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感情回路   

作成日時 2019-10-17
コメント日時 2019-10-22

海を見ている心に近付く 波が削るのは まだ温かく濡れる予定のない 明日を生きる力 前借りをした 歩きながら拾う貝殻の色 いつもより綺麗に映る鏡だ プリズムみたいに反射する笑顔 海に流して君に届けたいな 閉じ込めていた気持ちを呼んだの 目覚まし時計じゃ足りない音だよ 曇らせてまた晴れ渡る空が 光を音符に分けるとしたら 指を切った日の熱を忘れずに 痛みを抱えて会いに行けるんだ


項目全期間(2020/01/26現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性00
可読性44
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成11
総合ポイント1010
 平均値  中央値 
叙情性44
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可読性44
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閲覧指数:964.7
2020/01/26 22時03分59秒現在
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コメント数(8)
るるりら (2019-10-17):

こんにちは 不思議な読書体験をさせていただきました。 と、いうのは……。私がこの詩を拝読した直後の感想が、眼前に海を見たときの感慨と似ていたのです。波がつぎづきに押し寄せてくるあの海。なにかを リズムカルに運んでくるというあの海を見ているような感慨でした。 どうしてだろう。なぜ 海を私は感じたのだろう。考えてみました。 冒頭の連は四行ですが、他の行は二行づつで成り立っており、それが 私に波を想起させたのかもしれません。 この詩には波があると思ってしまうと、さらに ミラクルなことに きがつきました。 ①歩きながら拾う貝殻の色 ②いつもより綺麗に映る鏡だ ①プリズムみたいに反射する笑顔 ②海に流して君に届けたいな ①閉じ込めていた気持ちを呼んだの ②目覚まし時計じゃ足りない音だよ ①曇らせてまた晴れ渡る空が ②光を音符に分けるとしたら ①指を切った日の熱を忘れずに ②痛みを抱えて会いに行けるんだ これは輪唱に できるできるかもしれません。 ①の後に どの②を選んでも ひとつの波として成立するような気がします。と、いうことは 童謡のかえるの合唱(かえるの歌)のようにカノンを奏でることも可能かもしれません。 複数の人々が この詩をずらして朗読するかえるの合唱(かえるの歌)のようながりを得られる気がして、私にとって 興味深い作品した。拝読できて 嬉しいです。ありがとうございます。

ミナト螢 (2019-10-17):

るるりら様 こちらの作品にコメント下さり、ありがとうございます。とても楽しい分析ですね! また、海をリリカルに感じて頂いたようで、嬉しく思います。 波をイメージしたのは確かですが、音楽的に解釈して貰えて、驚きました。 どうもありがとうございます。

ふじりゅう (2019-10-18):

簡単に見えてけっこう高難度な詩に挑んでいらっしゃるなという感触がしました。 主人公がどういう人物なのか、情景がどう、君の人物像、その他具体性がほとんど描写されていない状況で、主人公の心情のみにフォーカスをあてるという作品は非常に難しい(読者に伝わりづらい)のですが、表現の美しさできちんと補えている点に魅力を感じました。ましてや負の感情が一切見受けられない言わばキラキラしたモチーフを取り上げて、その表現力のみで引っ張っていく力技に驚かされました。

ミナト螢 (2019-10-18):

ふじりゅう様 こんにちは。恐れ多いお言葉ばかりで、恐縮しております。 以前より課題としていた、主語抜きという私なりの技で、最近書いています。 ほんの少しではありますが、その成果が見え始めたようです。 あまり、緻密に計算するのは苦手なのでいつもフィーリングを優先させてきました。 今は嬉しいコメントを何度も噛み締め、更なる努力を重ねていきます。 ありがとうございました。

帆場 蔵人 (2019-10-19):

それぞれの詩行がうまく響きあって心地がいいです。一見、甘やかな綺麗な表現で構成されているように思えますが >まだ温かく濡れる予定のない >明日を生きる力 前借りをした >曇らせてまた晴れ渡る空が >光を音符に分けるとしたら こういった言葉に限られた生を生きようとする意思を強く感じました。それが通底して連続するイメージを繋いでいるのではないかと思う。 以前、ミナト螢さんの詩で、意思の力で空を青くする、と言う詩句を読んだように思います。違う詩ではありますが、引用部の三行目を読んだときに思い出されました。隠れた力強さを感じます。

ミナト螢 (2019-10-19):

帆場さま コメント頂きありがとうございます。 あまり、言葉で説明するのが得意ではないので、イマジネーションを繋いでいくような書き方になっているのだと思います。最近は、ずっと同じような作風ですので、どこかで脱皮してみたい気持ちもありますね。

トビラトビラ (2019-10-22):

他の方も書かれていますが、僕もありありと海をイメージしました。そういう、とてもイメージ喚起力の強い作品ですね。こんなにイメージを喚起される作品はなかなか無いと、(読書量が少ないですが)僕は思いました。 それと、テレビのオーディション番組の審査員のこんな感じのやり取りを思い出しました。 「才能の塊だ」 「でも、本人が自分を信じていない」 これは、ミナト螢 さんにも当てはまるんじゃないかと思います。 なにか上から目線の物言いになって申し訳ないですが、脱皮したいと向上心を持って書き続けていられれば、もっと素敵な詩を書かれるようになると、僕は思います。

ミナト螢 (2019-10-22):

トビラさま どうも、初めましてですね。コメント有難うございます。この作風に拘り、書いて何年かが経ち、やっといま形になってきたというのが本音です。 まだ、足りないものや忘れないようにしたいことなど、臨機応変に対応していきたいですね。 希望を残すようなお言葉、忘れません!

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