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夜歩跨滓
愛されたかったんだ こんな時間まで一人だなんて やっていけない、いつまでもふらついている 灯りが鬱陶しい だからそこかしこにあるモノは手当たり次第 殴りつけて痛みを感じて すっきりしないモヤモヤをなんとか見ようとするが いっこうにぼやけて不鮮明 どこかで躓いて転んで訳も分からないまま アルキメデスの原理をなぜだか今思い出している ふわっと軽くなるのがお望みかい、そう言われているようだ それになんと応えたら 平気でいられるだろう もう寂れた街の路地と路地をすり抜けて通るのは ごっこ遊びだけで十分だ
夜歩跨滓 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 554.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-03-06
コメント日時 2025-04-07
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


初めまして。 まずタイトルでモヤモヤ。 「よるあるきはかまかす」と読んでも良いのですか? そして詩でモヤモヤ。 一人称、二人称など、誰がどう思ったのか、ちっとも分かりません。 仮に一人称を「私」と仮定しても、 まさしく詩中の >いっこうにぼやけて不鮮明 で、 >いっこうにぼやけて不鮮明 な様子を詩で表現したならば、 間違いなく成功だと思います。 ありがとうございます。
1「夜歩袴滓」 夜歩きはかばかしくも 更級日記「足柄山」或いは源氏物語「桐壷」 古語から文字る。捻りを加えてお遊びしているのではないでしょうか?違いますかね。笑 読めば「はかばかしくもない」ので、これはまさに書かれてある通りに、そのもやもやとしたやりきれない状態で歩いてる自分に腹立たしくて、そのことを嘆いている様子なのですな。原因は明らかに彼女。異性人だ。笑
2追加しました↓ 揺れる街灯 つかの間の沈黙 隅に追いやられた古びた看板が語る 「ここで立ち止まってみろ」 そんなことはわかりきっている でも止まり方がわからなくて また足を踏み出す いっそ流れる雲に乗れるのなら どこへでも行ける気がして 息をするのを忘れていた この心の溝を埋める術を探しながら 君の名前を思い出そうとするが その音もすっかり霞んで見失う 路地裏の猫が睨みつける 「ここに答えはないさ」 その目に映る自分を 石畳に押し付けて 滲む想いを 飲み込むようにただ歩く なんとかここにいる理由を見つけたい
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