罪人なんかじゃないよね

あれは、もう4年以上前のことだ。私は、今の彼女（KTさん）と一時的に別れていた。君（TWさん）が現れたのその時だった。君は天使だった。私は、君を人生に招いてしまった。あの日、僕が先に君に告白した。一日、君は時間をおいて、「Tさん、やっぱつきあってください。」と言ってきた。間もなくして、実の彼女が私とまた連絡を取るようになっていた。二股だ！ある日、TWさんは、私の浮気に気付いた。彼女は怒り狂った。ひとしきり怒って、「もう二度とあの人とは合わないでください。」と言った。「うん。」と僕は言った。その後、彼女は泣き崩れて、二人で永遠の愛を誓った。「私たちずっと一緒ね。」しかし、私は、KTさんを忘れることができなかった。それでも、TWさんを私は好きだった。 TWさんは、性行為があまり好きではなかったが、「Tさん（私）が好きだからやってるの。」と言っていた。大晦日に、TWさんと、永遠の愛を誓った。「ずっといっしょだよ。わたしたち、約束だよ。」しかし、その後、やはり、別れを告げる時が来た。「ごめん。」私は言った。二人ともいっぱい泣いた。 TWさんは、その後、イケメン年下彼氏と付き合った後、またわかれて、風俗嬢になったらしい。今は君はどうしてるんでしょう？今でも、目を閉じれば聞こえるよ。切なくか細い君の声が。「Tさん。ずっといっしょだよ！」って。僕たちは淪落した半年の関係は罪人のそれなんかじゃないよね。

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作品データ

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作成日時 2022-06-03
コメント日時 2022-06-21

#現代詩