片想いとは面倒なものだ。
相手の気持ちがわかっていても
諦めることなんて出来ないし、
想いを告げる勇気があったとしても、
返事を受け入れる覚悟までは出来ていない。
「おはよう」と送ったら返って来るのが当たり前で、
朝起きてから夜眠るまでやりとりが続いて、
次の朝はその話の続きから。
そんな「当たり前」
を失う覚悟は簡単に決められるものじゃない。
終わらせたいと思うのに、胸に焼き付く思い出が、それら全ての邪魔をする。
二人で歩いた帰り道、並んで座ったあのベンチ。
優しい声と無垢な笑顔と―
生きる意味だった君を、辛く幸せな日々を失う時、私はどんな顔をしているだろう。
そんなことを考えているうちに
今日もまた夜が明けてしまった。
作品データ
コメント数 : 3
P V 数 : 599.9
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作成日時 2025-02-02
コメント日時 2025-02-07
#現代詩
#ビーレビ杯不参加
#縦書き
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
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| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:599.9
2025/12/05 18時53分16秒現在
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すごく綺麗な感情と文章だと思いました。ただしダッシュが一本なのが気になります(違ったらごめんなさい)。普通二本で使うものらしいです。
0生きる意味だった君 そんな存在がいることだけでも幸せですね。
0胸に焼き付く思い出、というところに、共感しました。
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