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仰ぎ見た秋   

作成日時 2019-09-04
コメント日時 2019-09-12

ふと 仰ぎ見た空 紅い月が満ちていた そのベールが 空に薄く染まる 旅人は思う 「この心に重く伸し掛かるようだ」 旅人は呟く 「一体何処に向かおうとしているのか」 そこに 旅人は見付ける 視線の端で光る 小さな星を… 点々と幾つかの星が 今にも消えそうに それでも小さく輝いていた 旅人は思い出す 旅の始まりを その目的を そこに欲などなかったことを そうして旅人は気付く いつの間にか 求めすぎていたと 要らないものまで手にしていたと そして再び歩きだす 新たな出逢いと 夢を探しに—… 鮮やかな景色を取り戻した旅人の瞳に やがて 月は白く浮かび上がり 星は幾億と輝きだした


項目全期間(2020/01/26現在)投稿後10日間
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2020/01/26 22時03分53秒現在
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コメント数(8)
みうら? (2019-09-04):

旅人というのは使われすぎてきた言葉ではありますが、旅人という表現でしか表せないこと、旅人にはそういうのがあるかと思います。読んでそんなことを考えました。

南雲 安晴 (2019-09-05):

 日本語表現にぎこちなさを(陳腐さも?)感じるけれども、旅人が思ったり考えたりしていることが私は好きである。 >旅人は思い出す >旅の始まりを >その目的を >そこに欲などなかったことを >そうして旅人は気付く >いつの間にか >求めすぎていたと >要らないものまで手にしていたと  こういう箇所は良いですね。自省させてくれます。

藤 一紀 (2019-09-05):

こんにちは。せっかく《旅人》という「登場人物(主人公)」が登場しているのに、《旅人》の思いや呟き、思い出したことや気づきなどを、「語り手」が奪っていて、《旅人》が遠目に見えてしまいます。《旅人》と「語り手」は同一人物ではない(と思う)のだから、ズレがあっておかしくないと思うのですが。しかし、その分、安定した奥行きで、読みやすい作品になっていると思います。

ねむこっとん (2019-09-05):

みうら様、コメントありがとうございます。 そうですね。この詩を考えながら、少しありきたりな表現だなと思いながら、「旅人」が一番しっくり来るかなと。

ねむこっとん (2019-09-05):

南雲 安晴様、コメントありがとうございます。 好きな箇所を上げてくださり嬉しく思います。 もう少しひねりのある表現が出来たかなと思います。勉強不足です。

ねむこっとん (2019-09-05):

藤一紀様、コメントありがとうございます。 確かに語り手の説明ばかりで、終始旅人の表情が見えないようにも感じますね。 なかなか難しいです。 ご指摘ありがとうございます。

ふじりゅう (2019-09-09):

旅人が客観的に書かれているからこそ、旅人の心境まで届かない歯がゆさがもどかしくも面白い表現だなと感じます。私が注目したのは一連目で、紅い月という現実的ではないモチーフを採用しながら非常にイメージしやすい書き方をされていて、工夫されているなと感じました。 語り手が旅人の心境を想像するような書き方だともっと迫るものになったとも感じましたが、あくまで旅人は語り手にとって対岸の火事でしかない、そんなイメージを与えてくれる本作のような書き方もまた一興だとも考えました。

ねむこっとん (2019-09-12):

ふじりゅう様、コメントありがとうございます。 空の移り変わりを表現することで、旅人の心境が伝わるように、でもあまり大げさにもしたくなくて。 旅人は、語り手の俯瞰する対象のような存在にしたくて。 少し傍観し過ぎたかなぁ、とも思いました。

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