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点滴インターチェンジ   

沙一 
作成日時 2017-12-02
コメント日時 2017-12-24

 

空と大地の相互性の中で生まれた僕ら 雨と太陽の交互性の中で咲いた花 人と人との関係性の中で生まれた言葉 冬と春との連続性の中で咲いた愛 夏と秋との依存性の中で枯れた愛 過去と未来の逆進性の中で息する記憶 昼と夜との相対性の中で生きる僕 人と人との社交性のダンス 幕と殻との遮光性のデカダンス 嘘と真実の信憑性のロジック 毒と薬の背反性のマジック 神経と回路の明滅のスパーク 血管と高速の倒錯した俯瞰図


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花緒 (2017-12-03):

タイトルが好きだなと思った。体言止めで続ける形式が、作品に読みやすさをもたらしていると思うのだけれど、やや意地悪な目線を導入して語るならば、形式に依拠しすぎていて、イージーな方法で作品を纏めているような気もしなくはない。

沙一 (2017-12-03):

花緒様へ 題名を気に入ってくださり、ありがとうございます。 勝訴ストリップとか、池袋モンパルナスとか、こうした漢字とカタカナの組み合わせは印象に残りますね。 言葉の対称性を楽しんで書きましたが、ある種の倒錯的なイメージを表現しているわりには、たしかに詩形が秩序立っていますね。花緒さんからのコメントを読み、なるほどと思いました。

みうら (2017-12-05):

投稿いつもありがとうございます! とても興味深いフレーズが並べられていて、どのフレーズが一番好きかなあと、選んでしまいました。 最初は、 嘘と真実の信憑性のロジック かなと、思ったんですが、 夏と秋との依存性の中で枯れた愛 こちらのフレーズを選びました。これいいですよね。詩情があるフレーズだと思うのです。「秋と冬」であれば、「枯れた愛」の言葉に既読感が出てしまいますが、「夏と秋」とされている。なんだか、夏の終わりで閉じてしまった恋みたいで。気に入りました。今後とも宜しくお願いします!

沙一 (2017-12-05):

三浦様へ コメントをありがとうございます。 深く考え過ぎずに、楽しみながら書いたものなので、気に入ったフレーズを選んでもらうという気軽なアプローチを、嬉しく感じました。 こうしてみると、一行詩のカタログのようでもありますね。笑 こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。

百均@B-REVIEW ON/ (2017-12-20):

ラップっぽい。というか、脚韻がきまっている。でも美しいというよりは、整えてる感じ感が強く作り物の韻というイメージがある。そして、ある意味で定型詩に当たるのかな。定型のストロークが短いので、ざく切りという感じもする。「人と人との関係性の中で生まれた言葉」「人と人との社交性のダンス」ここが連の境目になっているみたいで、なんというか良い感じのブリッジになっている。一方で、結論に至る過程は結構排除されていて、断言の羅列になってしまっている。それは発見の羅列とも言えるし、本質をくりぬいているような気もする。内容は割とスケールが大きくてド派手だからかもしれない。なんというか、詩のフレーズを確かめる余白がないと思いましが。短い作品ですが、結構頭使って読む必要がある詩かなぁ。直感的に感じる「そうかも」と「ほんとか?」と「あ、ほんとっぽいかも」と「うそだろー」みたいな感じがせめぎ合っている。案外書けって言われると書けない感じがします。

沙一 (2017-12-24):

百均様へ 脚韻は、たしかに意識していました。だけどラップではありませんね。リズミカルではありませんから。 なにかを意図したわけではなく、思いつくままに書いたので、いろんな風に読んでいただけることをうれしく思います。ありがとうございます。


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