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夢葬   

作成日時 2018-01-27
コメント日時 2018-02-07

炎に焦げた 街は亡骸 行き交う人々の夢葬止まず ねずみが歩く赤黒い路地裏で繰り返した クリックアンドドラッグ ビルの窓枠に埋められた空想の残り香に 退屈と窮屈 かすかにコーヒー 鬼になろうとするもの達の笑い声 いつまでも時計台の下に取り残されて 純粋は影になりこびりつく 静かな疲労に呑み込まれる家々に 急かされるように火が燃え移って 縺れた時間が解けていく 成長に飽きた雑草たちの退屈まぎれのお喋り静かに響いた川岸で もう 曖昧な情熱さえ沈もうとしている


項目全期間(2019/09/16現在)投稿後10日間
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2019/09/16 05時36分04秒現在
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コメント数(7)
ふじりゅう (2018-01-30):

拝見しました。 最初は火事の事ですとか、放火ですとか、そのような事を書いているのかとも考えましたが、それすらも隠喩で主人公自身の怠惰を表しているようにも思えます。 「純粋は影になりこびりつく」がこの詩のインパクトになっていると感じます。かなり試行錯誤して書かれた言葉だと存じました。

夏野ほたる (2018-01-31):

藤井龍平さん、こんばんは!コメントありがとうございます。 最初は夕暮れに焦げた 街は亡骸だったのですが、私の詩は夕焼け・夢・宇宙など、同じ言葉が何度も出てきてつまらないなあ、と思い変えました。 考えすぎると何を言いたかったのかよく分からなくなるため詩の推敲はあまりしないのですが、私にしては長い時間考えた詩なのでインパクトがあると言って頂けて嬉しいです!

まりも (2018-02-01):

言葉の勢いとかリズム感などをいかして、体で書いている、そんなイメージを受けました。 その分、意味の重さが削がれているように思います。それが目的であるなら、成功している、と言えるのかもしれませんが・・・ 夢想、と夢葬。夢を埋葬した人々の行き交う街、という「設定」が、大きく前面に出ていて、その中を言葉のリズムや音の面白さで埋めていくような感覚もありました。 最終行、ひと息に「読み切らせる」ことを意図している、のでしょうか。 「成長に飽きた雑草たちの退屈まぎれのお喋り」このフレーズが面白いので、 一気に続けないで、こうしたフレーズをもっと大事にした方がいいと思います。 また、純粋とか曖昧、といった、漠然とした観念的な言葉を、できるだけ具体的なイメージに結び付けていくと、もっと手ごたえのある、音も面白い作品になるのではないか、と思いました。

百均@B-REVIEW ON/ (2018-02-03):

イメージの重なり、その移り変わり。 感覚として面白いっすね。コメント数日考えたのですが、出てこない。申し訳ない。意味を抽出するよりも、イメージの幻影を単純に追いかけて言った方がいいのかもしれない。失礼だったら申し訳ないんですが、北村さんの作品に相似している感じがします。それは僕の好みに違いないという事を意味します。 それとは別に、まりもさんの感想に近い物を感じないと言ったら嘘になります。ただ、見た事ないフレーズの組み合わせがなんとも魅力的です。最後の雑草のイメージ、非常にいいというかものすごくいい。フレーズ単体では、今の所一月で一番好きだなぁ。時間をかけられて書かれているという事で、ある意味思考の段階で、落ちてしまった所があるのかもしれない。全体的に文体が形で緊張しているイメージ、という感じが僕の受けた印象です。

夏野ほたる (2018-02-07):

まりもさん、こんばんは!いつもコメントありがとうございます。 丁寧にアドバイスして下さり嬉しいです。 意味が削がれている・言葉を具体的にというのは、詩を初めて書いた時からの課題です。もちろん私の詩に意味を見出して下さったら嬉しいのですが、何せすっからかんな頭なのでどうしても軽い詩になっちゃいます。良い意味でのチープ感を出せたらいいなとは思いますが、伝えたい事がもやもやしてるような詩はだめですね。もっと頑張ります!

夏野ほたる (2018-02-07):

百均さん、こんばんは!いつもコメントありがとうございます。 ちょこちょこ褒めて下さってすごく嬉しいです。 私はいつもテーマを決めたりせずあんまり深く考えずに詩を書いてしまうのでたまにはしっかり考えようとしたら、何を書きたかったのかよく分からなくなってしまいました。笑 恐らく語彙力や知識、経験のある方だと考えれば考えるほど深みが増すのでしょうけど、私の場合たいした知識も無く脳内からひねり出して書いてるから詩が単調なものになってしまうのかもしれません。

夏野ほたる (2018-02-07):

百均さん ごめんなさい、途中で切ってしまいました・・・ この詩は意味というよりも景色を思い浮かべてくれたら嬉しいです。 夕焼けに燃える街を忙しなく動く人の波は、疲れたとか晩御飯なんだろうとか思いながらそれぞれの居場所に帰っていきますね。学校の授業中やオフィスでの休憩時間の空想や退屈が、夕暮れに燃やされて消えていく(忘れられていく)ことを夢葬としました。それから、暗くなって灯りがどんどんつけられていく様子を夕焼けの炎が燃え移ることに例えました。

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