作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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まるでシカク   

作成日時 2019-08-16
コメント日時 2019-08-21


項目全期間(2019/11/18現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性44
可読性1313
エンタメ22
技巧11
音韻00
構成66
総合ポイント3030
 平均値  中央値 
叙情性1.30
前衛性1.31
可読性4.30
 エンタメ0.71
技巧0.30
音韻00
構成21
総合1013
閲覧指数:779.9
2019/11/18 08時50分09秒現在
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コメント数(7)
こうだたけみ (2019-08-16):

8/3、ビーレビ公式ツイキャスに呼んでいただきました。聴いてくださった方、ありがとうございます。 その際、即興ゴルコンダ(仮)で「まるでシカク」というお題を出しましたと告知したのですが、そのお題に書いた拙作がこちらです。 「まるでシカク」を視覚化してみました。真ん中に四角い刺客が潜んでいます。あ、丸わかりですか? いやあ、まいった、まいったなあ。 初出:即興ゴルコンダ(仮)20190804 http://golconda.bbs.fc2.com

蛾兆ボルカ (2019-08-16):

おー!なんかコンクリな感じでよいですな! これ、この●を伏せ字とみなして、ここに文字を入れてマンダラみたいな詩を作ってみたくなります。 言葉でモノを考えるタイプのひとは、数珠つながりというか、一次元的にスラーっと考えるのではないか。と、僕は想像してます。それが我々の文学の【かたち】に現れているのだと思うのです。 僕はどちらかというと違うタイプで、思考に飛躍がありますし、述べてる途中で本人はとっくに結論に至ってるので、途中から別ルートをとったりします。 そういうタイプのひとは、今の文学の形より、こういうタペストリー状の形の文学のほうが合ってるのかもしれません。 そんなことを思いました。

こうだたけみ (2019-08-18):

蛾兆ボルカさんへ わわ! ボルカさんからコメントいただけるなんてうれしいです! 思い切りコンクリな感じに振り切ってみました〜。 マンダラみたいな詩! おもしろそうですねえ。私はそこまで考えが及びませんでした。「丸で四角」を作って「まるでシカク」を視覚化し、「まるで刺客」な四角を「丸で死角」に潜ませることまでは思いついたのですが。もう一歩、引かなきゃだめでしたね〜。全体像が見えていなかった。 ボルカさんの頭の中にある〈タペストリー状の形の文学〉がどんなものなのか見てみたいです。とてもおもしろそう! ワクワクします。

渡辺八畳@祝儀敷 (2019-08-20):

この詩の中で四角は「◾️」だろう。 そうだろうか。 四角とは「4本の直線で囲まれた平面上の図形」と定義されている。直線だから線がデコボコではいけない。「◾️」は一見直線(白と黒の境界線)に囲まれていそうだが、パソコンに表示されている以上その「直線」はドットの羅列であり、それ故に完全な直線ではない。 完全な四角は天上のイデア界にしか存在しない以上、「◾️」も「●」の集合体と同じように「四角」ではなく「まるでシカク」でしかない。 そんなことを思わせる作品だった。

ふじりゅう (2019-08-20):

渡辺さんの仰ることと殆ど同じになってしまいますが、四角を「シカク」としたところに本作の真骨頂があるのではないかと考えました。 いわゆる言葉遊び的な作品ですが、「まる」で「シカク」というタイトルセンスは素晴らしいものであるし、その中で一点、真ん中の図形のみ「四角形」になっている辺りに造形美を感じます。

こうだたけみ (2019-08-21):

渡辺八畳@祝儀敷さんへ おお、渡辺さんから長文のコメントもらえた。よっしゃ! ありがとうございます! そういえば、拙作「魚と鳥と兎と すクロール〜TOTO-to-TO-to-TO-to すCrawl〜」のコメントでもイデアの話をされていましたね。私は日文科出身ですが哲学は般教でしかやらなかったので、「あーイデアねえ、授業で言ってたなあ、競馬の話のほうが多かったけど、あのチョビヒゲ先生」程度の知識しかありません。おはずかしい。なので、本作はイデアについて書いたわけではないのだけれども。 たしかに、PCの画面上でも印刷物上でも、四角はドット(●)によって作られますね。〈四角とは「4本の直線で囲まれた平面上の図形」と定義されている。〉のであれば、機械であろうと手書きであろうと完全な直線は引けないし、自然界にある四角も顕微鏡レベルで見れば完全な直線ではない。つまり、本当に完全な四角というのはこの世に存在しないことになります。きっとそれはあらゆる物の形に言えることで、すべてが「まるで〇〇」なのでしょうね。 そう考えると、ボルカさんのおっしゃった〈マンダラみたいな詩〉がさらに説得力を増してきます。イデア論もマンダラも、宇宙の真理を表すのですもの。 ボルカさんも渡辺さんも、作者の意図をはるかに超えた高尚な解釈を自由にしてくださってうれしいです。

こうだたけみ (2019-08-21):

ふじりゅうさんへ 先日のツイキャスでは大変お世話になりました。後で録画を聴いて反省したのですが、事前にいただいていた質問事項への返答をきっちり用意して臨んだため、まるで台本を片手に持って立ち稽古しているようなしゃべりでしたね私。つまり、相手の台詞を聞いていない(余裕がない)。一方的にしゃべってしまってすみませんでした。めっちゃ緊張してたんです。 個人的にはとてもよい勉強になりました。貴重な経験の場を与えていただきありがとうございます。 さて、「円滑水槽」で自作解題をやり過ぎたので、もしかしたら、こうだのはコメントつけづらいなーとか思われていないかしら?と心配しています。 私は自作においては、「作者である私の意図」=「作者である私による解釈」だと思っているので、自作の意図を絶対視していません。作者なので制作過程を知ってはいるけれど、私だって、読者の一人でしかないのですから。 そんなわけで、聞かれれば自作解題をしますが、「私は自作をこんなふうに解釈したよ」と言っているだけなので、ほかの方の解釈と同様「へえ〜そんな解釈もあるんだ。でも自分はこんなふうに解釈したよ」ってな感じで自由に読んでたのしんでいただけたらいいなと思っています。 造形美を感じると言っていただけてうれしいです。視覚詩は、アポリネールのカリグラム、北園克衛や新国誠一の具体詩など、先人によってすでに多くの実験がなされています。後から来た私にできることは、すでに出尽くしているアイデアを組み合わせて新しいなにかを作ること。つまり、デザイン(設計)だと思っています。本作のデザインが美しく見えたのならば、とてもうれしいです。

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