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夜に迷う
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作成日時 2020-10-11
コメント日時 2020-10-19
夜に迷う ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 808.2
お気に入り数: 4
投票数 : 0
ポイント数 : 1
項目 | 全期間(2021/02/25現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
行間も改行もない、無機質な1行16文字の規則性に縛られながら綴られるレクイエム は、秋風のように颯爽と僕の脳内を吹き去っていきました。
0最初から最後まで淀みなく、スッキリと纏まって印象が鮮明でした。 詩形も綺麗で良いと思います。 急に寒くなりました。 蛾や蝶の仲間には成虫で越冬する虫もいるのですが(例えばモンシロチョウ)、秋はやはり蛾の成虫の死ぬ姿が目立ちます。 その姿を哀れと言ってしまわない丁寧な抒情が良かったです。
0一陣の秋風を吹かせることができたなら幸甚でございます。
0丁寧な抒情と評していただき光栄です。はじまりもおわりもなく、生も死も越えて羽ばたいていける境界を夢みていたように思います。
0読んでいて、色鮮やかな風景が頭に浮かびました。情景と心情の描写がうまく融け合っていて、脱自の感覚を抱きます。詩の冒頭から中心部分では、句点が全くない詩型がゆったりとしたリズムをうまく生み出しているように思えます。特に『酔いを深めるようであり醒ますようでもありどこまでも黒く澄んだ夜空に一つの月』の箇所は、そのようなことを強く感じました。しかし後半部分、『です』『でしょう』の語尾の連続はやっぱり句点がないと読みづらく、少し単調にも読めます。語尾にもっと変化をつけたり、冒頭から中心部のように名詞を挿入して、流動的な詩体で統一したら、もっと面白く趣のある詩になるように思います。
0すずしい秋の夜更に散策していたら自ずから泛かんできた文章で、意図的に途中から文体を変えたわけではありませんでした。前半の文体をさいごまで保つのもたしかにありですね。なぜ変わったんだろうと、コメントをいただいてから考えていたのですが、「息のつづくかぎりどこまでもゆくつもりです」ここで意識の転換があったのだと気づきました。前半はふらふらとしていますが、後半では確信をいだいており、それが文体にも顕れていたのでしょう。自らの作品と向き合う機会をいただけました。ありがとうございます。
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