雨光 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

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大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

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あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

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きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

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きょこち(久遠恭子)

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居場所をありがとう。

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カッパは黄色いのだから

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あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

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だれのせいですか

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雨光    

空から降るものは いつも正しい 嫌われるものが好きで 瞬きは悲しみを 打ち払う 手首の折れる音 目を覚まさないように 夢の中を歩く 大通りで 媚びた目をした 野良猫が腰をくねらせる それを踊りと言うのか また気が付いて のろいみたいに 朝を迎える 早すぎた別離 定められた終わり 祈り ひとりぼっちの願い 他人の空似 空から降るものは正しい 差し伸べた手で 受け止める 雨は重い 形があることは とても救われない 溜め息をつくばかりの かみさまと 笑い続ける天使 雨 光の音


雨光 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1158.5
お気に入り数: 2
投票数   : 1
ポイント数 : 2

作成日時 2021-03-01
コメント日時 2021-03-12
#現代詩
項目全期間(2024/04/20現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1158.5
2024/04/20 00時38分05秒現在
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    作品に書かれた推薦文

雨光 コメントセクション

コメント数(6)
なかたつ
作品へ
(2021-03-06)

 「空から降るものは/いつも正しい」というのがキラーフレーズで、かっこいいフレーズで目を惹きながらも、では、その意味はと問われるときちんと掴めないでいます。「正しい」があれば、「間違っている」もあるのでしょう。  「正しい」や「間違い」は誰かの価値判断であって、レッテルではないですが、誰かが値札をつけるような行為だと思っています。というのも、「野良猫が腰をくねらせる」ことを「踊りと言うのか」というのも名づける行為であって、その動きは名詞ではなく、単なる動きなのですが、どうしても人は何かを付けたくなってしまう、そんなことを考えました。  名前や価値を付けるということ、そんなことを考えながら作品を読みながらも、主題にあるのは「音」なのでしょう。じゃあ、「音」って一体何なんだろうと。一般的に言えば、何かが動いた痕跡、何かがそこに在るということの証明、とでも言えそうですが、この作品に寄り添って言えば、「形があることは/とても救われない」という言葉をとって、「音」が「形のないもの」としてこの作品では扱われているのではないでしょうか。「溜め息」も「かみさま」も「天使」も概念としては何となく理解できますが、人間の目で認識できないという意味でいずれも形のないものであります。そのままに「雨/光の音」という終わりへと結ばれています。  何となくこうしたキーワードを掴みながらも、このままではこの作品にある想いのようなものを掴めていない気がしています。特に目を惹いたフレーズが「他人の空似」という言葉でした。「空似」って、口ではいうことがあっても、そういう字をしているのかと。「祈り/ひとりぼっちの願い」と、敢えて「ひとりぼっち」であることが表明されています。これも「早すぎた別離」という行とも結びつくものです。  「音」が形のないものとして扱われていると述べたのですが、やはり、何かがそこに在ったという痕跡として、形がなくて、音だけが在るということ。それらのことと、こうした「ひとりぼっち」や「別離」といったかつてあったという過去とやんわりと結びついていて、痕跡を追っているということに主題があるのだと掴みました。

0
妻咲邦香
作品へ
(2021-03-07)

その正しさに埋もれながら私たちは生きているのかもしれないし、また生きていかなければならないのかもしれない。終わってしまうことで自由の本当の味をいつも教えられているような気がします。

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ネン
なかたつさんへ
(2021-03-11)

丁寧に読んで下さって、コメントまで頂けたことに感謝します。有り難うございます。 別れ、というものも形のないものの一つですね。始めようと思えば出来なくもないのに、ただそういう状態であることを望んで留まる。頭の中にはいつも整理の付かない別れがたくさんあるので、それが作品にも出たかもしれません。 形にならないで抱くだけの想いが少しでも伝われば良いのですが。光ですらうるさく、雨はのしかかり、何かになる前に既に全てが忙しいのです。

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ネン
妻咲邦香さんへ
(2021-03-11)

感想有り難うございます。 天、と古来より散々仰いで来たように、何故人は空を神の住まう所だと思ったのか、分からないのです。それが間違うことはあってはならないのか。 自由の味は苦いです。

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エイクピア
作品へ
(2021-03-12)

垂直の正しさを思いました。垂直に侵入するものはサンタクロースであろうかと思いました。日本の家屋では煙突が無いので大丈夫であろうかと思いました。フォルムの悲劇はありきたりではなくて、笑い続ける天使を凌駕する大天使長が居るような気がしました。

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ネン
エイクピアさんへ
(2021-03-12)

コメント有り難うございます。 サンタクロースもまた正しいのです、日本家屋にも煙突が是非とも必要です!いやそれは冗談ですが。天使の階級については、考えていませんでした。しかめ面をしているかも。

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