問題提起しつつ、辞められない自分を嘆き自嘲的に描く

＜批評対象作品＞

明日から、A型通所が始まる嫌なことも当然あるだろう嫌な先輩も当然のように、いるだろうそんなことを今更のように言っていても仕方ないのだがフと己が足元を見てみる自分になにか突かれて仕方なしと思える穴はないか？それも通所し始めてから、突かれて気付けばいい人は五臓六腑に染みて心から覚える今までも、そうだったフと、砂糖害について考えてみる私を殴り続けた兄は放火事件を起こして自爆人間として終わりが決定するまで、甘いものが辞められなかった私の父はサラリーマン時代、朝ファミレスで甘いパンケーキをごっそり食べて通勤してから太り始めたというがその害が自らの息子に乗り移りたもうて、自閉的性格に影響していまいか？ >あたし、お姫様になりたいのキラキラ光る黄色のドレス絶対あたしに似合うと想うきらびやかな舞台の上で小鳥のように綺麗な声で堂々と歌いながらバレリーナみたいにくるくる回るそんな、お姫様になりたいの >あたし、パンケーキが食べたいのキラキラ光る金色のはちみつたっぷりかけて食べたいのフライパンで分厚く焼いて何枚にも重ねたら思う存分頬張ってそんな感じで、食べたいの冒頭における二つの願望の対比相反するもの也 >だけど、あたし、どっちも出来ない心は二つ、体は一つどっちかしか選べないと、くる。ウム……… >お姫様になるにはね細くなくちゃいけないのお姫様が着るドレスってどれもこれも小さいからだけど、おやつはやめられないのドレスが着たいって言う口にパンケーキを詰め込むの黙らせるように詰め込むのそうじゃないと、寂しくなってしまうからそうじゃないと、悲しくなってしまうからそうじゃないと、あたしが壊れてしまうから問題の所在がわかりながら、言い訳を捏ねている甘えである現代における甘えの問題人は大人になるために、甘さを克服しなくてはいけないその分かりやすさとして実践として、甘いもの断ちは、良いかもしれない甘いものは正常な判断能力思考能力を鈍らせ、糖尿病や、高血圧など、万病を引き起こす甘いものを止めるにはどうすれば、いいか？これも分かりやすい。辛いもの、苦いものを食べることで舌をそちらの好みに修正し、甘いものを苦手にすればいいそうであるコーヒー、タバコ、ビールなど、毒性は砂糖害に比べれば弱いものと説く医者もいるそう。明日から私は甘いものをやめよう。もう、今日の午後の時点でもう辞めたでは、今日の夜はどうしよう？人は丈夫な限りにおいて言い訳を探してしまう。いや、ダメに懲りてなおもである苦いものからの擁護文一撃「酒とは、人間をダメにするものではない。人間がダメなものだということを教えてくれるものなのである」立川談志師匠からの、弁であります