海のパース(2021.3.5改) - B-REVIEW
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死ね、ニュートン

こいつはいい

こいつはいいよ。文体とイメージは翻訳ランボーの剽窃だが詩の勢いはホンモノ。

豆大福の日

ひとつ私に くださいな。

仮に、お伽噺のような平和があるとしても 敵は、存在するする。人には 雉、猿、そして犬のようなタイプの人のように個性が色々であっても、共通する敵が いる。敵に勝つために、もっとも大事なことは、共通する喜びに きがつくこと

真清水るる

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

帆場 蔵人@⚰

薬売り

胡散臭さがたまらない

怪しいものや不思議なものが好きな方におすすめしたい、世にも奇妙な掌編——

沙一

書かざる言わざる、雄弁に水銀を

黙って笑ってろ、沈黙は金

これを見ているあなた、恥ずかしくはないんですか? 答えられないのですか。 なんでですか。 理由があるという訳でもないのですか? ああ、そうか。 全部、冗談だというのですね。

鳴海幸子

夏は夜。月のころはさらなり

田舎の夜道は暗くとも、恋は華やかで明るい——

沙一

あなたとどんぐりとハナミズ……

悪意のないホローポイント弾

ここには○○の残酷さが描かれている。 ○○が何なのかは、読めばわかる… …かもしれないし、わからないかもしれない。 感じ方は「人それぞれ」だから。

R

祖父の痕跡

黙想を貫いた彼が最後にみたものは…

祖父の遺物が並んだ「私」だけの世界… 彼の深層に踏み込むべく「私」は宝物箱に触れてしまうのか…祖父とは一体何なのか…

つつみ

直列つなぎ-うんこ!!(……

青春の現代詩

青春はいつも、エロくて汗臭い。そして切ないけど優しいところもあり、美しい瞬間もあるけど、昆虫たちも僕らも命を捨てて夫婦になることを受け入れる。それが生きるということだから。個人的には、僕は飯田華子さんの紙芝居を観に行きたい。

蛾兆ボルカ

ちがう星

ピッチャーとキャッチャーみたいだね

それから時々 おなじ星

neue Ära records

いつまでもあいさつをしてゆ……

伝説の流行語はここから始まった

「かきかきたぶんしない」は伝説になった。わからない人には永遠にミューズは来ない。

neue Ära records

粘土

こんにゃろっというやり場のない怒れる者よ

ほの暗い系男子がたどり着いた極北のモノローグがきみにはわかるまい

neue Ära records

菊の花

2020年10月の裏番長/裏大賞

これの良さがわかるまで詩を書くんじゃない

neue Ära records

死んだベテルギウス

地球は退屈な諦念に埋め尽くされてる

重力に支配された地球人にはわかるまい

neue Ära records

風吹き抜ける青

残酷なロマンティズムがきみにはわかるまい

そのまま生き地獄で野垂れ死にするといいという孤高の美

neue Ära records

ぢんせぃ

その喪失感は夢かうつつか

ネットとリアルがボーダーレスな、デジタルネイティブ世代の感性──

沙一

潮風

潮の香りにのまれるように

不思議な気配が手招きをしている

帆場 蔵人@⚰

空の下

大自然という舞台への出奔

二人が走り出す。広大な大自然という舞台へ。

羽田恭

明るい朝の歌

明るい朝のうらには、暗い夜があった

外をみつめることが、内をみつめることにつながっている──

沙一

震え 揺れ 回る

一気に詩情が注ぎ込まれていく。 それが 震え 揺れ 回る。 詩を詠み終えても、止まらない。

羽田恭

生きるためにパイを焼く

どうしようもなく生きていくということ

ただパイを焼く。それだけなのだけれど、衒いも奇抜さもなく心にぶつかってきて揺さぶられる。

帆場 蔵人@⚰

別れ

靴の哀しみ

歩くための存在でありながら、誰かが履いてくれないと歩き出せない存在が、絶望して待機してる

蛾兆ボルカ

パパの日曜日

しがない日常に飽きてしまったすべての人へ

ごく平凡な日曜日のパパが、壮大で絢爛豪華な世界へ旅立つ——

沙一

「中央公園より」

わかりあえなくたっていい

人種、国籍、性別、年齢、人間同士のわかりあえないディスタンス、そんなことよりも、おたがいに笑っていよう、ここはみんなの公園だから——

沙一

わたしの髪は生きているのか……

心を亡くしてしまいそうなときに

ささやかなお洒落をたのしむ、それは自分が自分であることをわすれないために、ひつようだったのかもしれない——

沙一

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海のパース(2021.3.5改)    

海よりもとおい海の 浜辺には声の真空があり 水と石だけがきざまれて在る 列島の等高線をきりおとして おんなたちは口々に あれが星の曲率なのだとささやく だがひとえに言ってしまえば 彼女らもまた 遠近法のパースの直線だ  くずれていくのはいつも  ちかい という言葉からだ  どこまでいけばいいのだろうか 波にさらわれて足跡はきえ 乱反射する煌めきに瞳を細めた ウミネコが鳴いている 時計の針はすきとおり 水泡のなかになにもかもを なげ またおんなたちがささやいている わたしは青ざめ 枯れた汗は燃え上がり 波音のふるえだけがたしかだ

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作成日時 2021-03-05
コメント日時 2021-03-14

海のパース(2021.3.5改) ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 658.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 11
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2021/06/18現在)投稿後10日間
叙情性33
前衛性11
可読性11
エンタメ11
技巧33
音韻11
構成11
総合ポイント1111
 平均値  中央値 
叙情性1.51.5
前衛性0.50.5
可読性0.50.5
 エンタメ0.50.5
技巧1.51.5
音韻0.50.5
構成0.50.5
総合5.55.5
閲覧指数:658.4
2021/06/18 17時06分22秒現在
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※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

海のパース(2021.3.5改) コメントセクション

コメント数(6)
ライ麦
ライ麦
作品へ
(2021-03-05)

真空という語は不適切な気がしました。平凡な表現、内容、構成の詩ですね

0
新染因循
ライ麦さんへ
(2021-03-05)

コメントありがとうございます。これからもより良い詩を描けるように精進していこうと思います。

0
福まる
福まる
作品へ
(2021-03-05)

パースという言葉を初めて知りました、微分幾何学ってなんでしょうか?遠近法は聞いたことがあります。詩的にはロマンを感じます。

0
新染因循
福まるさんへ
(2021-03-06)

透視図に使う直線のことです。ロマンを感じてくださってうれしいです。コメントありがとうございました。

0
st
作品へ
(2021-03-14)

この詩は某所で非常に高く評価された詩ですよね。ここでは残念 ながら、反応が少ないようです。私も最初は変な詩だと思って、 あまり興味がなかったのですが、高く評価された詩は美しい鏡で あり、自分を映すのだと思い、この詩のよさがわからないのは、 自分のせいではないかと、徹底的に分析してみました笑。かって な分析ですのでおそらく間違っていると思います。しかし、この 分析によれば、この詩の雄大なスケールがわかり、その面白い試 みも理解できて、なんとかそのよさもわかったような気がします 笑。 おそらく浜辺で、ふと海のパース、それも月から見た日本列島を 取り巻く、海のパースを描いてみようと思い立った。 海のパースで有名なのは、葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪 裏などですが、もしそうだとしたら月からとはユニークですね。 >海よりもとおい海の >浜辺には声の真空があり >水と石だけがきざまれて在る 月にも多くの海があり、海よりもとおい海ですね。そこには声 の真空があり、水と石もあります。 >列島の等高線をきりおとして >おんなたちは口々に >あれが星の曲率なのだとささやく 月から見ると、太陽の光たちは列島の高低差を消し(数千メー トル程度の差は誤差の範囲)、列島はただ球面上に長くのびて いる様を見せ、それは星の曲率に従ってまがっている。 太陽の光たちを、あたかも浜辺でたわむれているおんなたちと 同化させている。 >だがひとえに言ってしまえば >彼女らもまた >遠近法のパースの直線だ その太陽の光たちも、今描こうとしている海のパースの、海と 消失点を結ぶ直線となっている。 >くずれていくのはいつも >ちかい という言葉からだ >どこまでいけばいいのだろうか さあて、パースが崩れないようするのに、消失点をいくつにし て、それらをどこまで伸ばすかということだ。 浜辺では >波にさらわれて足跡はきえ >乱反射する煌めきに瞳を細めた >ウミネコが鳴いている 考えても考えても、消失点をどうしたらよいのかわからない。 >時計の針はすきとおり >水泡のなかになにもかもを なげ >またおんなたちがささやいている 時は過ぎてゆく。いろんなアイデアが浮かんだが、そのすべ てを水泡のなかに投げ捨てた。 >わたしは青ざめ >枯れた汗は燃え上がり >波音のふるえだけがたしかだ そのむずかしさに青ざめて、でた汗は乾き、波の音だけが 聞こえていた。

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新染因循
stさんへ
(2021-03-14)

純粋に加筆したウミネコが蛇足だったのかなぁなどと悩んでおりましたが、分析ありがとうございます。作者としてst氏の分析の正誤などを言ってしまうと面白くもないのですが、あらゆるものは遠近法のパースの一部である、と言うコンセプトで書きました。とても僕も好きな分析をしていただいてとても喜んでいます。ありがとうございました。

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投稿作品数: 2