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ゼロの白衣
覇王の月をキャリーバッグにこっそり入れて サルトルフィーバーに驚く このフィーバーは石を伴っていて スローな石が飛んで来る 白衣のゼロが我々を見詰めていて 珊瑚の養殖に余念のない我々を 神の慈悲で見降ろしていた 何時死ぬのか分からない石の固まり ワトーの絵のように的を絞りたい 全てを腕で受け止めて サルトルフィーバーだけは足で ボールのように扱えないか検討する やがて降りて来る白衣のゼロを信じて 我々はゼロの白衣を目指して居た様な気がします
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ゼロの白衣 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 234.2
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-11-04
コメント日時 2025-11-04
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


石とはいまでは覇権を争うほど貴重なモノになったレアメタルのことか。 ワトーとは雅やかなロココ調様式に描かれた画家アントワーヌ.ヴァトーのことだろう。 これらがサルトルフィーバーとどう関係しているのか、 これは作者の発想なのでわからない。 確か描かれていたのは仏映画「Z」だったか。 一時期サルトルの実存思想はフランスをはじめ世界中の若者たちを左翼運動に熱狂させた。 「存在と無」 知能から思考を発達させてきた人類 いつでも無から生まれ変わる可能性を内に秘めた存在である。 「存在は本質に先立つ」実存主義ですな。 つまり「ゼロの白衣」とは 何もない真っ白な状態を繰り返し 我々人類は未来永劫発展していかねばならない。という。 このような思考性を比喩に委ねた詩だとは思います。が、 ここからは少し批判的な意見になる。 論文ならばともかく サルトルなどと実名を挙げて書かれているのは、 これは、この真意を汲み取れ、などと思わせぶりにも読めてきて、 詩としては「NO!」を突きつけたくなるのです。
1メルモsアラガイsさんコメントを有難う御座います。レアメタルの事は考えていなかったのですが、ワトーは確かに、ヴァトーの事ですね、ロココ様式の絵画で有名な。サルトルは、個人的に思い入れの強い側面がありまして、自分の誕生日にちなんだものなのですが、そのへんのところをそのまま言うと、意味の分からない内容になってしまうので、サルトルと言う、世界的なムーヴメントを起こして、イコンにすらなってしまったこの男の固有名詞が私にとってはどうしても必要な、名称でした。サルトル、ドクトルみたいなラップと言うのか、脚韻がどうのこうのとやっても、あまり効果が無いと思ったので、ちょっと手抜きみたいな感じでしたが、「サルトル」とそのまま使用させて頂きました。
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