ボーノ、フォルマッジョ! - B-REVIEW
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アオゾラの約束

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こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

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あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

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だれのせいですか

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どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

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衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

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渇いた心を満たす雨に満たされていく

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批評対象
作品を読む

ボーノ、フォルマッジョ!    

<批評対象作品>
さよなら、フォルマッジョ


 テレビのバラエティ番組で、目隠しをして口に食べ物を入れ、それを何か当てるというゲームがある。これがけっこう当たらなくて、食べ物の判断に視覚情報というのは大きいようだ。  色々な作品を読んでいて、これって詩なんだろうか?と考え込む作品もある。もぐもぐ、うーん?、ごくり。ただ、中にはすぐにこれは詩だと感じる作品に出合うこともある。帆場さんの「さよなら、フォルマッジョ」は、僕にとってまさにそれだった。もぐもぐ、あっ、これはイチゴだとすぐにわかるように。  詩の内容をみていけば、エキセントリックな日常が綴られているわけでもないし、奇想天外な非日常体験があるわけでもない。ただ、上質な日常が淡々としみじみと描かれている。上質な日常を淡々としみじみと描くことが詩かと言えば、もちろん違うと思う。色んな詩がある。無果汁のオレンジジュースだってある。ただ、工場で大量生産されるオレンジジュースより、手絞りのオレンジジュースの方が、うれしい。そこに特別な思いがこもっていたなら、なおさら。  これは僕の完全な主観で、客観的な正しさはないかもしれない。僕が学生で、この作品が、詩である理由を4000字で説明しなさいと言われたら、「僕がそう感じたからです。」と12字で答えるしかない。きっと及第点には届かないだろう。仕方ない。他の授業の単位でカバーするしかない。そして、学食の安いご飯を食べながら思うしかない。もうもぐ。うーん、ボーノ、フォルマッジョ! イタリア産のチーズを食べたことはないけれど。



ボーノ、フォルマッジョ! ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1610.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0


作成日時 2020-03-05
コメント日時 2020-03-11

ボーノ、フォルマッジョ! コメントセクション

コメント数(7)
三浦果実
作品へ
(2020-03-05)

初読でコメントさせていただきますが、この批評文はいいですね。思わずもう一回帆場さんの作品を読みに行ってしまいました。 なんというか、その、わからんものはわからんし、言葉に出来んものは出来んという潔さと、その潔さだけで終わらせない、批評対象の作品が個人の営みにまで降りてきたんだという深みが感じられて読んでよかったです。

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トビラ
作品へ
(2020-03-05)

最後の方、 もうもぐ× もぐもぐ○ です。

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トビラ
三浦果実さんへ
(2020-03-06)

みうらさん、コメントありがとうございます。 返信が後回しになってしまって、すみません。 僕ははちゃんとした批評文を書くのはこれがはじめてで、人が読むのに耐えられるものになっていれば幸いです。もっと「さよなら、フォルマッジョ」という作品特有の味わいを紹介できたらよかったのですが。 はじめて批評文を書いてみて、僕にとって批評は、主役(批評対象)を引き立てる脇役なのかな、と思いました。というのは、みうらさんからいただいたコメントで一番嬉しかったのは、 >思わずもう一回帆場さんの作品を読みに行ってしまいました なんですよ。 そこを読んで、書いた甲斐があったという思いでいっぱいになりました。そういう意味では、書店の手作りのポップのようなものなのかもしれません。現時点の僕にとっては。色々と書いていったら、また変わるかもしれませんが。 詩のことも批評文のこともまだまだわからないことばかりだと実感する日々です。それでも前よりは、ちょっぴり成長できたという手応えもあり、最近は楽しいです。

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ほば
トビラさんへ
(2020-03-06)

トビラさん、批評文ありがとうございます。あの作品はかなり手探りで迷いながら書いたものでして少し感傷的に過ぎたかなぁ、と思っていたらこのようなユーモアのある文章を書いて貰えるとは……嬉しいものですね。

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トビラ
ほばさんへ
(2020-03-08)

帆場さんの「さよなら、フォルマッジョ」を拝読して、これは詩だとすぐに感じました。それで何かコメントをしようと思ったのですが、上手く思い浮かばなくて。もう一層のこと、批評文にしてみようと思い、書いたのがこれです。作者の帆場さんに喜んでいただけて、書いたかいがあったというものですよ。 感傷的。そう言われれば、そういう風にも思いますが、なんというか上質な感傷だと僕は思いますよ。

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湯煙
作品へ
(2020-03-11)

こんにちわ、フォルマッジョ 素直に味わえと、そんなメッセージを感じました。大人のための詩ですね。 グラッチェ、

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トビラ
作品へ
(2020-03-11)

チャオ、湯煙さん。 こんばん、フォルマッジョー! >大人のための詩 この批評文、そんなに違いの分かる大人の味になっていますか。 なっていたらいいのですが。 ただ、味覚は子どものが方が鋭敏だと思いますよ。 大人の方が色々な味を知っているというだけで。 そういう意味では、色々な味を知った上で味覚が鋭いというのが、もっとも違いが分かるのかもしれませんね。 僕の詩をもぐもぐしにきてくれる湯煙さんは、きっと違いのわかる人に違いない。 このゲテモノ好きー(←褒めてるつもり)。 いつもコメントありがとうございます。グラッツェ!

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