黄緑色の虫 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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sorano

衝撃を受けました

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二酸化窒素

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黄緑色の虫    

棚は 〝鳩の目のような寝返り〟の 写真集を 並べ 椅子に 紙袋に 果物が ある 電球と 稀に 豆電球は まえかけに貯めて 小ネジを加えて よく かき混ぜてある それから家屋は 不在票を見つけた。 机の角で 柿の太い枝を 奥様 と 私 は 割るつもりだ。


黄緑色の虫 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1032.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-04-26
コメント日時 2017-05-08
項目全期間(2024/04/23現在)投稿後10日間
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2024/04/23 19時39分29秒現在
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    作品に書かれた推薦文

黄緑色の虫 コメントセクション

コメント数(6)
三浦果実
(2017-04-26)

これは、フェルメールの女主人と召使いを時間軸を現代にしたシチュエーションに、虫の生体解説とその虫と戦うために柿の枝を準備する。 そんなところから、読んでみました。みいとかろさん、投稿ありがとうございます。

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まりも
(2017-04-27)

なんとも不思議な読後感の作品でした。 『鳩の目のような寝返り』、そんなものあるの?と思いつつ、きっとあるに違いない、と納得してしまう、不思議な書き出し。棚には、ではなくて、まるで棚そのものが意志を持って並べているような(家屋は、の部分なんか特に)、物が者としてそこにあるような、それでいて人がどこにいるのかわからない、そんなシチュエーション設定から生まれる不思議さなのだろうと思います。「電球と 稀に 豆電球は/まえかけに貯めて/小ネジを加えて」このあたり、とても面白いけれども・・・「ま」でつながって行く音感とか・・・その前後が具体的な情景描写なので、アクセントとしての面白さ、と・・・混然・困惑をもたらすイメージの流れに、遊び過ぎ?という感想を抱く人もいるかもしれないな、と思いました。 最終連の謎めいた終わり方と、「電球と 稀に 豆電球は」の部分の奇妙さとが合わさって、さらに題名の、イメージの鮮烈さと、本文との関係に謎を残す付け合い・・・シュールレアリスムの絵画を鑑賞しているような感覚が残りました。

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みいとかろ
(2017-04-30)

三浦さん 「奥様」という語からフェルメールに繋がったのは、全く予想外で面白く思いました。コメントありがとうございます。

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エイクピア
(2017-05-01)

不思議な感覚の言葉遣いだと思いました。柿の太い枝を割る、 「それから家屋は 不在票を見つけた。」 など、ありきたりの擬人法を超えて、「不在票」が浮き彫りになったような気がします。

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みいとかろ
(2017-05-07)

まりもさん ありがとうございます 「ま」の連なりについて、指摘されてハッときづきました…!もっと神経をはりめぐらせねばと思います。

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百均
(2017-05-08)

 なんとなく丸いもののイメージが羅列されている感じでしょうか。鳩の目を検索で掛けて見たときに、なんとなくてんとう虫っぽいなと思いました。 >果物が ある >電球と 稀に 豆電球は >まえかけに貯めて >小ネジを加えて  ここら辺が大体丸い。まえかけももしかしたら「ま」るいかもしれない。なんつってって感じですが。  >それから家屋は  >不在票を見つけた。  ここで、家の中に散らばっていたガジェット? が「家屋」っていう風に一気にズームアウトさせられる感覚というのも、面白いと思いました。といういっぽうで何をやっているのか、についてはとんと分からず。最後の奥様についても、首をかしげたいかなと思います。ただ、鳩の目って面白いなぁとおもいました。。。。多分この気持ちがこの作品の核なのかもしれないですね。「鳩の目のような寝返り」という「写真集」という事は、そのようなものを多分集めた写真集なのですから、鳩の目を見た時のような感じを受けるものを日常の中から探ってみる、という行為、好奇心、あるいは些細な発見。ちょっとした着眼、そのきっかけみたいな感じで、タイトルを理解すると、多分この詩の味わいみたいなのが少しだけほかの人にも伝わるかもしれないですね。

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