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ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで   

作成日時 2019-10-19
コメント日時 2019-11-07

魚編の漢字が好きだ 目から鱗という言葉が好きだ 逆鱗に触れるという言葉が好きだ 好きだ わたしの言葉を読んでくれるだろう あなたが好きだ 回遊する魚のように 回して読む 寿司屋のお湯飲み茶碗のように わたしの世界の温度を確かめるように 今日も あなたに届く言葉を さがす {これは 詩集にしたい}と あなたに、言ってほしい わたしの本に もし名をつけるなら「回遊魚」という名前が似合うといった人がいた それからの私は 祈りの日々 言葉が私を水を得た魚にしてくれますように あれからというもの 私の心は栞のよう 薄っぺらい鱗のよう わたしの 心の中に そっと挟まれている ちいさな栞のような鱗が痛いの あなたの心の中を泳ぎたがっている私の鱗 わたしは わたしの みなぞこに潜る  あなたの心の みなぞこで 私の鱗が翻る そうだ わたしの鱗よ あなたの深海で にぶい光を放つのだ きた ここが そこだ。目か鱗の瞬間だ。 私は 深海の水圧のような逆鱗に耐え得る るるる さまざまな渦を ホッチキスで がしゃりと留めたなら さあ 泳げ  ****** 即興ゴルコンダ(仮)というサイトに投稿したことのあるものを改編いたしました。


項目全期間(2020/01/23現在)投稿後10日間
叙情性1513
前衛性11
可読性1311
エンタメ43
技巧77
音韻00
構成88
総合ポイント4843
 平均値  中央値 
叙情性2.51.5
前衛性0.20
可読性2.22
 エンタメ0.70
技巧1.20
音韻00
構成1.30
総合84
閲覧指数:1198.6
2020/01/23 21時24分38秒現在
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コメント数(9)
AB (2019-10-19):

タイトルもゴルのままですか? かなりいい、じわりときます。 全体的にも、一行ごともいい雰囲気です。 ごく個人的な好みで、鱗が痛いの だけがひっかかってしまいます。 逆にそこがパワーフレーズという読者もいるかもしれませんが。

遠藤ヒツジ遠藤ヒツジ (2019-10-19):

るるりらさん、詩を読ませていただきました。 ありがとうございます。 魚編の漢字が好き、という書き出しに引き込まれて、それからは水を流れるように読むことのできる詩でした。回遊魚のようにゆうゆうと、というような楽観性は薄く、時には逆鱗に触れる痛みも持っている世界は読者を飽きさせないと思います。 また、あなたへ向けられた恋愛詩でもあって、詩の原点を見せられる気持ちもあり、全体として非常に秀作だと思いました。 拙い指摘ですが、最終前二連の「るるる」という音の響きはなくても十分読者に響く詩だと思います。 また、題では「君」・作中では「あなた」ですので、どちらかに統一できれば読者はより一層すんなりと詩世界に入っていけるのではないでしょうか? 以上、拙い感想ですが、失礼いたしました。

るるりら (2019-10-21):

●仲程様へ タイトルは、ゴルのままです。詩文は ゴルに投稿したものとは、すこし違います。 「かなりいい、じわりときます。」と、ゴルをご存知の中程さんに言っていただけたので、もうもう私は もうほんとうに 嬉しいです。しかし、鱗が痛いの だけがひっかかってしまいましたか。そこは、ゴルに当初投稿した際には、なかった部分です。今の私は、「鱗が痛いの 」を、入れたかったのです。 なぜなら 恋のように書きたかったんです。嬉恥ずかしい恋のアノ 胸があつく痛い感じにも似た感じを、入れたかったのです。ところが、(>_<) イタイ感じになったかもしれません。残念。  でも、まあ……失敗を恐れず 入れなくても良いこともいれたことを 後悔しないでおこうと思っているところです。感想ありがとうございました。

るるりら (2019-10-21):

●遠藤ヒツジ 様へ はじめまして もしかしして、ビーレビ初参加コメントに私を 選んでくださいましたか?それだけで まず 感激です。しかも、非常に秀作との 光栄な評価をありがとうございます。とくに、「詩の原点を見せられる気持ち」との評に 身が引き締まる思いです。 難点についてですが、拙い指摘だなんてとんでもないです。ご指摘は、最終前二連の「るるる」という箇所が不必要では?とのご指摘と、題では「君」・作中では「あなた」に統一感が無いとのご指摘ですね。 どちらもその通りだと思います。ただし、「るるる」は、どなたかが仰ることは予想していましたが このようにしました。「君&あなた」は、きがつきませんでした。 「るるる」とは、なんぞや。この詩は わりと分かりやすい詩表現で書かれていると思うのです。この「るるる」だけは 意味不明ですよね? このところ「る」の文字について思索していたのです。形が美しい。私の名前を変えることがあっても この美しい すこし尖がりのある簡易渦巻型の ひらがなにしよう。と、おもっておりました。すべての根源へともぐる「る」の記号。そして「流転、類似、」と渾身の説明をしてみましたが、お分かりになられましたか?わかんないでしょ? わかんないと思います。 実は、ソコが狙いなんです。この詩は、分かりやすいのに分からないんです。(笑)  童女の話のように、わからない部分があるって部分を、 私は入れたかったんです。わからないがわかる…みたいな……。そういうふうに、人と人とか ふかいところで 触れ合うことができたら、最高だと思うのですが、いかがでしようか? なお、「君」「あなた」は、うっかりしました。この詩の表題は他人様が課題としただされたものんです。君という表現を 私はあまりしない性分であるため 「君」であると なにも 書けなかったかもしれません。目から鱗でした。 とても細部まで読み込んでくださって、感謝しています。とても嬉しくコメントを拝読いたしました。ありがとうございました。

若落葉若落葉 (2019-10-21):

遠藤ヒツジ遠藤ヒツジ (2019-10-25):

●るるりら 様へ お返事ありがとうございます。 おっしゃる通り、ビーレビ初コメントでした。 「るるる」の表現についても、るるりらさん自身の考えが聴けて非常に勉強になります。 (るるりらさんのお名前にも関係してくるな、と後から気づきながら)「る、ろ」の象形イメージや「流転、類似」の意味を含ませているという返信を見てなるほど、と膝を打ちました。 でも同時にるるりらさんも自覚しているとおり、「わかんないと思う」という言葉が真実でもあると思います。詩のみならずあらゆる作品は作者の書いた意図を外れて読者に届く、と僕自身は考えていますので、そのような考えをるるりらさんが持っていることが嬉しかったです。 僕も詩を書くときに「あなた」と表現することが多くて、たしかに「君」では書きづらいものになっているかもと自らを省みる機会にもなりました。 初めてのコメントでしたが、真摯に返答をくださりありがとうございました。

るるりら (2019-10-30):

遠藤ヒツジ様 再度のコメント ありがとうございます。 なんというか、ときめきました。どきどきします。 わたしは「君」では 書きづらいといいましたが、 だからこそ 遠藤様のことを 私の心の中だけでは、ヒツジの君と呼ばせていただきます。 是非是非 これからも 読んでいただけると幸いです。

エイクピア (2019-10-31):

あなたの深海、深海の水圧。うろこが目に染みるようなそんな抒情。この詩ではうろこがロックしていると思いました。

るるりら (2019-11-07):

エイクピア様へ お返事が遅れてしまいましたが、嬉しいコメントをいただけました。コメントを初めて読んだときは、うろこのロックンロー。イエーイ。と、おもったのですが  いま、コメントを読み返すと うろこが鍵となっていると読めていて 釘付けになりました。 コメント自体が 詩になっておられると感じます。ありがとうございました。

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