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貝
貝はわたしにささやき 貝の吐息でゆめをみる 貝はわたしに美を伝え 貝はひとりで石となる 石を砕いてたずねても ずっと誰もいないと知る
貝 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1649.5
お気に入り数: 2
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2021-05-12
コメント日時 2021-05-16
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


序破急のハッキリした詩だと思います。 貝の能動性から、固定化、話者の行動性から、 >ずっと誰もいないと知る と締める。 綺麗にまとまった作品だと思います。
1「私は貝になりたい」なんて映画が昔ありましたが、実際に観てはないのですけど、私の中ではずっと貝に対して、「確かに、深い海の底で貝になりたい(時がある)な…」というような想いがありました。貝と沈黙というモチーフが好きなのです。 なので、貝とわたしの関係性(そして沈黙の影)が大部分のこの詩はちょっと私的におもしろいなあと思ったのでコメントをお書きします。 前半で貝はわたしに色々してくれるのですけど、後半になるとひとりで(恐らく勝手に)石になってしまって、「わたし」はそれを砕いてまで尋ねます。でも砕いてもだれもいない(ずっと)。 なんだか、貝ってどうしても、どちらかと言えば閉じた生き物の印象があるわけですけど、それがもはや石になっちゃって、割って、誰ですらなくて、というのはなんとも、詩のミニマルさや、シンプルな形も相まって、現実のイメージに詩情を重ねたような、詩的寂寥感がある感じがしました。 ただ、貝というモチーフと詩のミニマルさの相乗がおもしろいと思ったのですが、前半の三行(貝がちゃんと関わって来てくれるパート)は、「吐息で」「美を伝え」などの言葉がちょっと「強い」かなあと思いました。ただ、技巧面での批評、感想はまだまだ不慣れなもので、参考程度になさってくださいませ。面白かったです。
1読んでいただきありがとうございます。そのような映画があるのですね、興味をそそられました! 蜃気楼はハマグリの吐息であるという伝説や黄金比は巻貝にも存在することを表現したかったのですが上手くいかないですね……ご批評ありがとうございます
0初めまして。おはようございます? こんにちは、がいいのか。微妙。 「ずっと誰もいないと知る」 人間は一人で産まれ、死んでいく。 「貝」は大切な人を表現したのかな?と勝手ですが思いました。 その「貝」とのもう戻らない関係性を懐かしんでいるようにも捉えました。 「貝」が存在したから、ささやき、ゆめをみれ、美を伝え、砕いてたずねても、ずっといないと知ったのでは? もしかしたら、もともと存在なんてしていなかったのかもしれないと、意味深。 私にはこんなにまとめる力がないので、集約できたらな☆ 美しくて幻想的な作品をありがとうございました〜( ꈍᴗꈍ)
1美と茫洋と孤独…うまく言えませんが、素敵です♪
1ささやき、から貝と一体となりそして夢をみる。ゆめからさめればわたしと貝は別々の存在で、あの一体感は遠のいていく。砕いて確かめることで、ひとりでしかないという寂寥感にうたれます。シンプルなものですが、それがよいです。 気になるのは1行目と最終行、読み上げたときに他は七五調なのに挙げた2行は七五調から外れています。。敢えて破調にされた意図がわからなかったので、少しひっかかりました。
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