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三島由紀夫が好き   

みうら 
作成日時 2019-01-08
コメント日時 2019-01-13

 

嬉しいでも 気持ちいいでもなく やめてと 君は言わない 小さくない気持ち ただ悪いことだと わかってる 身近な刹那を銀紙から こぼさないように炙れば 思い出した詩が 不憫だからと雨に変わる 背徳とそれが それでいいよと 吸う唾液 削がれ渇いて憐れみ 健全なシロップは飲ませない 眼鏡を取れば 血が降ってきた 血が降ってきたよ、ほら 髪を切らないでいた君の血と だるくても止められない僕の幸せが 三島由紀夫と 森田必勝の関係みたいに 真摯にただ笑える ただ笑えればいい くそマジに死んでる僕と君 けし粒ほどに どうでもいい精神 早く消えろ肉体 掃除機をかけるように 身体中を擦り合わせながら ただのラブリーが 崇高な眼差しで続いてゆく


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オオサカダニケオオサカダニケ (2019-01-08):

不思議な詩で新鮮です

帆場蔵人帆場蔵人 (2019-01-08):

一文一文の改行と書き手の息遣いがシンクロしているような柔らかな流れを感じました。読み上げ続ければいつかは自分なりの意味をこの詩に見出せるのではないか、と感じさせる詩ですね。意味は捉えきれないけど詩情を感じる良い詩だと思います。

沙一 (2019-01-08):

大胆にも著名な方の名を用いた、インパクトのあるタイトル。柴田蛇行さんの「菅田将暉くんへのファンレター」を思い起こしました。 死はある種の快楽(エクスタシー)であるという説もありますが、今作の主題と三島由紀夫の接点もそこにあるように思いました。

環希 帆乃未 (2019-01-12):

魂の結合を感じました。

みうら (2019-01-13):

オオサカダニケさん コメントありがとうございます。瞬き一つの世界の変わり目が不思議に思えると私たちは幸せなのかもしれません。

みうら (2019-01-13):

帆場さんコメントありがとうございます。自分が生で体験することをいくら言葉にしてみてもズレが埋まらない、でも、表情なんかがシンクロの残像になっている時、嬉しい気持ちになる。気がします。

みうら (2019-01-13):

沙一さんコメントありがとうございます。快楽を求めてるのか、人を好きになっているのか、わからないことってありますよね。そんな時、真顔で一緒に死んでみようかと、誘ってみるのも悪くない。そんな悪戯。

みうら (2019-01-13):

つきみさんコメントありがとうございます。魂を取り出してみると、神さまがみえたりきえたり、聴こえたりしますよね。そんな言葉を探していたりします。

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