別枠表示
寂しい風
寂しい風の音が聞こえる それは家族と離れたり 遠い先にいる友人と別れた時 または知る人が旅立ってしまった時 その音は私の心に穴を開け 隙間をひゅうと吹き抜ける まるで虎落笛のように 次第に私の体は温かさを失い 心をただ寂しいと泣き続くだけの機械にさせる あの時 あなた方といたあの時間に戻してくれと どうしようもなく愛おしいと感じたあの時を返してくれと 神でも誰にでもなく ただただなにかに願っている
寂しい風 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 891.3
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-08-26
コメント日時 2025-08-31
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


帰り来ぬ時、ですね。 親しい方々が亡くなったのなら、 こころで抱き締め、慈しむしかないです。 ときどき、 「楽しかったね」と泣いたりもします。 だけど、まだ生きている方々が残っているのなら、 再び“絆”を結ぼうと、足掻くかもしれません。 何となく、文学極道のことかな?と思いました。 ありがとうございます。
1素敵なコメントありがとうございます。 当方、恥ずかしながら文学極道を知りませんでした...。こんな時代もあったのですね
1豊かな感受性を持っていますね。人と触れ合いたいなら、外に出る機会を作って、だれかがあなたを 見つけてくれるのを、待つといいでしょう。ショッピングモールなどに出かけて、人の顔を観察 しているだけでも、こころはなごみますよ。諸行無常ですから、別れが来るのは仕方がない。 自分を強く育てていってください。そのために、するべきことは何か考えて、人に頼って。
1新しく出会える機会を大切にしようと思えました。コメントありがとうございます。
1こんばんは。 この詩を読み終えたとき、 寂しい風が心に吹き、 >>神でも誰にでもなく ただただなにかに願っている というフレーズに立ち尽くしました。つぶてが頬に当たるようです。
1こんばんは。 そう思っていただけて、適切かは分かりませんが嬉しいです。 コメントありがとうございました。
0虎落笛の様な寂しい風。隙間をひゅうと吹き抜ける。別離の時に聞こえる風の音。そして機械になる私。「あの時」を希求する私が居ました。
1コメントありがとうございます。 もう戻らないとわかっていても求めてしまう、望んでしまうなんて厄介ですよね...。
0