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花弁   

作成日時 2019-07-01
コメント日時 2019-07-22

ポトッ。 世界が一瞬、息を止める 花弁が落ちた、百合の 気品を纏った女王も 時の流れに従うカラクリ時計 地球の引力の差し出した手を取り 玉座を自ら降りていった 世界から少しだけ華やかさが減った朝 僕は黙って花弁を眺める …思考停止。 呼吸を再開した瞬間、浮かぶ画 君は、まだ膨らみ始めた蕾だ いたずら好きで 人が好きで 泣き虫で かわいい笑顔の天使 蕾はやがて開き華が咲き そして…花弁を落とす 僕はきつく君を抱きしめ無駄に祈る この一瞬が続いてくれ、と 決して放さない、「放して」と言われようと 君の中のカラクリ時計を壊すまでは


項目全期間(2019/10/23現在)投稿後10日間
叙情性20
前衛性00
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音韻00
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叙情性22
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧22
音韻00
構成00
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閲覧指数:752.7
2019/10/23 14時42分18秒現在
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コメント数(3)
ふじりゅう (2019-07-12):

上手いなと思いました。 カラクリ時計について述べます。カラクリ時計と単に言われてもわからない所を、前提として「時の流れに従う」カラクリ時計、としていることで、膨らみ始めた蕾のような君を、時の流れに逆らわせたい、とする病的な愛を感じました。面白かったです。

せいろん (2019-07-22):

「決して放さない、「放して」と言われようと」 これが心に残りました。 とても良かったです!!

藤 一紀 (2019-07-22):

おはようございます。 《世界から少しだけ華やかさが減った朝》 この行、「僕」の「君」に対する思い(「僕」の世界に「君」がどんな存在であるのか)が表れていて好感がもてます。「無駄に祈る」もいいです。

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