フィラデルフィアの夜に XⅩⅣ - B-REVIEW
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エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

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ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

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あっす

パパの日曜日

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明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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フィラデルフィアの夜に XⅩⅣ    

フィラデルフィアの夜に、描かれ続けています。  夜の繁華街。 そこではいくつものネオンが輝き点滅を繰り替えしています。 中でも特に大きなネオンは繰り返す点滅もあり多くの人の目に飛び込んでいます。 その光は誰も見ない方向へも投げかけながら。  光は行く。 ひとつの隙間へ。狭い路地。 一瞬だけ照らしながら、次には消え去りながら。  そんな路地にも窓がある。 不思議に大きい窓。その窓からは手が届く距離の壁しか見えない、使われない窓。 そこにも光はひととき差し込んでくる。 何度も何度もひとときだけ慈悲の如く差し込み、同じ時間だけ漆黒を与える。  光があるその時、針金が走ります。  針金が走り出すのです。 その大きな窓の表面を。 光。 今、絵筆の様に高速の針金が稲妻の速度で窓に人の顔を描き上げた。 漆黒。 光。 さっきあった絵は消えている。 今、またしても針金が走り出す。今度は粘土の様に盛り上がる。 心臓だ。 血管まで緻密に瞬時に再現され、拍動をした。 漆黒。 光。 あの見事な心臓は姿を消している。 まっさらな窓だけが今ある。 そこに、硬そうな針金が窓枠の八方から走り出す。 描き出す。作り出す。 半ば盛り上がる花。 絵画のようで彫刻の様でもある。 瑞々しい花。無機質な針金が作り上げた。 誰も見ないのに。消えるのに。 漆黒。 光。 また、誰も見ない窓には何もない。  でもまた針金が走り出す。  繁華街。 多くの人が繰り出す明るい世界に、誰も見ない空間があります。 光と漆黒が繰り返す狭い路地に、針金が気づかれることもなく、誰かに向ける訳でもなく、 針金がひたすら描き、作り続けています。 大きいだけの使われる事のない、まっさらな窓の上で。


フィラデルフィアの夜に XⅩⅣ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1074.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2021-05-30
コメント日時 2021-06-04
#現代詩
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:1074.3
2024/03/29 08時48分17秒現在
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    作品に書かれた推薦文

フィラデルフィアの夜に XⅩⅣ コメントセクション

コメント数(4)
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2021-06-01)

針金が生き物のように感じました。

0
羽田恭
田中宏輔さんへ
(2021-06-01)

フィラデルフィアシリーズの特徴に時に針金が意思を持っているかのように動くことがある事ではあります。 現実のフィラデルフィア・ワイヤーマンの作品群の作者が全く不明なので、それも有りかなと思っていますが。 ちなみに、画家のフランシス・ベーコンと友人の出会いのエピソードに、雨の日に窓に次々と強いストロークで絵をベーコンが描いていた、というのがありました。 それが印象に残って、この作品を書きました。

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エイクピア
作品へ
(2021-06-03)

ネオン街。針金。窓。光。針金が走り出す。使われない窓。光(ひかり/かげ)を示唆する漆黒をあたえるひかり。光に駆動される針金。走り出す針金。大きな窓の表面を。人の顔を描き上げる。消えた絵。心臓までもリアルに描写する。大衆、マッスに気付かれない針金。廃用の大きな窓。示唆的な詩だと思いました。

0
羽田恭
エイクピアさんへ
(2021-06-04)

示唆的になったかもしれませんね。 元になったベーコンのエピソードで、世界的な画家のベーコンがなぜ窓に次々と絵を描いていたのか。 謎といえば謎。 そういう後味を残せたのはよかったと思います。

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