ももこ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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ももこ    

どこにでもいる野豚 愛されているようだ とてもまるまるとした体 分厚くて堅牢な肉の張り つややかな桃色の毛並み 短かい四肢の尖るつま先 飛び出た大砲の黒い鼻先 与えられた小屋で暮らす アスファルトの上の 電信柱のそばで マゼンタの水玉模様の首輪と しわくちゃにした毛布の上に 排気ガスを吸いながら 顔をこすりつけながら 伏目がちに睫毛を下ろして 疲れたならねむる 今日もまたねむる ねむっている


ももこ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 16
P V 数 : 1156.4
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 172

作成日時 2021-05-01
コメント日時 2021-05-05
#現代詩
項目全期間(2024/04/25現在)投稿後10日間
叙情性3232
前衛性00
可読性6565
エンタメ1111
技巧00
音韻5757
構成77
総合ポイント172172
 平均値  中央値 
叙情性1616
前衛性00
可読性32.532.5
 エンタメ5.55.5
技巧00
音韻28.528.5
構成3.53.5
総合8686
閲覧指数:1156.4
2024/04/25 05時50分48秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

ももこ コメントセクション

コメント数(16)
kouya hijiri
kouya hijiri
作品へ
(2021-05-01)

一匹の豚が比喩を交えつつ鮮やかに描かれていて良かったです。わかりやすく、一文一文が短いことも有ってリズムよく読み進める事が出来、何度も読みたくなる詩でした。 豚ののほほんとなのか超然となのか穏やかで気ままな様子が目に浮かびます。素敵な詩をありがとうございますm(_ _"m)

1
ryinx
作品へ
(2021-05-02)

なにか深い慈しみのような気持ちを感じます。どこにでもいる野豚。けれどもマゼンタの水玉模様の首輪。作中からは、その存在が野豚とも犬とも猫にも、あるいはホームレスのようにも沢山に受け取る事が出来てしまうのですが、戸外の描写からは、どこか打ち捨てられてしまった存在であるかのような印象も受けます。 伏目がちな睫毛から連想するのは、個人的には犬や猫なのですが、ももこ というタイトルからはその存在がとても愛おしいものであるように感じるのです。

1
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2021-05-02)

ブタですか?

1
湯煙
作品へ
(2021-05-03)

kouya hijiriさん ありがとうございます。 韻を踏む箇所は少し気になっていましたが、読みやすさの点では良かったかと。 短文についてはやはり動物のことであり、入るこむこともどうなのか?と思い、少し客観的になった影響があるのかもしれません。もっと書き込むべきではないかといったこともあるかとは思いますが。 そのあたりはおそらく普段のももこの風貌や雰囲気を優先したようにも思いますね。

0
湯煙
kouya hijiriさんへ
(2021-05-03)

kouya hijiriさん  前後しますが、コメントへのお返事を書かせて頂きました。

0
湯煙
ryinxさんへ
(2021-05-03)

ryinxさん ありがとうございます。 とくに意識していたつもりはありませんでしたが、慈しみの目線はおそらく個人的な感情よりも視覚的な要素を優先させた模写によるのかなと。物珍しさもあり愛おしい気持ちもあり、また、ももこと名付けられた町中で飼われている一頭の豚に対する関心など。そうしたものが混じりあった感じでしょうか。目の前に存在しますがよくはわからない、知り得ないものがあるといった。

1
湯煙
田中宏輔さんへ
(2021-05-03)

田中宏輔さん ありがとうございます。 はい、豚ちゃんです。渋い横顔を見せる大型の豚です。 目的はわかりませんが、とある会社が飼っているようです。かわいいですがかなり迫力がありますね。

0
kouya hijiri
kouya hijiri
湯煙さんへ
(2021-05-04)

返信ありがとうございます! 僕としてはその客観的な様子が、淡々として歯切れよく、作品の良さになっていると感じました。

1
くにと
くにと
作品へ
(2021-05-04)

良いです。

1
奥村うみ
作品へ
(2021-05-04)

>疲れたならねむる 疲れた場合は寝てしまう(疲れたからといって、自由に休めない人間と違って) >今日もまたねむる 一昨日も昨日も今日も、たぶん明日もねむる >ねむっている 今、目の前でもねむってる。ずっとねむってる 徐々にねむりに落ちるように、彼女のねむりがゆるぎないものになっていく様が、表現されているように思いました。 作品を最後まで読み終えると、「街中なのに牧歌的」な雰囲気を感じました。

1
くにと
くにと
作品へ
(2021-05-05)

アンニュイなエロチックさ。気だるい春の午後、がイメージされました。

1
湯煙
kouya hijiriさんへ
(2021-05-05)

kouya hijiriさん ありがとうございます。 それならば良かったです。 街中にいる野豚のももこに対して犬や猫のように触れ合うこともできるのでしょうが、まじまじと、こわごわと観察している感じもあるのでしょうね。

0
湯煙
くにとさんへ
(2021-05-05)

くにとさん 一言コメントをいただきありがとうございます。

0
湯煙
奥村うみさんへ
(2021-05-05)

奥村うみさん ありがとうございます。 本当のところはもちろんわかりません。眠っている様子をよく見かけますね。時間帯や環境などもあるのかもしれません。最後の繰り返しにはそうしたももこの様子への疑問や知りたいという気持ちも含むものになるのかなと。

0
湯煙
奥村うみさんへ
(2021-05-05)

追記になりますが、街中なのに牧歌的な感じはやはり野豚の存在からきているように思います。あの樽型の体は不思議な魅力を与えてくれますね。

0
湯煙
くにとさんへ
(2021-05-05)

くにとさん ありがとうございます。 そういえば、フライングピッグなるものをイメージしたこともありますね。たしかに豚の四肢や渦巻きの尻尾にはエロティックさが備わっているかと。あの淡いピンクの色や垂れ目などと早春のイメージがマッチするのでしょうか。

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