【19歳の私が書いた初詩作】だましうち - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

わたしがいのることは

とても重い

みんな経験したことがあるであろう、とても重い"ちょっと"が詰まっている。

錠9

生きる

声なき声を拾いたいと思ったことはあるか

わたしは、ある。 あなたの胸を叩き 何故なのかと問いただしたい そう呼び止められた時 わたしは何と答えられるだろうか。 静かにだが確かにこの詩からは 張りつめた足音が聴こえる

ぼんじゅーる

天皇陛下万歳

知的破産者及び愚昧界の金字塔

平成天皇と存命中に呼び不敬を極め、大正・令和を外す選別賛美。明治から平成まで乱暴に万歳する時代錯誤と挑発精神が光る奇作。

大人用おむつの中で

好きです。

切れのいい、知性あふれる現代詩だと思いました。

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)



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【19歳の私が書いた初詩作】だましうち    

バカにしている方が楽だからバカな振りをするの あなたの魂胆が見え隠れするからバカな振りをするの うまく騙されているように演じる私はバカな女かしらん? 嫉妬、嫌悪、皮肉、殺意、一口で吞み込んで 忠犬のように尻尾を振るの そうすれば あなたはもっと私のことを 殺したくなるでしょう? もっともっと狂ってよ、めちゃくちゃにしてよ じゃないと何もわかんないよ 私はバカだから、さ 不整脈、あなたを想、うとなる、の ……恋か恐怖か、答えはきっと 後者 トラウマ植え付けたあなたが 勝者 通い詰めた家、2階の角部屋 散乱する マンガ洋服教科書私たち 前戯の前にロシアンルーレット 甘い甘い甘い甘い辛い、私が当たり 夕方5時ムードなんて存在せず響く市内放送 〈試合開始〉本日の武器はネクタイ手錠、それとも素手? 馬乗り私の首あなたの手近づく無表情の目その奥底に映る興奮、 シンセサイザ、食い込む手激しくなる腰食い込む手、手、手 シナプス崩壊、アドレナリン過剰分泌止まりません 今日はあなたの好きなバタフライ、チープなピンクの蝶が飛んでいるの 私も酸素が足りなくて飛びそう、跳べそう、翔ぶ、あ、 シナプス崩壊、アドレナリン過剰分泌止まりません ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〈試合終了〉あなたの完勝 一人ひとりトイレで泣きじゃくりトイレットペーパーで拭く涙、は無かったことに うまく騙されているように演じる私はバカな女かしらん?


【19歳の私が書いた初詩作】だましうち ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 622.6
お気に入り数: 1
投票数   : 4
ポイント数 : 0

作成日時 2025-10-13
コメント日時 2025-10-18
#現代詩
項目全期間(2025/12/05現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:622.6
2025/12/05 20時32分28秒現在
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    作品に書かれた推薦文

【19歳の私が書いた初詩作】だましうち コメントセクション

コメント数(12)
黒髪
作品へ
(2025-10-13)

メンヘラの美学、涙に濡れた幸福へ続く道。人に憎まれない人の、愛を求める嘆き。

1
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2025-10-13)

精読すべき水準の作品です。またあとでコメントします。

1
寝川魯鈍
作品へ
(2025-10-13)

ひとつの青春

1
エイクピア
作品へ
(2025-10-14)

どんな試合だと思いました。スポーツの試合ではなさそうです。男と女のさや当てにしては過激であるような。試合終了で、あなたの完勝。女が男を立てているだけなのか。何かそこに留まらない、部分を呼んでくれとこの詩は望んでいるような気がしました。

1
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2025-10-14)

愛を口にする男(例えば黒髪氏とか)はキモいけど、 それってわたしに対しての反動だったのよね。 いまではわたしのほうがキモい女になってしまったのよ。 口喧嘩が高じて交歓もSMごっこになってしまった。という これはわたしのひとり思い込み。 もう精神錯乱状態一歩手前に取り乱しそうなわたしの状況。 愛憎劇ですな。 こんな状況に陥れば男女の関係も泥仕合。 互いに理由のなすりあい。 ああ、嫌だ嫌だ。 泣かないでわたし。 という状況がよく書けてますね。 男も女も燃え滾る恋愛は、キモい。

1
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2025-10-14)

さらに申し訳ない余談だけど、 数も多い女性の詩人。 優れた書き手も居ることは確かだけど、 特に恋愛関係から生じる愛憎劇って女性には得意な分野で、 これを自己保身的に詩的な表現で語らせればさ、 あの室町先生もおっしゃるように スケベな男性の心情もコロって持ち上がるわけで、 たちまち評価も高くなる。 でも、僕はだまされないよ。 キモい関係を表現として語るのは、 あくまでも詩的にキモいのだ。 流行かどうかはべつにして これもポピュリズムの一種なのである。

1
日比野石
日比野石
作品へ
(2025-10-14)

19歳という若さゆえの破滅願望のようなものが感じられ、参考になった。

1
二藤
二藤
黒髪さんへ
(2025-10-14)

黒髪さんの、「メンヘラの美学」という言葉、とてもありがたいです…… 幸福へ続く道、でありたいですね

0
二藤
二藤
エイクピアさんへ
(2025-10-14)

この詩を書いたときは、愛に飢えていました。それは、今もかもしれませんが、男女の試合ごと以上の何か、感情の揺れ動きをかきたかったです。

0
二藤
二藤
メルモsアラガイsさんへ
(2025-10-14)

男も女も燃え滾る恋愛は、たしかにキモイかもしれませんね。 どちらかがクールでないとそれは長続きしないかと思います。 私のこの詩は、あえて、少しキザっぽい、愛だけで動いてるような(本能的な)感じで書いているなぁと、今、読み返して思いました。(若さゆえのかもしれません)

0
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2025-10-18)

未熟で、荒々しく、マテリアルがそのまま放り込まれており、この粗っぽさがそのまま推進力となる。 19歳といえば、なんてったって「19歳の地図」(中上健次)である。 あの「ぼく」の内面にあった言語化以前の透明な衝動が、この「だましうち」にも認められるように思われる。テーマというものはないが、しいていうならばある種の反ヒューマニズムといえるかもしれない。ネガとポジの陰影を巧みに使い分けやたらとエモを全面に出している前作「ブラッサイアの木」とは対照的に、本作では人間そのものの形をいったん解体し、そこに潜む暴力性や、意味の崩壊の瞬間を露わにする。 そこには、美しさよりも生々しい創造の原初性がある。言い換えると、温度が高い。メンヘラ詩を書くには醒めていては駄目で、書き手の精神が実際にメンヘラではなくてはならないのである。ネットの古より伝わる掟である。 「ブラッサイアの木」が完成されたデザインとしての美を志向しているのに対し、本作はそうした完成を拒絶しているのである。むしろ「未完成であること」「構成が破れていること」を根拠に、創造そのものの暴力性を引き受けている。 その意味で本作はニッポン人の凡庸さ、「調和」「完成」「静けさ」といった美学に抗している。日本社会がしばしば見落とす、クリエイティビティの原初性、混沌と衝動の力を、かろうじて実現しているのである。ニッポン人って暗いね! 作者がこの初期衝動を維持できなかったのは、社会的・文化的に成熟や均整を求める圧力が、創造の根源的な荒々しさを覆い隠していく日本的な構造と無関係ではないだろう。 本作「だましうち」は、その抑圧の前夜に残された、創造の野生の痕跡として読むべき作品である。

0
エイクピア
作品へ
(2025-11-02)

性戯と言うのか前戯と言うのか。馬乗り以降の描写は、何か、止まらない、接近性の高さとか、詩語自体が緊密に絡み合ってと言う感じで、緊密性が高いと思いました。

0

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