気が散る - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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気が散る    

しなければならないことは山積みなのに 気が散る 「本当にしなければならないこと」について考えるので 気が散る そんなものなどないのではないかと疑心暗鬼になって 気が散る テレビで、流行性の疫病に罹患した人が「好きなことをやったほうがいい」なんて言うので 気が散る 迷路に迷い込んだような気分から脱するため一旦心を整えようとしたりするので 気が散る やっぱりしなければ迷惑をかけるからと心を入れ直しても 気が散る いっそのこと全部壊れて自分も壊れてギリギリまで追い込まれてしまえばいいのに、なんて考えるから 気が散る ゴールが見えているのに、すべての時間を一つのことにかけるなんて怖くてできない。 そんな恐ろしいことをするくらいなら気が散ったって構わないではないかと開き直ると、 家族の顔が浮かんできて、 でもそのまままだと苦しいので、 気が散ったまま、まずは今日を過ごそうと決めた。


気が散る ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1404.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-05-25
コメント日時 2020-06-02
#現代詩
項目全期間(2024/04/20現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1404.5
2024/04/20 21時34分23秒現在
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    作品に書かれた推薦文

気が散る コメントセクション

コメント数(6)
Um Fantasma
作品へ
(2020-05-26)

気が散るっていうのはフォーカスが中断されてできなくなるということ この作品の謎は >ゴールが見えていてるのに、 という「ゴール」という考え この生の体験がなにかひとつの目的のためにあるということはわかるが その答え自体がひとつの謎になっている 最後は >家族の顔 がうかんだり 途中では >「好きなことをやったほうがいい」 と思ったり いつかやらなきゃいけないなとおもったときに やらなかったので 今でも本当はそれだけがやりたいから ほかのことはもうあんまりやりたくない でも本当にやりたいことはやらない みたいな 分かっちゃいるけどやめられない 日常のこわさ みたいなことを感じて読んだ!

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エイクピア
作品へ
(2020-05-27)

気が散る事にまつわるエトセトラを詩にしてあって、中でも 「ゴールが見えているのに、すべての時間を一つのことにかけるなんて怖くてできない。」 この1行は気が散る事の防波堤の様にも思えたのですが、開き直り、最後は消極的な落ち。なかなか積極的な発想は難しいと常識的な考えも詩にする場合は困難が伴うのであろうと思いました。

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kszken
kszken
作品へ
(2020-05-28)

Um Fantasma 様 コメントありがとうございます。 バタバタとした日常の中で、ふと浮かんだフレーズをつらつらと書いて、碌に読み返しもせず投稿してしまっているので、きちんと読み込んで頂けると何か恐縮します。 「ゴール」とはすべての人に間違いなく訪れることです。 好きなことだけをやっていく人生は素晴らしいと思いますが、そのことのみに振り切って人生を歩んで行く勇気もなく、いつの間にか多くの物を背負ってしまっている。とは言えその状況に別段不満があるわけでもない。 それなのに、時々「本当にやりたかったこと」を思い出して、このままで良いのか、などとどうしようもないことを考えてしまう自分に苛立ちつつも、そのまま肯定してしまえという力技みたいな感じですね。。

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kszken
kszken
作品へ
(2020-05-28)

エイクピア様 コメントありがとうございます。 読み返してみると、後半部分が整合性取れてないような、矛盾が生じているような感じです。 加えて尻すぼみ感も否めません。 もっと視界がぐっと開けるような締めにしたいと思いながら書いていたのに、なぜこうなったのか自分でもよくわかりませんが、現実に対する一種の諦めが自分の中で濃いのかもしれません。 こうして客観的に読んでもらえると、無意識部分の気付きがあるので面白いです。ありがとうございます。

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三文字(マグネット/なろう)
作品へ
(2020-05-31)

細切れになっている集中力が、「気が散る」を無数に挟み込むことで表現されていると思いました。気が散るということを意識すればするほどに却ってさらに気が散っていくような精神状態を想像させられました。

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kszken
kszken
作品へ
(2020-06-02)

三文字様 コメントありがとうございます。 まさに仰る通りなのですが、決して「気が散る」ことを否定しなくても良いかな、というところに着地したかったのです。うまくはいきませんでしたが。。

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