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半死半生
あの時は生きていた アイデンティティのような肩書きを名乗れるくらいには実績は溜まってきたけれど 続けている最中が1番アブラがのっている 生の声が鳴き声として出ていたのに 今じゃ当時の声真似で 生き物としては半分死んでる状態 ああいう削りカスというか もがいている中で擦れでる垢みたいなものは ナマモノなんだなって 漫画のキャラに「じゃあお前は?」って 首元にナイフを当てて聞かれて気づいた 熱中してた時の1番集中してるとき 自らの創り出したものが最高だと疑わないとき 何度も試行錯誤して己の全てを否定したとき 完成したものに対して及第点をだしたとき まだ見ぬ次と先の長さに震えたとき 懐かしい嘗ての某となった自分 それを肴に酒を飲んだところで 酔いが覚めたときこ後味が最悪最低 理由は過去からの軽蔑の目線 違うそれは今も延長線上で自己嫌悪 現実を改変はできないからこそ この状態すら飲み込んで編纂 生き直すために息を吸いたいから 運動不足を引っ提げて過呼吸気味に 動き出す せめて できる くらい 死ぬなら別の意味で死にたいから
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半死半生 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 444.8
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-11-17
コメント日時 2025-11-17
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


主張が強くない分、 全体的に透明になりかけた曇りガラスのような印象です。 良いと思うのですが、 どこがどう良いのかと聞かれると、 「何か良い」と答えてしまいます。 それはそれで個性だと思うのですが、 「半死半生」ではなく、「全生」の詩を読んでみたいと思いました。 最終行 >死ぬなら別の意味で死にたいから が、印象に残りました。
0中途半端に自分の駄目さを自覚すると予後が悪化するというツイッターでは頻繁に目にする内容である。必要なのはズバリ、根拠のない自信ですね。
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