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vanished Ideals
何もないまっしろなキャンバスに いろんな色で塗りたくって 自分の理想を誰に言われるまでもなく ひたすらに描いて 何度も書き直して 心にうかぶイメージを筆にこめて でもいざ描き終わるとぐちゃぐちゃしていて 原形がなんだったのか分からなくなっていた もともとどんな理想を描こうとしていたのかも ぐちゃぐちゃになった後は思い出せなくて 私は本当は何を描きたかったのだろう 何度頭の中で考えても見つからないの どれだけ探しても どこを見ても 全く見つからないの
vanished Ideals ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 815.5
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-05-03
コメント日時 2022-05-03
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


では黒毛和牛の子牛の世話に追われている牧場従業員から返詩を。即興で。 真っ白なキャンパスに 色を塗りたくり 理想を描こうとした時 子牛たちの視線に気づく 真っ黒な子牛たちがじっと見つめ モーと呟いた ああ 餌だな 風邪は引いたのか ミルクは飲んだか 腹にガスは溜まってないのか 下痢は治ったか てんてこまいの日々を送り 疲れ切り キャンパスに目をやった いつもの子牛たちが描かれている これでよいのだ
0破壊と創造を繰り返すよりほかはない。
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