影鳴く湖 - B-REVIEW
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TOKYO

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影鳴く湖    

虚しさの水面らんらんと 鼻のびて耳朶叩きたんたんと 飛沫あがり淡い静寂の 間に間につぐむ鳥のような問い。 ためらいに洗われる岸辺にて 今なら石が囀ずるのもいい 誰も聞かないあかるさに底抜け 靄のなかで揺らめく鼻首の影 らんらんと地響きを立てているから。 濛々とやさしい岩間の時すら ないものはないとカナリアの声 の遺影が黒く横たわってる。


作成日時 2020-02-14
コメント日時 2020-02-24
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影鳴く湖 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 511.4
お気に入り数: 0
ポイント数 : 3
#テキスト
項目全期間(2020/02/25現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧11
音韻11
構成00
総合ポイント33
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧11
音韻11
構成00
総合33
閲覧指数:511.4
2020/02/25 18時47分49秒現在
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影鳴く湖 コメントセクション


コメント数(3)
沙一 (2020-02-14):

心に兆すものを、修辞が覆うというよりは、言葉にし難くも言葉にしようと努めて表現された作品であるように感じました。 石が囀るのもいい これは、静寂を表現した極致ではないかと思います。 ないものはない というトートロジーをうたうカナリアの声も、遺影として顕れる、どうしようもなく孤独感がつたわってくると共に、耽美さも覚えました。 仄暗いトーンでえがかれた絵画的な詩、らんらんといった擬態語のかわいさが、かえって狂気に近い要素を醸し出しているようでもありました。

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梅森 海斗(出禁ユーザーtaishi ohiraであるため停止)梅森 海斗(出禁ユーザーtaishi ohiraであるため停止)(2020-02-14):

私は実際に、霊聴力が少しあって、ピアノとか、CDとかがしゃべったりするのを聞いたりするので、比喩ではなく、無機物など存在しないということを感じ取ったのではないかと思いました。 セザンヌは、無機物は存在しない。すべては生きていると、言いました。

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みうら (2020-02-24):作品へのコメント

完全に静止をした水面は人工的に作れはしても自然界では極微細であれ、変化があって、それを感得し言葉に換える行為は無常を知り虚しい表現に達する。岸辺とは彼岸とも云え、そこに鳴く、否、鳴かない、鳴かないであろう空虚なカナリアの影が一幅の画のようで、言葉に還る詩は私の目前で静止する。

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