丸い木の下、生まれてきました
愛情たっぷり、親は世話した 才能活かした、仕事を探した 泪の物語
一度は薬で、お茶の間沸かした
びっくり仰天、名声汚した それがどうした? なるようになるしか 泪の物語
晴れた日には、タバコを蒸した
秋が来たらば、お芋を蒸した クリスマスにはでっかい靴下 泪の物語
またまた、あいつが なにをやらかした
騒ぎを聞きつけ、聴衆どかした 先輩信じて、真相明かした 泪の物語
出来心から、犯行犯した
警察必死で、犯人探した 世間は誰もが、究明急かした 泪の物語
信頼してると、解決任した
犯行現場の情報、探した あの時あの夜、犯人見ました 泪の物語
事情聴取で、真相吐かせた
秘密の情報、うっかり漏らした
「やったな、お前」
と、先輩
「でかした!」
泪の物語
街を救って、犯罪減らした
ところがどっこい、逃亡逃した 亡命生活、すっかり帰化した 読むのは本ばかり!
じっくりコトコト、一晩寝かした!
鍋の底までしっかり焦がした!
そこに、たっぷりチーズを溶かした インドの本場カリー
正月お節に、銀粉散らした
だし巻き卵と、じっくり浸した 贅沢料理に、なにかが溢れた
A Happy New year!!
作品データ
コメント数 : 2
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作成日時 2025-10-01
コメント日時 2025-10-04
#現代詩
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| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
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2025/12/05 19時56分12秒現在
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おはようございます。 最近木について考えたことはなかったな、とふと思ったのですが “丸い木の下”と表現すると、 文の中で柔らかさが増すのですね。 気づかなかったです。 そこから生まれてきた、というのが印象的でした。
1こんにちは! 『生まれてきました』 に対して 『丸いきのした』 という韻踏みで書いた詩で、そこに深い意味はあまりないです。 自然児野生味たっぷりの問題児という感じの腕白男の子の哀れ顛末まで書いた物語形式の詩です。
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