ファルセナ語を話す少女
作品を
別枠表示
別枠表示
青痣
しろい ふとももの内側に 蜘蛛の腹のような 痣が できた 鬼のような形相をして こちらを睨んでいる、 極上に 蒼い 膨らんだ 体。 やがて、 生えてきた脚が 柔らかな肌を切り裂いて どこかへ いってしまったよ 蜘蛛というのは 恐ろしいね こうやって 生まれるんだね
青痣 ポイントセクション
作品データ
コメント数 ： 4
Ｐ Ｖ 数 ： 1434.4
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 104
作成日時 2019-08-14
コメント日時 2019-08-21
Ｐ Ｖ 数 ： 1434.4
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 104
作成日時 2019-08-14
コメント日時 2019-08-21
#テキスト
| 項目 | 全期間(2024/04/19現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 52 | 52 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 52 | 52 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 104 | 104 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 52 | 52 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 52 | 52 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 104 | 104 |
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
青痣 コメントセクション
コメント数（4）
こちらのサイトでは はじめまして もしも私に詩とはなんであるかを尋ねられたら返事に困ります。 しかし、この世に詩というものがあるのは、詩でしかできないことがあるからだと思うのです。絵でもなく音楽でもなくアニメ や 動画でもなく、身体感覚の発露ともうしますか。詩にしかできないことが、この詩に感じました。だから、私は この作品を まるで自身の痣を しげしげとみるように 見つめてしまいました。魅力ある作品でした。読めてよかったです。
0再度の投稿ありがとうございます。 面白く読ませて頂きました。痔を蜘蛛と捉え、それが自分の体から言わば生えているような所に対する不快感、気持ちの悪さを感じさせてくれる作品です。 これからもビーレビにどんどんご参加くだされば幸いです。
0上記のコメント、修正します。痔→痣です。失礼しました。
0こんばんは。蜘蛛をそんなに悪く言わないでください。と、言いたくなるのですが、それくらい多くのひとに嫌われているし疎まれてるのは事実なので、敢えて言いません笑。 私は、昔、「指に母の顔が貼りついたように浮き出して、ことあるごとに干渉してくるので爪きりで切る」という内容で「疣（＝異母）」というのを書いたことがあるせいか、《切り裂いた》というところで痛みのようなものを感じました。 《青痣》って、きがついたらできている、ということもあるんですよね。色の白い方だと、ちょっとしたことでもできるから、後になって気づくけど、思い当たるフシがないなんてことも珍しくない。でも、気づいたら気になりだす。《鬼の形相》ならなおさらで、青鬼ですね。しかし、外部に対する反応として生まれた《青痣》が、蜘蛛として生まれ、知らないところへ行ってしまうというのは、あずかり知らぬところで何か手に負えないものを《ヒト》が排出したようでたしかに怖いです。
0