作品投稿掲示板 - B-REVIEW
お知らせ

   

作成日時 2017-07-25
コメント日時 2017-08-03

瞼を閉じると  ピラミッドの中に閉じ込めれている自分が 見える ときには 女王としてそこに留まって居ると勘違いしている 奴隷として 居場所のない居場所に存在していると 思う いずれにしろ 想像と意志とが しばし休戦しているときに ピラミッドが そびえたつ 決まって他人の価値観に翻弄され あらがう意志の力が微弱なときに 権威の象徴が現れる なすすべもなく ときには地べたに ひれ伏した思いのまま やすせなく 涙にくれ ノートに 自分の瞳を描く 瞳の中にピラミッドを書く ちいさくちいさく黒いペン先ほどの大きさで  ひとりの人の姿を記す それが私 ある日 いつものピラミッドが 想像と意志とを超えた 草の匂いを嗅ぎ 水を飲み 汗を流し へとへとになって 大の字になる 両腕両足を大きく広げ まぶたをとじて  身体に似合う大きさ四角錐を  空間に想像してみた 底辺確保 と、心が しずかに叫んだ時 全身が目となり クリスタルが はじけた もう なにも こわくない


項目全期間(2019/11/19現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:114.9
2019/11/19 18時37分03秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。


コメント数(17)
蛾兆ボルカ (2017-07-25):

これはまた、ものすごい傑作なのではあるまいか!と、思いました。 数週間、私は「アガルタのシャンバラ」という自作品を改稿して、それを表題作にした詩集を作りました。 シャンバラというのは、地底国アガルタにあるという都なのですが、そこにピラミッドがあると言うのですね。 そのピラミッドに私も惹かれていたのですが、ピラミッド自体は主題にできず、温泉の詩になりました。 なんで僕には、ピラミッドの詩が書けないのか、不思議だったんですが、この詩を拝読さて、「ユリイカ!」と叫びたくなりました。 これでしたか。あれは三角つてより、四角いんだよな。底辺に寝っ転がって宇宙を見る、ものすごい視点マジックです。

るるりら (2017-07-27):

蛾兆ボルカ さん 返信が遅れてしまいましたが、興味ぶかいコメントをありがとうございます。 「アガルタのシャンバラ」という表題の詩が気になります。桃源郷的な架空の地の首都がシャンバラなのですね。しらべたらシャングリラとも関係しているみたい。アホなのでシャングリラと言えば、 チャットモンチーさんの『シャングリラ』くらいしかしらなかったです。ご機嫌な曲だと思っていたのですが、はじめて ご機嫌パワーが 半端ないことが解りました。そのアガルタのシャンバラが、なぜか温泉の詩になったのですね。 むむむ 未知の世界が全開ですねぇ。きになるわー。 私の詩のほうは 元となったのは 自身の見た夢です。 まだ高校生くらいのときに 夢にでてきたピラミッドが元となっています。ななぜか現実以上に忘れられない夢の存在は、現実ではなくても実体験に近いような感覚があって、いつかは書いてみたかったので書いてみました。 わたしの詩は、幽閉から 開放される詩たけど、都市からのアプローチで温泉の詩は解放感が軸になっている詩でしょうから 私のとは 全然ちがっていそうですね。それもまたどんなにか魅力的なことでしよう。 わたしも心の旅がしたくなりました。ありがとうございます。

まりも (2017-07-28):

題は、さんかく、とよむのでしょうか・・・しばしば、神の眼、あるいはプロビデンスの眼、として、三角形の中に目玉というインパクト大の図像で示されるイメージを思い出しました。超自我の眼――自分を監視する存在、自分を超越したところから見つめる超越的な第三者としての自己――の投影でもあるようです。 るるりらさんの作品では、三角形ではなく、さらにそれを立体化して幻視しているのですね。その中に閉じ込められた自分、を外から見ている書き手がいて、その書き手(詩を書く主体)を見返している、閉じ込められた自分、がいる・・・空中に浮かぶピラミッドの中で、頂点を目指して上昇しようとして壁に阻まれ、底辺に降りようとしてまた底に阻まれ、身動きが取れない自分を、なぜか外から見ている自分、そんな構図が浮かびました。 〈想像と意志〉が戦っている、せめぎ合っているもの、という認識も新鮮でした。なぜ、ぶつかり合わねばならないのか。〈他人の価値観に翻弄され/あらがう意志の力が微弱〉なとき、自分を閉じ込めるピラミッドが現れる・・・書き手の自由な想像力の羽ばたきを封じてしまうものとして、ピラミッドが現れるのでしょう。そして、そのピラミッドは、〈私〉を閉じ込めるものであると同時に、〈ときには地べたに ひれ伏した思いのまま〉・・・地べたに押し付けてひれ伏させる、〈私〉にのしかかって来る、屈強な存在、でもある(あった)・・・それが、ある日、なぜか反転する。 地べたに押し付けられていた〈私〉は、上からのしかかって来るものに意識を注ぎながら、地面を見つめていたのかもしれない。でも、押し付けられている地面の〈草の匂いを嗅ぎ/水を飲み/汗を流し〉・・・大地の息吹を体に取り込んで、反転した時、押し付けるものとしてのしかかっていたピラミッドを、底辺から見る、見返す力を得たのではないか。 〈身体に似合う大きさ四角錐〉この発想も面白いですね。自分を閉じ込めていたピラミッド、いわば檻から逃れて、大地からその檻を見返している。さらには、その檻を、自ら己に合ったサイズに自在に修正する・・・その時、自分を閉じ込める檻であったピラミッドは、己を守る家、鎧、自在に出入り可能な私的空間へと変貌する。 〈ある日〉起きた反転――私を閉じ込める出入り不能の檻が、私を守る出入り可能な囲いに変貌する瞬間――がなぜ訪れたのか、その辺りは曖昧ですが、草の匂いを嗅ぐ・・・自然の息吹に身を添わせる・・・という行為が、なんらかのキーだったのだろうと感じました。外からの眼、他者からの視線にがんじがらめになっていた〈私〉が、外からの視線=他者の視線に投影された自己の視線、と気づいて自らを解放する瞬間、と呼んでもよいのかもしれません。共感しつつ、うまくまとまらないコメントになってしまいましたが、そんなドラスティックな瞬間を、鮮やかな映像や空間的な体感として読者にもリアルに伝えてくる、迫真力が素敵だと思いました。 (それから、〈やすせなく〉は、やるせなく、でしょうか?〈身体に似合う大きさ四角錐〉大きさの四角錐、と、こちらも「の」が入るような気がします・・・)

花緒 (2017-07-29):

スピリチュアル系の人たちの間ではピラミッドという形には独特の力が宿るとまことしやかに言われているようですね。三角の中に閉じ込もること。超越的な力を得ること。内に引きこもる力と、外部に超越せんとする力、相反する二つの方向に作用する力が重なりあい、反転し、ピラミッドにはやはり独特の力が宿るのかもしれんと納得させられるような、そんな一作として読みました。

仲程 (2017-07-29):

とくに3連のなにげないことばでつづられる非現実へいざなうところが好きです。あと、もちろんクリスタルがはじけるまでのもりあがりも好きです。 その先の世界も読みたいのですが、読者それぞれが情景をひろげることができるので、ここまでで成功かもしれません。 個人的な好みとして、最後の3行はないほうが、、、あるいはそのものではない表現ないかな とか思いました。

竜野欠伸 (2017-07-29):

るるりらさん 古代象形文字を訳した詩文などあれば読んでみたいなぁと思いました。ナイルの草原を象にまたがりながら。

るるりら (2017-07-31):

▲竜野欠伸さま コメントをいただいて 逆に 私の詩を古代象形文字にしてみたい衝動にかられました。ネットでみつけたラインスタンプの例をみつけました。たまたま例にあげられている 文字が結構 わたしの表現したかったことを網羅していて、おどろいているところです。 http://kai-you.net/article/13674 ▲仲程さま わたしにとって、今後の詩生活の糧となるご指摘をいただきました。 三連目と最後の三行についてのご指摘は、わたしにとってとても腑に落ちるのです。 まず、三連目は、ごく最近にリアルな私が 土下座なるものを体現したことから書けた行なのです。 現在の土下座が過去の私が トゥゲザしているかのような感じがします。お褒め言葉の言葉で金太郎あめのように 滋味あふれる詩体験となりました。 最後の三行目を私が書いたせいで、なんとなく これから先、詩のようなものが書けなくなる気がしていました。安定しずぎる状態は 死に似ています。もう ダメかもと内心思っておりました。けれど、三行目は無いほうが良いと言ってくださったので、とても自由な気持ちになりました。ありがとうございました。 ▲花緒 さま この詩は、思春期にピラミッドの夢をみたことがあることが きっかけとなっています。当時はテレビなどで スピリチュアル系のことを紹介する人々が、ピラミッドパワーなることを紹介をしていました。かれらは、あの形の中にモノをいれると 腐りにくいなどと 言っていました。  私は当時、実際に 試してみたのです。、紙でピラミッド型のモノと 立方体のモノをつくって中に お花をいれて変化の速度を確かめてみたりしたことがあります。結果は、ピラミッド型の威力は、立証できなかったです。汗。  ただ ピラミッドって太陽信仰なので、立証するまでもなく、おひさまの力なら絶大であることは 間違いはないです。自然にあふれている光を 意識下に ちゃんと落とし込むには、ピラミッド形は優れた造形であるような気がしていますです。 ▲まりも さま 題は、さんかく、と 読むしかないと、わたしも思います。 朗読向きの題名ではないです。 この詩は思春期に見た夢にアイディアを得ているのです。私は、本屋などで プロビデンスの眼やフリーメーソンのマークに触れたときにも、私は なぜ 変な夢が忘れられないのだろうと 漠然と思い続けていまいた。この詩を他のサイトにアップすることでキリスト教系の方がメールをいただいたりしたので、すべてを超越したところから見つめることのできる超越的な神を この詩に感じた方も 読者の中にはいらっしゃるようです。 わたしが昔から、あの夢はなんだったのだろうと 思い続けていた事柄って、――自分を監視する存在、自分を超越したところから見つめる超越的な第三者としての自己―の投影なんだろうなあ。コメントをいただいて、やっと 客観視できた気がします。 〈想像と意志〉が戦いがちだと思います。ダイエットをする意志が このケーキはとてもおいしいという想像と戦ったり、財政が破綻した夕張市の病院のベッド数が減ったことで、市民の健康意識が高まりしているらしい。なにかあったら病院にいけばよいと なんとなく想像していると 健康のための努力が難しかったりするなどといったように、人間の〈想像と意志〉が戦いがちだと思います。 人って、他人の価値観や状況に翻弄されがちなんだと思います。 ・・・それが、ある日、なぜか反転する。 ここなんですけど、この蛹から蝶への変貌みたいなことが もっともっと 別な表現方法があるかもしれません。 変わりたいのに変われないでいる自分を 上手に変貌させつづけてゆくために できることが、もっともっとあるような気が、コメントを拝見して思いました。 それから、×やすせなくではなく、〇やるせなく、です。 誤字癖が どうしてもなおらなくて、やるせないです。丁寧に読み込んでいただいて、誤字指摘もしていただいて、感謝しています。ありがとうございます。

湯煙 (2017-07-31):

拝読しました。そうですね。タイトルにある△。この記号が詩的ですが、以下に続く本文は時系列にそって綴られた散文の形式であり、 比喩飛躍なども特に用いず、詠みやすい作品かと思います。それだけに全体からは詩としての趣がもひとつ感じられずに魅力に乏しいとも感じました。呼吸、リズム、そうした韻律というものを意識した置き方を空白改行等により一応はなされた作品かと思いますが、そうした技巧なり修辞が浮いてしまった、必然性はもひとつ乏しい、何をなぜ伝えようとした作品か?。そうした思いを残します。ただ、内容は興味、親しみがあります。夢分析のフロイトやユング、ユダヤ陰謀による野口英世の目についてや、yesあたりのプログレアルバムのjacket等。人類史の一側面である組織とヒエラルキーの形成過程と夢想像力との関係について。 少し触れますが、冒頭から脱字や誤字があり、全体には三ヶ所ですか。やはり詠みの段階で興が逸らされますね。何か意味があるのか否か等、 考え込んでしまうようです。スタッフの方に早い段階で修正の要請を出されたほうがよいかと、老婆心ながら。といっても40代ですが ^^;

るるりら (2017-08-01):

湯煙さま 拙詩を読んでくださったうえにコメントまで よせていただきありがとうございます。 この作品は、比喩飛躍のない作品です。かろうじて 褒めてくださった「呼吸、リズム、そうした韻律というものを意識した置き方」についてですが、それらは わたし自身は意識して書いたのではありません。偶然にも 湯煙さまにとっては呼吸、リズム、そうした韻律に感じられたにすぎないです。わたしからしたら どこの箇所を褒めてくださっているのかも わかずにいます。 なぜ 私が、この詩のようなものを書いたついて疑問をお持ちのようなので 答えさせていただきます。ずばり、自身が 人間関係の上下関係からくるプレッシャーを どう解決してよいかに 迷いがあったからです。人間関係の圧力を感じ どうしたら良い思案すらもできない状況に陥ったときに、どうも私は いつも決まって、大昔に夢の中にでてきたピラミッドのイメージが脳裏に くっきりと浮かぶことに気がつきました。そして、その屈強なピラミッドのイメージを無力化することを、この詩では こころみています。 夢分析のフロイトやユングなら、こんな私に対しても なにかしらの分析をするのでしようね。ユダヤ陰謀による野口英世の目についてや、yesあたりのプログレアルバムのjacket等は、三角形&目との複合イメージですよね。それらを目にする時の私は、いつも (ああ 大昔に見たピラミッドの夢が なぜ忘れられないのだろう)などと、なんとなくではありますがいつも思ってきました。  今回は、私自身が長年抱えてきた私自身がもっている謎のイメージを 作品化することに向き合ってみたに すぎません。 その結果、お目汚しだったようですね。失礼いたしました。どうぞ今後の私の詩活動を長い目でみてやってくださいませ。 誤字脱字の指摘も ありがとうございました。 このサイトでは削除や訂正は 自身ではできません。 削除や訂正は、運営者の方々の判断です。運営の方がお手数でなければ 是非訂正していただきたいと思っています。  ただ、全体で三か所あるとのことですが、わたしの目には まだ一つしか理解できていません。もしよろしければ、どの箇所が 誤字脱字なのかを 教えてやってくださいませ。 ちなみに、 いまの時点で私が理解できている誤表示は、×やすせなくではなく、〇やるせなく、です。

蛾兆ボルカ (2017-08-01):

私は朗読もするので、この詩の言葉の速度とか、染み込みとか、広がり(会場へ言葉が拡がっていくときのナチュラルさ)みたいなことを想いながら詩を読みます。 この作品の、「底辺確保」というフレーズは、オーディエンスを圧倒するよ。その一言のポエジーの炸裂で。 これによって、僕らはピラミッドに閉じ込められたまま、その側面から外を見るのではなく、頂点から見る視点を発見する。 そして、そのピラミッドを九十度立てて、ピラミッドの頂点から星を見る視点で、過去や未来、また空間的な水平方向を見る視点を発見します。 星を見る視線で、隣にいるひとや、過去にいるひとを見ることを見つけるのです。 なるほど、序列や制度の檻は砕け散るよ。 凄まじい、魔法の一言です。それが飛躍ではなく、しっかりした言葉の繫がりで出てくるのは、この場合、僕はプラスに評価します。 るるりらさん、Poetry Japan出ればいいのに。勝てばパリに行けるよ。

蛾兆ボルカ (2017-08-01):

星を見る視線、という言い方では、僕の解釈は語れていないな。 太陽エネルギーを浴びる視線で、水平方向を見ることの発現。と、解釈しました。

蛾兆ボルカ (2017-08-01):

すみせん。 ☓ 発現 ○ 発見

湯煙 (2017-08-02):

るるりらさん。誤字脱字についてですが。 初連にあります、閉じ込めれている 五連にあります、身体に似合う大きさ四角推 が当たるかと。違いましたら申し訳ないですが。 お目目汚しなんてとんでもないですよ。そんな詩作品など存在しないかと。お目目汚しといった日本語はあるのかもしれませんが、私は大嫌いです。なぜ皆簡単に使いはるのか、言明しはるか? いつも奇異に感じます。 こちらこそ、お目目汚し失礼しました ^^; ではでは @、 、、

るるりら (2017-08-03):

●蛾兆ボルカさま 「底辺確保」というフレーズについて、ここまで褒めてくださってとても感謝しています。 悩みというものは あるときは ボジディブに消え去ったかのような気分になりますが、すぐに ネガティブな心情に戻ったりするものですが、【魔法の言葉】とまで 言っていただけたので、私の勇気は 百倍にも二百倍にもなりました。きっと私は、過去のどの時代の自分よりも これから先、より自由に生きてゆくことでしょう。ほんとうに 感謝です。  「PoetryJapan出ればいいのに。勝てばパリに行けるよ。」メモメモぉ。わくわくぅ。調べてみます♪ 太陽エネルギーを浴びる視線で、水平方向を見ることの発見だなんて、そこまで言っていただくと凄すぎです。お天道様も ご機嫌に大笑いしていらっしゃいます。私の実生活の悩みなんて ちいさいことのような気がしてきました。かならず 完全に払拭できそうです。 ほんとうに ありがとうございます。

るるりら (2017-08-03):

●湯煙さま リクエストの誤字指摘をしてくださって、ありがとうございました。確かに 誤字脱字です。 お目汚して言葉は、卑下してて嫌な感じでしたかね。わたし個人の感性だと なんとのお はんなりとした表現の一つだとしか 思ってません。そこのところは ちょっとした ただの感性の違いですから、どうか お気になさらないでください。 【お目目汚し】という表現にしても、わたしは嫌いじゃあないです。なんだか なんとなく 愛らしいです。詩の題名にしたいくらいです。

るるりら (2017-08-03):

●運営の皆様へのお願いです。 お手数ですが、もし よろしければ、改訂原稿を書きましたので、差し替えていただけたら、嬉しいです。 【以下は、改訂原稿】 瞼を閉じると  ピラミッドの中に閉じ込められている自分が 見える ときには 女王としてそこに留まって居ると勘違いしている 奴隷として 居場所のない居場所に存在していると 思う いずれにしろ 想像と意志とが しばし休戦しているときに ピラミッドが そびえたつ 決まって他人の価値観に翻弄され あらがう意志の力が微弱なときに 権威の象徴が現れる なすすべもなく ときには地べたに ひれ伏した思いのまま やるせなく 涙にくれ ノートに 自分の瞳を描く 瞳の中にピラミッドを書く ちいさくちいさく黒いペン先ほどの大きさで  ひとりの人の姿を記す それが私 ある日 いつものピラミッドが 想像と意志とを超えた 草の匂いを嗅ぎ 水を飲み 汗を流し へとへとになって 大の字になる 両腕両足を大きく広げ まぶたをとじて  身体に似合う大きさの四角錐を  空間に想像してみた 底辺確保 と、心が しずかに叫んだ時 全身が目となり クリスタルが はじけた もう なにも こわくない

夏生 (2017-08-03):

こんにちは、るるりらさん!御作にコメントさせて頂きます。 さんかく、ピラミッド、目、三角錐…平面から立体になるところは、心の立ち上がりを感じました。 最初は留まって、滞った心。それが汗水流し、力を使いきることができるようになると、こわいものなしになる。 連の距離は見た目は短いですが、ひと幅一年くらいあるような感じがして。 ひとつ乗り越えた瞬間を見た気がしました。

投稿作品数: 1