が行きがちだ。 同時に男女の出会いの中に生まれる、刹那の触れ合いや運命といったものに ロマンや理想があるのも事実だ。そういう大切な機微を、短詩の中にこめた 或いは俳句のような、よい詩だと思います。

1
蛭子子
蛭子子
作品へ
(2021-07-17)

シンプルな中にも温かみがあり、七夕にぴったりな美しい作品だと思います。まるで〜から青年のように、までの部分が絵画的で、豊かなイメージが立ち上がってきます。

1
百均
作品へ
(2021-07-18)

真清水るる さん こんにちは。百均です。 一読して気になったフレーズはここでした。 >無我な獣のように佇む青年のように 「無我な獣」ってフレーズを見た時に、獣って我を持っている存在として思ってたなという自分に気が付いた感じで、はっとしちゃいましたね。獣から我を引くというのはどういう状態かというと、理性とかそういう物も持たない、凪のような感情を持つ存在であるのだなと思いました。つまり、我をはじいた人間だとそれは理性が残ってしまうのですが、そこを獣というチョイスをした事で、全部そぎ落としている感じが滅茶苦茶するのですよね。 そういう事を考えた時に、この作品のオチとしてこのフレーズが置いてあることって、やっぱりちょっとしたロマンを感じちゃいますね。言って仕舞えば、織姫と彦星の邂逅っていうのが、合理的な判断だとか、獣のような恋愛感情(とぼかしておきます)ではなく、シンプルなネンに一回の出会いであって、それは一年別々の場所で働いてきて大変だった二人が出会うだけなんですよ。みたいなロマンさって感じでしょうか。 ともあれ、非常にほっこりさせられました。 とてもよかったです。 ありがとうございました。

1
真清水るる
羽田恭さんへ
(2021-07-19)

羽田さん 投稿したすぐに、コメントをくださって嬉しいです。 七夕って 好きな年中行事のひとつです。 毎年七夕のしつらえをしていたのですが、今年はしてませんでした。 既成のイメージのまんまで書きたかったので、いただいた言葉が嬉しいです。 ありがとうございます。

0
真清水るる
名無しの右派アナーキストさんへ
(2021-07-19)

是非、8月14日に空をみあげましょう。読む音楽とは ウキウキしてしまう評をありがとうございます。右派アナーキストさんにはいつも良い刺激をしただいています。今回のこのコメントを拝見して、なんだか かき氷みたいな詩だと言われた気がして嬉しいです。実は、私がいままで書いてきた作品の中には、汚い言葉を書くつもりで書いた詩も ギラギラした言葉のつもりで書いた詩も拙詩群の中(当社比)には、あるような気がして 遠い目になってしまいました。そして、おもわず自分にこの場をお借りして 気合をいれさせていただきます。手は腰っ、チェスト―!

0
真清水るる
尾田 和彦さんへ
(2021-07-19)

思いがけない方から コメントをいただきました。感激です。尾田さんは、牛飼いを生業にしておられるのですか?素晴らしいです。  私は昔、畜産協会てところで事務のパートをしたことがあります。なので、クーラーの効いた部屋で 牛飼いの方々のお話のアンケート用紙をとりまとめたりしたことがあります。別件では花田植え祭に参加したこともあります。一口に牛飼いと言いましても、食肉、乳牛、祭のための神様のお使いような牛とか 色々ありますよね。いずれにせよ、牛さんたちの あの黒目がちな 奥行きのある あの瞳のことが、 脳裏に浮かんでいるところです。牛さんたちの環境も技術という意味では、すべての牛さんに番号が振られていたり、生殖なども なかなか きっちりとした管理システムが存在したりしますよね。ですが、それらではないところに大切な事があると感じます。大切なことは言語化が難しいです。学校教育とかは 言葉で表現できることばかりだから限界があるかもしれません。じゃあどうすんのか?と考えてみたら、たとえば 夜空を見上げたりするの?か なあ?やはり言葉にするのは難しいです。  もしも この詩が すこしでも そのなにか大切な機微に触れることができているのなら、ああ この詩を書いて本当に よかったです。詩の時間は、やはり大切ですね。ありがとうございます。良い気づきが いただけました。

0
真清水るる
蛭子子さんへ
(2021-07-19)

課題で書いた作品でして、最後は「のように」で 終わるというのが、課題でした。短冊式の終わりの書き方の「ように。」ではなく、なにかの比喩で終わろうとは決めていたものの、じつは しばらくの間は なにも浮かびませんでした。そして、ああ七夕だから そのままにしよう。  男女の姿を想起していただけば ええやん♪という 単純さで書いてみました。た。もともと七夕には多くの方々にとって豊かな豊かなイメージがありますので、だいぶ 助けられた気がしています。絵画的という評がとくに嬉しかったです。正直いうともあまり絵画的であろうとは思ってなかったです。しかし、じつは私はスランプだったのですが 絵画のつもりで書けば また なにか描けるのかもしれないです。良いヒントになりました。ありがとうございます。

0
真清水るる
百均さんへ
(2021-07-19)

課題で書いた作品でして、最後は「のように」で 終わるという課題でした。短冊式の終わりの書き方の「ように。」ではなく、なにかの比喩で終わろうとは決めていたものの、じつは しばらくの間は なにも浮かびませんでした。そして、ああ七夕だから そのままにしよう。  男女の姿を想起していただけば ええやん♪という 単純さで書いてみました。た。もともと七夕には多くの方々にとって豊かな豊かなイメージがありますので、だいぶ 助けられた気がしています。絵画的という評がとくに嬉しかったです。正直いうともあまり絵画的であろうとは思ってなかったです。しかし、じつは私はスランプだったのですが 絵画のつもりで書けば また なにか描けるのかもしれないです。良いヒントになりました。ありがとうございます。

0
真清水るる
作品へ
(2021-07-19)

すみません。↑の書き込み、コピーミス。

1
真清水るる
百均さんへ
(2021-07-19)

百均さん!百均さんのコメントが熱いです。とても嬉しいです。ありがとうございます。獣もきっと心というものがあるんだと思います。食欲とか性欲とか睡眠欲とか縄張り欲とか、様々な欲がないはずはないです。美女と野獣の獣とか 狼男という獣は、人間の我が産み出した獣さんたちだったりするメルヘンですが、日常に於いても 人間が「こいつら獣だ!」と口にするとき、「こいつら我欲の塊だ!」ということと、同じ意味のような気がしますね。(笑) 百均さん、百均さんたら「シンプルなネンに一回の出会い。」と書いておられる。う~む。年とは書かずに、ネンと書いておられる。渋いっ!そこは、はやり ひとつの念かもしれないです。

1
トラ丸
作品へ
(2021-07-23)

ありのまま、って感じで好きです。織姫様と彦星様に向けたまなざしがやわらかくて良いと思いました。

1
yamabito
作品へ
(2021-07-23)

 このサイトも良い書き手が増えている気がします。真清水さんや斬新な作風の若い方もおられますが、逆に私のような古い作風の人もいる( ;∀;)。  真清水さんの武器は何よりも心のクリアさだと思います。常に透明感があって、視点も素直にできている。それが読み手に好感を与えるのだと、私は勝手に考えているのですが、実際はわかりません。というか、勝手に顔見知り的な発言をしてしまい不快だったのなら謝ります。  余談が長くなりました。  本作品も、真清水さんらしいクリアさを感じます。「だってよ」「私は知らない」「よいと思うの」と行った語り口調は文体全体を立体的にさせている効果があるようです。いわゆる真清水節というか。そんな雰囲気でしょうか。  最終連は、孤独を美しく表現なさっている。がさっと読みですみませんが、なんかテキトーに感想だけ書かせていただきました。すいません。

2
史秋
史秋
作品へ
(2021-07-25)

1
ログインしてコメントを書く
ログイン







新規ユーザー登録はこちら

パスワードを忘れた方はこちら

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン
推薦文を書く

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 1