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プレパラートフレーズ   

作成日時 2017-03-12
コメント日時 2017-03-17

みんな特別だから特別ではいられないね。 みんなちがってみんないい心の強さはなかったから、教科書を馬鹿にしてる。 綺麗なものを見るためには汚いものを見ないといけなくて、だとしたら綺麗でいるためには汚くいないといけないのに、いるということが分裂する。分裂して分裂して分裂して分裂分裂分裂分裂分裂。青い水も。 キラキラのフレーズどこです? 恋愛論下さい。 明日たどり着く予定です。10時に駅前で。


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2019/09/18 00時13分44秒現在
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コメント数(10)
百均@B-REVIEW ON/ (2017-03-12):

こんにちは。百均です。 3月のB-REVIEW杯なのですが、投稿は一人二作品となっております。 現時点で三作品投稿されていますので、大変申し訳ないのですが一作品取り下げて頂きたく思います。(コメントを書いて下されば運営の方で作品を掲示板から消しておきます)。来月も開催する予定でございますので、その時に再投稿して頂ければ幸いです。 お手数おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

およそ紺にて (2017-03-12):

把握不足ですみません。「明日の朝までに」というのを消していただければ幸いです。よろしくお願いします。

百均@B-REVIEW ON/ (2017-03-12):

 およそ紺にてさん、迅速なお返事ありがとうございます。それでは当該作品の方を削除させていただきます。運営側の方で、掲示板の方に杯の要項の方を掲示しておくべきでした。(大変申し訳ありません。)これからもB-REVIEW杯を宜しくお願いいたします。

花緒 (2017-03-13):

まとまりのよいライトなラヴポエムと読みました。前半戦、矛盾/分裂が語られ、後半、恋愛について語られますが、恋愛というのも、矛盾した感情が生起し、逃れられなくなっていくことに良さがあったりするものかと思うので、何となく、すぐに分かった気分になれる作でもあります。キラキラのフレーズどこです? 恋愛論下さい。が、あまりに直裁すぎるような気がしますが、しかし、わたしはラブポエムを好んで読むタイプの人間ではないので、対象読者ではない人間が、ごちゃごちゃ言うのも可笑しいでしょう。 作品として纏まっているし、これはこれで良い作なのだろうという気がしています。個人的には、若い書き手/読み手の意見が知りたいです。あ、もちろん、そうでない方の意見も。はい。

白犬 (2017-03-13):

若い、かどうか、正直微妙な私ですが…。書かせていただきます。 詩の印象からして、若い書き手様だと思います。まずは若者らしい溌剌とした筆致が印象に残りました。 世界は矛盾や困難に満ちている、のは、大人になれば皆大方分かってくることで、その中で自分なりの在り方を見つけ出し、落ち着いていくのが普通だと思います(詩を書く人にそれが当てはまるかどうかは分かりません。満たされないこと、精神的に飢えていることが詩を書く原動力だと思うので) 作者はまだ、そこで苦悩している。とても、若者らしい、失礼な言い方をすると、非常に幼い印象を受けました。 「綺麗なものを見るためには汚いものを見ないといけなくて、だとしたら綺麗でいるためには汚くいないといけない」という文がすごく印象的だったのですが、それはどういうことなのか、もう少し説明が欲しいです。出来たら、詩の言葉で(でも、難しそうです。そんなの、私も書けそうにありません) 分裂していく自己、というのは、実は若者だけでなく、あらゆる場面で様々な役割を持つことを求められる、すべての人間(特に現代人?)に普遍的なことかもしれないなとも思いました。 そして、分裂の繰り返しのあとに来る「青い水」は、まだまだ若い作者自身と読みました。困難な道ですが、その青さを追求するのも一手かなと思います。 颯爽とした書きぶりからして、なかなか才気のある、伸びしろのある書き手様という印象を受けました。でも、まだだいぶ足りない、と感じました。「キラキラのフレーズどこです?/恋愛論下さい。」 私は嫌いじゃなかったです。元々ポップでキャッチーなフレーズが好きなので。 余談ですが…感想を書くのって結構怖いですね。でも、貰うと私も嬉しいので、がしがし書いていこうと思います。

もとこ (2017-03-13):

「みんなちがって、みんないい」とか「もともと特別なOnly one」とかって、バカにしたり捻くれた解釈をして「視点の違う俺カッケー」をアピールする人などがいますが、私は良い言葉だと思います。でも「みんな特別だから特別ではいられない」という視点にはハッとしました。それが良いことなのか悪いことなのかは、本人たちの状況次第でしょうけど。 「プレパラート」とか「教科書」、それに「恋愛論」といった言葉から作者は学生さんなのかなと思いました。私は基本的に書き手の年齢とか性別は無視して読む方針なんですが、こういう若さが全面にあふれてくる詩の場合はそうも言ってられない部分があります。「綺麗なものを見るためには汚いものを見ないといけなくて」という部分には、若者特有の潔癖さが感じられます。シェイクスピアの「マクベス」では3人の魔女が「きれいはきたない、きたないはきれい」という呪文をつぶやきますが、人は綺麗なだけ、あるいは汚いだけの世界では生きていけないようです。 日本のフォークソングを語る時、必ず名前が出てくる「かぐや姫」というグループがいます。彼らの代表作の1つである「赤ちょうちん」という曲に、「生きてることは ただそれだけで哀しいこと」というフレーズがあるのですが、人を愛することはもちろん、生きること自体が様々な哀しみや汚いことを知る旅のようなものなのかも知れません。語り手はプレパラートに挟んだ恋心を拡大して、そこにキラキラのフレーズを見つけようとしているのでしょうか。最終行は上手いまとめ方ですが、もう少し真ん中に言葉があっても良かった気がします。およそ紺にてさんの作品を、また読んでみたいと思いました。

渡辺八畳@祝儀敷 (2017-03-13):

上にも書かれていますが、若い詩風だなと私も感じました。 「分裂して分裂して分裂して分裂分裂分裂分裂分裂」は繊細だからこそ自壊してしまう若年者の様が出ていますが、ならばもっと徹底的にここで壊れてしまってもいいかも。んでその後はしれっともとに戻っている。

なかたつ (2017-03-13):

 適した言い方ではないかもしれませんが、このように力を抜いて書かれた詩がいいですね。  みんな特別だったら、それは普通ですから、特別ではないですね。つまり、特別であるということは、普通からの逸脱・普通との比較によって成り立つものであって、綺麗・汚いも比較の問題なのでしょう。それが、「綺麗でいるためには汚くいないといけない」となってしまうのが、ちょっとわからない部分でもありました。  個々のフレーズが簡単に書かれているようでいて、魅力的で、かつ、不思議な部分でもあります。「教科書を馬鹿にしてる」のに、「恋愛論下さい」というのも、何だか矛盾しているようで面白いですね。

百均@B-REVIEW ON/ (2017-03-16):

 ズバット言い切ってしまう感じで、いいですね。割と好きかもしれない。金子みすゞに食ってかかる感じも一行目でちゃんと布石を張った上で堂々と張り倒そうとしてる感じも潔い。そこから教科書の否定に走る所もいいし、分裂と連呼する所のこの長さだから許されてる感じもある。という意味で、あるいみ計算高い作品かなと思いました。  といいつつも、感性で無理やりぶっ飛ばしてぶち切ってる投げやり感もツボと言えばツボで、とはいいつつも(二回目)これはこれでちゃんと需要のある詩だなぁと思いました。

みいとかろ (2017-03-17):

大股でスッスとリズムよく進み、友だちとお話しするような言いまわしの効果もあって、句読点までつまづかずに読みきれます。 比喩になりますが、 よい聞き手であれば、熱心に語る友だちの意見は、ひとまず最後まで聞くのではないでしょうか。たとえ途中で「?」と感じても、相槌をうちつつ話についてゆくのではないでしょうか。 「綺麗なものを見るためには汚いものを見ないといけなくて」では、〈汚いとの「対比」で綺麗は認識できる〉という対比の理屈などは、またぎこされて明記されません。読者は自然に・意識裡にそれをおぎない、〈一理ある〉と感じつつ、続きのフレーズへついてゆけます。 「だとしたら綺麗でいるためには汚くいないといけないのに」と断定されますが、〈「汚いものを見ないといけない」すなわち「汚くいないといけない」〉という理屈には、かるく違和感がよぎります。しかし「だとしたら〜いけないのに」という、スピードにのった話し言葉が作用して、読者はたちどまらず、ひとまず続きを聞く(つぎのフレーズへ移る)ために、語り手にあわせて歩幅をひろげ、先へすすむことができます。 「いるということが分裂する」では、前フレーズの「綺麗でいるためには汚くいないといけない」の〈いる〉を足場にして、哲学の風味がするトリッキーな展開へ、よりスピードをあげて大股に急いでゆきます。 このように、徐々に大股の程度がおおきくなってきていることがわかります。 そしてさらにスピードはあがり、「分裂して分裂して分裂して分裂分裂分裂分裂分裂」分裂を連呼し、鬼気迫る印象です。 それからハッとする詩的飛躍「青い水も。」へ、たどりつきます。 この作品の魅力・技法の一部として、以下の点を指摘できるとおもいます。 ・フランクな言いまわしを効果的に利用し、あまり自明ではない理屈でも、読者をつきはなさずに断定し、先へ進むことを可能にしている点。 ・徐々に飛躍の程度をひろげてしっかり加速しても、詩的な急所へと読者をちゃんとつれてゆけている点。 一面的な批評になってしまいましたが、以上です。

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