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転がる心
彼は心である 石は光である 時は右手にあり心は光となるべく 時の流れに素直であり 景色を持つ全てに灯りを灯す 尚言えば闇をも照らす私の思いを申しますと 届く事のないより ただ事の終幕を演じ 青空に尊き自他ともに転がるものなりて 今を詠わんが為に心を抱く哀れみを思いきや 共に抱いた森の神々に私を思い抱き この世の懐かしさに尊き真言を申す 時に詠うは殺生なりて 共に行く物を従え 驕り高ぶる石ころを蹴ってしまっては 深く後悔し浅はかな祈りとなりましょうか 今はまだ存在の証となるものと知りませぬか 後悔存ぜぬ私の心は 詩を詠い涙を零し 全てを飲み込む因果となりましょうか この世の心とは世界に描かれて 我らの世界を想像するにはしがらみが多く 悲しきは眠り魂の空に森をつんざく音とは なりません 世の果てに地を空を空気となして 全ての始まりも終わりもなく ただただ光の刃を持って 詩の終わりに魂の欲求を望み 届くはずのない祈りの果て 貴方の祈りの果て 高尚際限なく今はただそこにありましょう森の果てに 心依存しようか
転がる心 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 519.9
お気に入り数: 1
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2025-05-01
コメント日時 2025-05-03
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


じっくり拝読し、のちほどコメントさせていただきます。
0この詩は、 >彼は心である >石は光である の間に、 >心は石である を付け加えたり、 いろんな所で敢えて省略されていることばを付け加えて読まないと、 意味が分かりにくくなると思いました。 そして、詩中で語られているのは、 一貫して心のことなのだと思います。 なんとなく、ふと、 「雨ニモマケズ」を連想しました。 己が心の在り方をいろいろと問われておられるのですが、 >この世の心とは世界に描かれて この行を境に、解答に向かわれておられるようです。 やはり、シメの >心依存しようか のフレーズが、とても印象的です。 いやはや、読むのに苦労しました。 ありがとうございます。
0祈り、ただ詩の刃を持って切り裂く森の果てに行き着く先はあるのだろうかと思案させる詩ですね。
0心にくっきりとした輪郭が見えるような、眩しい鋭さを感じる作品でした。
0さいごの一行が詩全体を暗示してますね。
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