別枠表示
To be seen through
君の言葉に浸っていた僕は 夏の日差しが降りたあの日から 今日までずっと 透かされている気分だ きっと天に覗かれているんだと思う 泡になって やがて消えて それも無くなる 空っぽを抱いて僕は またすいていくんだろう 風にさらわれていく影を 僕は追いかけることもなく ただ見送るだけで 消えそうで消えないまま 残響のように 君の声だけが胸でどくんと鳴る それすらも見透かされているはず わずかな祈りの現れ ただ静かに揺れて 瞬く間にひとつずつ輪郭がこぼれ落ちる 確かに残るものとして 形崩れてゆく 地に足が付かないで 余韻のつなぎ目を結ぼうと 彷徨う僕は 冬の静けさが訪れたこの街のどこかで 冷たくなるのかな あかりを浴びて ひたすら歩くことでしか 保っていられない
ログインしてコメントを書く
To be seen through ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 118.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-12-01
コメント日時 2025-12-01
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) |
|---|---|
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文

