舌で丸めた
花弁を吐き出せば
まぶしい
唾で痺れて
安息日を
開きっぱなしにした
サイロがあって
泥棒が入って
タンスに隠れるのは
冷え固まったマトン・シチュー
晴れの模様
残念がって彼は
生え揃う牙
みにくく
ひどくみにくく
自らの手で引き抜いて
「手錠は、貴方様の手で」
朝雨の牢
内か外か、
窓を這う蟻
怖いもの見たさの
身勝手の風圧で
触られる
背中の鞄から
書類が舞って
バイクに轢かれて
回路足元に散らばって
轍がのこって
擦れば指紋が消えて
顔を洗えば剥げて
スマホが開かない
つむじ風
ドアを開けたら
煩くて
それよりもうちが
煩くて
外出手当が欲しくなって
ピーという発信音が
鳴って
喉からずるずると
痩せた鯛を釣り上げて
まぶしい
正常な運転なら
そのままビルに突っ込んで
係長、
部長、
お偉いさん
の順で謝って
蹴り上げた布団の
皺は母の眉間
竜巻
屋上の縁が少し丸まって
つま先にフィットして
無限舞踏のフリをして
まぶしい
作品データ
コメント数 : 2
P V 数 : 342.8
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作成日時 2025-07-04
コメント日時 2025-07-04
#現代詩
#縦書き
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:342.8
2025/12/05 19時57分37秒現在
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息つく暇もなく忙しなく。もはやこれまで。ってことでしょう。 書かれた言葉たちはべつに読み取るためのものでもなく目まぐるしい動きに追われていきます。 こんなのいちいち気にしてたら、そりゃ脳は持ちませんね。狂ってしまう。 絶対女性の書き手。確信を持っていえる。んな遊びのつもりで書かれたのでしょう。 作りがタイトルにそのまま相互関税 ?じゃなかった相互作用してしまうのでけっこうベテランの方のお遊びでしょうが、アレですね、どこかで語り手自らの動作が劇的にあってもいいでしょうね。 このままだと大気の状態に押し殺されてだらだら、うだってしまいます。から。
1コメントありがとうございます。 残念、男ですね笑 わざとこういうタッチで書いてみましたが、確かに「書き手自らの動作」が足りず少し物足りない感じもしますね。 精進していきます。
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