大気のごうとした音にたまに重なる車の滑走
不安定な薄い敷布団
重力を全身で受け止め
私は眠れぬ夜を過ごす
適温なのに身体は仄かに熱く
心臓の鼓動は音にならぬ振動を奏でる
頭だけが冴え渡り
あっちへ行ったりこっちへ来たり
胸に杭を打たれ消滅した伯爵も
手足に杭を打たれ命を終えたメシアも
みな私の遠い過去なのかもしれない
私はなぜここにいるのか
私はなぜここで眠ろうとしているのか
私は本当にこれまで生きていたのか
幼い頃によく感じていた気持ち
暑い帰り道 自転車を押しながら坂道を上り
汗で蒸れるヘルメットに嫌気がさしたとき
ふと否応なしに直感する
ここはどこだろう
私は本当にここにいたのだろうか
この世界に
大きくなるにつれ忘れていった感覚
けれど今はっきりと思い出す
私はなぜこの世界にいるのだろう
この世界にいることへの強烈な疑問と不安定な心
あの夏からやっとかえってきたのだ
この眠れぬ夜に。
作品データ
コメント数 : 1
P V 数 : 160.4
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作成日時 2026-02-14
コメント日時 2026-02-14
#現代詩
#縦書き
| 項目 | 全期間(2026/02/15現在) |
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:160.4
2026/02/15 08時41分56秒現在
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普通に考えれば、 仕事や学業であたまを使い、 それなりに身体を動かせば、 眠りは自然にやってくるものです。 それでもわたしなど凡庸で愚劣な輩は、 「眠れぬ夜は東京書店」 辺りをちょろちょろしたりHなビデオを観ては自慰をしてました。 お金に余裕ができれば居ても立ってもおれず、 飲み屋巡りか、風俗店のおねーちゃんを覗うばかり。 出してしまえばたいていはスッキリ感。 身体が疲れれば眠気は向こうからやってくるのが普通です。 一番よくないのが考え過ぎることですね。 将来的な不安感もそうですし、 宇宙感や同じように詩を書くという行為、 これも心地よい睡眠を得るのにはよくないのです。 わたしのように性的依存症ではノーテンパークになっちゃう。 になるのですが、 あまり考え過ぎると心地よい睡眠を犠牲にすることになります。 あたまを使う職業人や小説家に不健全な人が多いのもそのためでしょう。 詩は半分閃きでしょう。 書けるときに書いて置いて後はさっと眠る。 それが一番。 詩は不健全でも健全なわたし。
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