ふるえ - B-REVIEW
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ふるえ    

ふるえてねむれ ジャムふるえ ぷるぷるふるえて スプーンのうえで たのしいゆめみて ゆかいにうたって とまることなく いつまでも パンにのるまで いつまでも ねむいけどふるえ おもいのにふるえ ふるふるふるえ ジャムふるえ そんなきょうはかようび



ふるえ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 20
P V 数 : 1652.9
お気に入り数: 2
投票数   : 3
ポイント数 : 10

作成日時 2021-11-09
コメント日時 2021-12-04
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/20現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性30
可読性11
エンタメ00
技巧21
音韻21
構成11
総合ポイント105
 平均値  中央値 
叙情性0.50.5
前衛性1.51.5
可読性0.50.5
 エンタメ00
技巧11
音韻11
構成0.50.5
総合55
閲覧指数:1652.9
2024/04/20 20時07分06秒現在
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    作品に書かれた推薦文

ふるえ コメントセクション

コメント数(20)
長谷川哲士
作品へ
(2021-11-09)

心地よい震え、でも不安定、ずっと震えて居たい。幸せであるように。愛のある詩。勝手な感想失礼。

1
RindaHonami
RindaHonami
作品へ
(2021-11-09)

リズミカルで素敵な詩でした。拝見できて幸いです。

1
妻咲邦香
さんへ
(2021-11-16)

楽しいと言っていただけて嬉しいです。食後のコーヒーみたいな軽い気持ちで書きました。ありがとうございます。

0
妻咲邦香
長谷川哲士さんへ
(2021-11-16)

不安定さを読み取っていただいたのは嬉しいです。不安定なものはそれだけで愛が溢れてます。ありがとうございます。

0
妻咲邦香
RindaHonamiさんへ
(2021-11-16)

リズムは特に意識してなかったのですが、去り際をどうしようか?とは思いました。ありがとうございます。

0
藤 一紀
作品へ
(2021-11-30)

音韻と文字の形がもつ感触、「ふるえ」という語がもつ多義性が活きています。パッと見た時のインパクトもよいです。 e音というと、 光る地面に竹が生え、 青竹が生え、 地下には竹の根が生え、 根がしだいにほそらみ、 根の先より繊毛が生え、 かすかにけぶる繊毛が生え、 かすかにふるえ。 (萩原朔太郎「竹」、一連) 眠れ 瞼(まぶた)よ おまへの向(むこ)う 靄(もや)に流れる うすら明(あか)り 眠れ 眠れ しづかに眠れ 息をかぞへて 夢をかぞへて きらきら光る朝まで 瞼よ 幾つの夜をこえ 眠れ 眠れ しづかに眠れ (立原道造「子守唄」) などがすぐに思い浮かび、その点から手法としては近代(伝統)的ともいえますが、十行目に出てくる二回目の「いつまでも」は〈ジャムのふるえ〉から〈語り手のふるえ〉への転換点として捉えることができ、以降が暗さや重々しさをもって響いてくる点、前半の〈ジャムのふるえ〉と対称的になっている点で直進的なイメージが強くでている例示作品とは異なっていて面白く感じました。 「火曜日」の選び方もよいですね。日曜日から土曜日まで音が一語なのは「火」と「土」のみで、土曜日は週末、火曜日なら一般的にはまだ当日を含めて最低でも四日は仕事に出たり学校に行ったりしなければならない。語り手の憂うつなふるえが表れているようで、意味的にも「音」をだらけさせないためにも合っているように思います。(←超推測) 細かく見ればよく作られていて感じられる作品ですが、音韻性が目立ってしまうところで評価が分かれそうではあります。

1
まさ
まさ
作品へ
(2021-11-30)

人間の側から見たジャムをパンに塗って食べる楽しさと、 ジャムが感じているかもしれない、食べられることへの恐怖という、 相反する感情を受け取りました。 そうすると、ふるえ、ふるふる、ぷるぷる、というリズムは 軽快なようにも、そら恐ろしいようにも聞こえてきます。 火曜日という、なんでもないありふれた日常のたたずまいが、 その効果をいっそう引き立てるようです。 そのような二面性の感じられるおもしろい作品でした。

2
藤 一紀
作品へ
(2021-11-30)

>軽快なようにも、そら恐ろしいようにも聞こえてきます。 という点、同感です。ただ 僕は「ジャムが感じているかもしれない、食べられることへの恐怖」とは解釈していないんですね。ジャムは動きとしてふるえることがあっても認識はできないから。認識できるのは語り手であって、しかも語り手が社会人であれば社会に飲まれたり食いものにされる恐怖や憂うつさは余計わかると思うんです。そのあたりは《たのしいゆめみて/ゆかいにうたって/……/パンにのるまで》によくでていると思います。 だから「ジャムが感じているかもしれない、食べられることへの恐怖」があるとしてもそれは語り手の恐怖や憂うつさが〔語り手→スプーン→ジャム〕を通して伝わったものだろうと。だけど、それを〔ジャム→スプーン→語り手〕という方向で捉えるのもアリだなと思いました。 で、僕は先のコメントで「対称的」と書いたのですが、前半のジャムの《たのしいゆめみて/ゆかいにうたって》が語り手の反映と考えると、それは後半でぐるっと裏返って重々しいものになり、まさに「ふるえ、ふるふる、ぷるぷる、というリズムがそら恐ろしく」響いてきます。 おかげさまで、この作品のよさがよりわかり、読みとれたことが明文化できたように思います。ありがとうございます。

2
まさ
まさ
藤 一紀さんへ
(2021-11-30)

藤さんのご返信の内容を読んで、 あらためて詩をよく読み返すと、 ああ、確かにそうだな、と思いました。 わたしは直感的な性質なので、 「ふるえ、ふるふる、ぷるぷる」という印象的なリズムから、 想像や解釈がはかどってしまい、 詩のなかの大切な事実を見落としてしまっていまいした。 私生活でもこういうことがよくあります(笑) 貴重なご指摘をいただき、大変勉強になりました。 どうもありがとうございました。

2
尾崎ちょこれーと
尾崎ちょこれーと
作品へ
(2021-11-30)

可愛い詩だと思いました。 声にだして読むと楽しそうな響きになりそうです。

2
エイクピア
作品へ
(2021-12-01)

民間伝承の有名な詩であるかのような、そんな感じがしました。軽快なリズム感。「ふるえ」の繰り返し。ある意味ハンプティーダンプティー見たいなマザーグース的な印象がないでもないような、浅学にして、何とも言えませんが。

1
妻咲邦香
藤 一紀さんへ
(2021-12-02)

大変細かな分析ありがとうございました。書き手としては無意識のうちに選んでいる言葉でも、分析すれば裏付けがちゃんとあるんだなと、勉強になりました。e音って初めて知りました。調べたけど出て来なかった。でも何となくわかるような。2回目のいつまでも以降は所謂転調みたいなもの、ですね。否定語を挿入して色を足しました。 いや見事な分析で驚きました。敢えて正否は述べません。もうその読みだけで十分です。最後に「かようび」の部分だけ、本当は5音欲しかったので「もくようび」にしようか迷ったのですが、火曜日の立ち位置、意味の希薄さがどうしても欲しかったのでこうしました。

1
妻咲邦香
まささんへ
(2021-12-02)

ありがとうございます。恐怖という解釈は全く想定してませんでしたが、それも面白いなと思いました。楽しいだけではないものは確かにあるのですが、それは書き手の側に起因するのかな?と思います。「たのしいゆめみて ゆかいにうたって」ここをいかに楽しくなく愉快でないように感じさせるか、それは考えました。

1
妻咲邦香
尾崎ちょこれーとさんへ
(2021-12-02)

可愛いと言っていただいて嬉しいです。人間可愛く生きたいものです。詩も同じでしょう、多分。ありがとうございます。

0
妻咲邦香
エイクピアさんへ
(2021-12-02)

コメントありがとうございます。マザーグースは私も好きでした。間接的に影響はあるかもしれません。民間伝承によくあるあの独特な気持ち悪さが出せているのかどうか、ああ意識すればよかったなあと、今さら。。。

0
妻咲邦香
さんへ
(2021-12-02)

可愛いと言っていただきありがとうございます。火曜日は確かにいちばん眠い気がします。これから休日までの先の事を考えるとやんなっちゃいます。プリンは確かに寝てますね。寝たまま食べられる感じですね。対してジャムは起きてるんですよね。起きてるというか、寝ないんです。私の勝手なイメージとしては。

0
stereotype2085
作品へ
(2021-12-02)

うん。火曜日ですね。ジャムとパンを味わいながら、多くの人にとっては大変な月曜の、次の一日を乗り切るのどかな光景が浮かびました。

1
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2021-12-02)

かわいい。

1
妻咲邦香
stereotype2085さんへ
(2021-12-04)

ありがとうございます。一番どうでもよくて一番無表情になる日です。月曜日はまだ悪あがきをしていて生命力が残っており、水曜日は透明感があり過ぎる。やっぱり火曜日です。

0
妻咲邦香
田中宏輔さんへ
(2021-12-04)

かわいいと言っていただいて嬉しいです。そういえば強いレトリックのあるものってみんな可愛い側面があるなあって、今ふっと思いました。ありがとうございます。

0

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