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姉妹たちに   

作成日時 2019-01-31
コメント日時 2019-02-08

たまに遠くまで見渡せることがある しかし見えるものが何なのかはわからない 高台に立っても足元が霧に濡れる 手元にある光はあまりに少ない 樹は古い身も保って伸びていき 樹は身が欠けても残された箇所が保っていく はじめがあって 姉妹たちがうまれて 減って 減って 水を求めて(水がもたらす潤いを慈しんで) 焼かれて 姉妹たちで寄り添い合って 増えて 減って 減って 減って 遥か眺めて 崩れて(その中を歩き続けて) 姉妹たちを想って 赤は禍いの印だ(姉妹たちも同じ色を携えていることは知らない) もう何も失いたくないから それだけを目的に生きていく (姉妹たちがいる) (姉妹たちを見つめる) (姉妹たちを思い返す) (姉妹たちに抱く) (姉妹たちが    ) (姉妹たちを   ) (姉妹たちが      ) (姉妹たちを (姉妹たちに (姉妹たちに (姉妹たちに 私たちは、姉妹だ ……………………………………キニ ワカバガ ハエタヨ


項目全期間(2019/07/20現在)投稿後10日間
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2019/07/20 15時07分10秒現在
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コメント数(6)
渡辺八畳@祝儀敷 (2019-01-31):

一行が長くて改行されてしまうが本当はオリジナルな形で見てほしい、って時にも「視覚詩」タグは使っていいと思います。 普段は3回ほど推敲するのですが、最近自分の詩作がわからなくなっているのであえて書いてすぐ投稿してみました。今日の1:00ごろに最初二行だけ書いて、その後煙草吸ってヤニクラなって、1:40ごろにぼちぼちまた書き始めて、2:28にメモ帳に通しで書いて、それをすぐスマホに打ち出して投稿。スマホ打ち出しの時にいくらか調整はしたが私にとっては実質の即興詩。即興詩をネット詩掲示板に投稿すること自体も初めて。

エイクピア (2019-01-31):

試みとして面白い、興味深いと思いました。詩のメソッドを深く意識した詩だと思います。鍵括弧内の姉妹の連発は何か「詩=姉妹」のような。限りなく姉妹は詩に近いんだと言う印象を持ちました。なので姉妹の後が助詞以外は途切れて行く、その過程が詩であると言う方法論。姉妹の詩性が伝わって来たのだと思います。

沙一 (2019-01-31):

いままで私の知っている渡辺さんの詩は、強烈な個性を放っていて、受け容れるか、それとも拒否するか、読み手に二択を迫るような攻性を感じていました。いずれにせよ、読ませるユニークな訴求力があったことは疑い得ません。それらに比べると、今作は些か刺激が足りない気がします。読まれようが読まれまいが関係なく自存しているのではなく、どこか読まれるのを待っているような作品に感じました。

渡辺八畳@祝儀敷 (2019-02-01):

エイクピアさん、沙一さん そうですね、この詩はいままで私が習得した技法がかなり明確な形で表れています。逆に言えば、今までの詩にあったようなアイデア=個性は無いでしょう。なんかさ、ゴリゴリと烈火のように書くことができなくなって。詩人としての転換期なのかもしれない。

今野よーよー (2019-02-07):

視覚でも映えるし、姉妹に託された意味性が詩的ですよね。渡辺さんが僕の詩に地味とおっしゃったのも理解できます。姉妹たちを寄り添いあう一つの塊として捉えられ、「私たちは、姉妹だ」に続く、最終行の「キニ ワカバガ ハエタヨ」に、姉妹たちを通した明るい光景を見ました。

渡辺八畳@祝儀敷 (2019-02-08):

今野よーよーさん 題名にもありますから、詩中主体たちにとって「姉妹」とはどういったものかをこちらが誤ってはいけないなという思いはあります。 何かを感じとるには自分の内で咀嚼しなくてはならないが、咀嚼しすぎて原型が無くなってしまっても苦しい。ことこの詩は「ケムリクサ」の二次創作でもありますから、元ネタに依りすぎずされど離れすぎずの絶妙な位置関係でなければ。

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