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夫人を探そう
我々はオリーブ色に閉ざされて ガソリンシートで悶えていた 黄色い尻尾が青色になるまで お経を唱える高僧の群れに シオンの群れが対峙する その映像を我々は見ながら 悶えを直す理屈を直すロジックの骨格を知覚する 爪が病んで来て雨が止んで来る 首筋の傷と背中の肩甲骨付近の傷は 池の形に蜜を垂らして 我々を狂喜させた 誰の傷だ 高僧か我々のうちの誰か とにかく魚籠の中のストー夫人を 我々は探した 夫人が傷の真相を知って居る様な 気が我々にはしたからです。
夫人を探そう ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 491.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-05-20
コメント日時 2025-06-01
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


何回読んでも、読んでも読んでも分からなかったので、分かったかもしれない部分を1部だけ。 ストー婦人を、ストウ婦人であると仮定するならば、 私たちの、精神的解放を呼び掛けているのではないか?と思います。 私たちは、過去に受けた生身の傷であったり、精神的な傷であったり、 必ず何かに囚われています。 僧侶たちですら、「悟る」ということに囚われています。 それら、全ての奴隷とならず、 精神的に自由となれ、と、 呼び掛けているのではないか?と思いました。 ありがとうございます。
1レモンさんコメントを有難う御座います。そうですね、ストウ夫人。ストー夫人は私の癖で、ちょっと間違えていますね、表記が。精神的な開放ですか。僧侶たちが囚われている「悟り」は独我論的と言うよりは、むしろ集団催眠的なものなのかもしれません。奴隷状態は我々を疲弊させますが、隷属状態を自覚させ、光へと導く端緒となるのならば、あまり悪い状態とは言えないのかもしれませんが、呼びかけは不可知論を惹起する可能性もあるので、我々は集団化し、警戒しているのだと思います。
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