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じょうろ
木の下では飲まない 気の利いたことができない 小さい人間 行き帰り 通る時に視線を注ぐ一方 なのにふとしたことで 潤ってしまうこちらの両目 どこから注がれたのかって 言葉を飲んで今日も頭を下げる
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じょうろ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 769.2
お気に入り数: 2
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-11-23
コメント日時 2025-12-03
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


タイトルがなかなかに滲みます。 「小さな人間」の一人としてうんうんと うなづきながら読んだ次第です。 なにか微風がそばを吹き抜けた感じ。 そんな詩でした。
0(全て個人的な感想です。わかったような事を書いているかもしれませんが意見ではありませんので気に入らないところは読み飛ばしてください) じょうろといえば大体、木に水をあげる等の直接的な表現が多い中で違った目線での書き出しが面白い。 自分に与えられない状況を憂いながらも切望し、与えられていないもモノを人に与える事が出来てしまっている。その振り返りの中で気づき少なくとも与えられていたのである事に、そういうやさしさと悲しさが、少しの文章の中からにじみ出ているような気がしました。 4行で終わらせるのであれば、もう少し強めのワードがあったほうがおもしろかったような気もしますが、それではこの作品のやさしさを濁してしまうような気がしますので、蛇足かもしれませんがもう2、3行展開があれば個人的にはもっと満足させてもらえたと思います。 (面白い作品にやっと出合えました)
0良い。コメントが少ないのが残念。
0↑ きみは工学部の研究生だろ。 「じょうろ」タイトルからして非日常が混在して読めるように置かれているが、 何故か胸を突くものを感じる。 だから、佳いと思えたんだろ? このことを物理的な観点からちょっと解釈してみようか、とは思わなかったのか。 水も重力によって引きつけられるために重さで水圧が生じる。 同じく大気圧とは、標高が高くなればなるほど空気の量も少なくなるため気圧は低くなる。 地上に近いほど気圧が高くなるのは、その空気の重さ(圧力)によって、押し付けられる力が強く働くためです。 この詩には、そんな高い圧力を日毎背に受けて懊悩する語り手の苦しみが、 読み手の胸にも過るのです。 一見しただけではシュールな作用にも惑わされわかりにくい。 しかし現実を意識した表現には、実は暗喩も込められているという。 そんな読み方を取ってみたけどね、僕は。
0takoyo2さん、我楽太さん、完備さん、メルモsアラガイsさん ありがとうございます。皆さんのコメントを参考にさせていただきます。
0タイトルも含めて、全体をかみしめるように読んだ上で、沁みてくる文章だと僕は感じました。つまり自分が植物になったような気もしました。 >>視線を注ぐ一方 >>潤ってしまうこちらの両目 この潤ってしまう両目とは植物のことなのか人間なのか土なのかアスファルトなのか示唆に富み、わかりませんが、どきりとする表現でした。 ラスト、 >>言葉を飲んで今日も頭を下げる が僕はタイトル「じょうろ」と繋がってあじわい深い気持ちになりました (また読みたくなります)
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