希死念慮 - B-REVIEW
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希死念慮    

例えばそれは夜の端 例えばそれは昼の隙間 隠れてないで 出ておいで 隠れてないと 見つからず ふとした瞬間の遣る瀬無さ 意識しなくとも蘇る記憶 フラッシュバックの閃光が 烈しく燃えて 痛いほど灼いて 例えばそれはあなたの掌 例えばそれは誰かの言葉 ああ、こんなにもまだ 憶えているのか ああ、こんなにもまだ 遺っているのか 握り締めた脳髄の尻尾 引き千切ってくれるのを待つ


希死念慮 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 739.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-08-27
コメント日時 2017-09-11
項目全期間(2024/04/16現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:739.8
2024/04/16 14時46分33秒現在
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    作品に書かれた推薦文

希死念慮 コメントセクション

コメント数(8)
北村灰色
(2017-08-27)

希死念慮、客観的理由や具体的理由が無いけれど死にたいという単語に沿ったような抽象性や身体感覚のある作品だと思いました。 また、間延びしたり、余計な音や表現を入れないことで、言葉をうねらせているような気がしました。

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sonetira
(2017-08-27)

こんにちは。興味深く読ませていただきました。 シンプルな詩でリズムに躓きがなく、きれいにまとめ上げられていると思います。 詩からはずっと何かを引きずっているような印象を受けました。 もしかしたらシンプルにまとめるより、少しだけアクセントとなるリズムの狂いもあったら面白いのかもしれないなあと思いました。 次回作も楽しみです。

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繰る井 莎鬼
(2017-08-27)

北村灰色様 初めまして。有難うございます。 タイトルに沿っている、と言って頂けてホッとしました。 眠る前の微睡みの中のような、ほぼほぼ無意識の広がっていくような中で書いた言葉に、後からタイトルを付けたので、とても感覚的だったと思いますので…。 うねっているように感じて頂けて幸いです。 コメント有難うございました。

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繰る井 莎鬼
(2017-08-27)

sonetira様 初めまして。有難うございます。 そうですね、書いている途中、何処から来て何処へ向かえばいいのかも分からないモヤモヤとした思いを閉じ込めようとしたのかもしれません。 リズムを狂わせる、なるほど。あまりやったことがないので、挑戦してみたいです。 コメント有難うございました。

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まりも
(2017-08-30)

題名の切実さ、重さと・・・内容との「ズレ」に、ほっとするというのか、戸惑うというのか・・・ リズミカルに刻まれていく音感は、中也的な軽やかさを持っていますね。中也の泥沼のような重さの中から、あの軽さが生み出された、ということを考える時、リズムの軽妙さが、作品が重さに傾くのを防いでいるのかもしれない、と思いました。 〈ふとした瞬間の遣る瀬無さ〉といった漠然とした感覚は、「漠然とした不安」にも通じるような「死にたい、消えてしまいたい」なのかもしれませんが、忘れようとしても忘れることのできない〈あなたの掌〉〈誰かの言葉〉は、極めて具体的とも言えますね。その具体的な記憶が、語り手を「この世から消えてしまいたい」「ここから逃げ出してしまいたい」という思いに追い詰めていく、のである、としたら・・・そこに、何か切迫するような調子があってもよいのではないか、と思いました。 sonetiraさんの「少しだけアクセントとなるリズムの狂いもあったら」という批評も、そのあたりの印象に関わって来るのかもしれません。 〈脳髄の尻尾〉という表現、とてもユニークで印象に残りました。引きちぎってくれる、のを待つのか。自身で引きちぎってやる、という形で、押し寄せて来るもの、引きずり続ける不安、に向かっていくのか・・・握りしめているのは、自身のしっぽでもあるでしょう。そのしっぽが、震えていたのか、しん、と落ち着いていたのか。そんな「感触」を知りたいと思いました。

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竜野欠伸
(2017-09-02)

こんばんは。 スッキリとまとまり待たせた作品ですね。タイトルの件ですが、自己治療詩または、病気詩でもあろうと感じました。空元気であれば、回復を祈ります。信頼のできる医療福祉の専門職の方にもわかりやすい理解があるだろうと感じました。詩には様々なジャンルの詩があってもよいと思うこの頃です。元気が再び戻る頃を祈っています。

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繰る井 莎鬼
(2017-09-11)

まりもさん 有難うございます。 「ズレ」があるとのことですが、その感覚はきっと間違っていません。何せタイトルは後付けです。この「遣る瀬無さ」に題を付けるなら「希死念慮」かな、という気持ちでした。 切迫するような気持ち、なるほど、分かりやすいです。有難うございます。書いた時は、こう…気だるさの方が勝っていたように思います。 「脳髄の尻尾」私も不思議なフレーズが出てきたなぁと思って気に入っておりますので嬉しいです。 詳しいコメント有難うございました!

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繰る井 莎鬼
(2017-09-11)

竜野欠伸さん 有難うございます。 空元気、といいますか、癖、といいますか。常日頃から抱いている無気力感や見て見ぬフリをしたままの虚しさや隠しきれない怒りなどを一つに纏めてみると、こんな感じになりました。 お祈り、コメント、有難うございました!

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