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作成日時 2019-10-01
コメント日時 2019-11-07

風が徐々に浮かびあがり 苛立ちも半音下がった 何に向かって吠えている犬 やましくはないと睨み返す 一年中店じまいセールの 物憂げなリサイクルショップ 戦争を知っている店主が 幸せについて哲学しながら 眠ったように生きている 都会の隅の田んぼ一畝 角を曲がれば波打って ここじゃないよと 慰撫される 澄み切った空を仰げば 母親にはなれない哀しみ まぶた静かに閉じれば 身寄りすら愛せぬ悔しみ 到来もなく過ぎ行く季節に うっすらと途方を失う


項目全期間(2020/01/23現在)投稿後10日間
叙情性1513
前衛性00
可読性55
エンタメ22
技巧00
音韻00
構成22
総合ポイント2422
 平均値  中央値 
叙情性55
前衛性00
可読性1.70
 エンタメ0.70
技巧00
音韻00
構成0.70
総合85
閲覧指数:654.8
2020/01/23 21時27分59秒現在
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コメント数(6)
yamabito (2019-10-05):

淡い期待とあきらめのような複雑な心情が上手く文面から立ち上がってくるようです。 人は季節ごとに生まれ変われる気がしますが、現実はそうでもないといったような・・・。 作品としては、各連ごとに色合いの変化があり、技巧的であると感じました。

いまりいまり (2019-10-05):

yamabitoさん 感想ありがとうございます。 私の詩は拙いものですが、主人公が私自身のやつはかなり少ないです。詩を書き始めてまだ2ヶ月くらいなんですが、そのなかでこれだけかな? 技巧的と言ってくださり嬉しいです。詩は感性にまかせてぶちまけるとダメだと思ってるので。それもありなんでしょうけど、わたしは優れた詩は案外左脳で組み立てられてる部分があるのではないかな、と思っています。ありがとうございます。

yamabito (2019-10-06):

連投失礼します。 おっしゃること、よくわかります。 特に私などは感情主体にした詩をよく書きますが、それをそのまま書いてしまうと陳腐になってしまいます。 言いたいことを言ってしまう、あるいは書きたいことを綴ってしまう。それはそれで十分価値のあるものだと思いますが、どれだけ深く抉れるか、という部分を考えると、詩はやはり研ぎ澄まされなければならないなと感じます。 まぁ、いつになったらそんな技巧的なものが書けるのか、私の永遠的な課題です。 つまり、詩を書く楽しさ(ストレス発散とか…)と、芸術としての詩作品の完成度という関係はなかなか両立しませんね。

いまりいまり (2019-10-06):

yamabitoさん 言いたいことをそのまま言ってしまう言葉が詩になっていたら、それはそれですごいなと思います。 たまに、ネットでもちらほらそういう詩を見かけます。これは詩か?て言葉の羅列が、何故かある種の力を持って訴えてくる。それはそれですごいなと思います。 あくまで私の場合ですが、完成度を求めることがある種、楽しいです。でもなかなか、完成度の高いのを書くのは難しい。なんて言ったらいいのか、わたしの場合、完成してしまうんですよね、ある時点で。 あ、この詩はもうこれ以上、「上り詰められないな」「研ぎ澄まされないな」てなっちゃうんです。その詩に対しての現時点での自分自身の限界を、割と早い段階で感じてしまう。だから今のところわたしは、何日もかけてひとつの詩を書くことはまずないです。 ただ、出来上がってしまうことをひとまず完成としても、それが本当に完成度の高い詩であるかは、全く別の話だと思います。

エイクピア (2019-11-07):

最後の途方を失うは途方に暮れるのことかなあと思いましたが、全般的に苛立ちも半音下がったとか、 >戦争を知っている店主が >幸せについて哲学しながら >眠ったように生きている など魅力的なフレーズ、行が多いと思いました。

いまりいまり (2019-11-07):

エイクピアさま 感想ありがとうございます。 魅力的と言ってくださり嬉しいです。 まだまだ精進します。

投稿作品数: 2